沖縄を舞台にした映画『ホテル・ハイビスカス』のロケ地を、これまで尋常ではないほどに時間をかけて探し続けてきました。そしてついに、ずーっとずーっと見つけられなかった場所を見つけたので報告します。
主人公の美恵子が、登川誠仁さん演じるキジムナータンメーに突然出くわしたシーンのロケ地です。
こんな時期なのでこれからしばらくロケ地を見に行くことはできませんが、映画鑑賞のお供にお楽しみいただけたらと思います。
それからこの記事はかなりネタバレしていますので、先に映画を観ておいた方がいいですよ。
関連記事→沖縄が舞台の映画で一番おすすめしたい『ホテル・ハイビスカス』
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ここまでのストーリーとロケ地おさらい
まずは美恵子がキジムナータンメーと出会うまでのストーリーとロケ地をざっくりとおさらいします。
アメリカへ行った母ちゃんから届いた手紙を、東村宮城のパイン畑の手伝いに行った父ちゃんに届けるために美恵子は大冒険に出かけます。
バスを降りた後、偶然出会った子どもたちと缶蹴りをしていたのですが、日が暮れると子どもたちは美恵子を一人残して帰ってしまいます。
ちなみに缶蹴りをしていたシーンのロケ地は名護市親川だと思います。
過去記事→映画『ホテルハイビスカス』ロケ地めぐり【名護市親川編】
そして独りぼっちになった美恵子が、薄暗い中不安を紛らわすように『森のくまさん』の替え歌を歌いながら歩いていき、突然キジムナータンメーと出くわします。
それが今回ついに見つけたロケ地です。
キジムナータンメーと出会ったのは安波の滝
美恵子が森のくまさんの替え歌を歌いながら歩き、キジムナータンメーと初めて出会ったのは、国頭村安波にある「安波の滝」の前でした。
とここでひとつ注意点を。
今後自由に沖縄旅行やロケ地めぐりができるようになった場合の話ですが、安波へ行く道中、国頭村奥間の道の駅「ゆいゆい国頭」以降はお手洗いやお食事処、コンビニがありません。全てを「ゆいゆい国頭」で済ませておくのが吉です。
映画と同じアングルで撮った写真
さて、ではさっそくロケ地で撮ってきた写真をドヤ顔で紹介します。
映画のスクリーンショットなどは載せませんが、映画を見ながらほんまやほんまやとおもしろがってもらえればと思います。
まずは、ある~日んけつ♪森の中んちょう♪くまさんにんにく♪と歌いながら美恵子が歩いているシーンはこんなアングルでした。
そして、
「くまさんにーでーあーあったんこぶ♪」
「「うわぁっ!!」」
とおじぃと出くわすシーン。
その後、
「知らない人についていったらいけないんだばぁよ!」
と言い放って置いていかれそうになった美恵子が、慌てておじぃに話しかけるシーン。
「名前?名前はなくしたよ」
「え?見つけんでもいいの?」
「見つけんでもいい」
「えー!じゃぁキジムナーのこと知ってるんかぁ?!」
「キジムナーはうちにいるよ。」
「ある~日んけつ♪森の中んちょう♪くまさんにんにく♪」
と、ここでキジムナータンメーの家のシーンに切り替わります。ちなみにキジムナータンメーの家は、名護市久志の久志観音堂がロケ地でした。
過去記事→映画『ホテルハイビスカス』のロケ地に行ってきた【辺野古・久志編】
楽しかった。やっと見つけたぜ。ウヘヘヘヘ
ヒントはタンメーの向こうに映る滝
この場所を探すヒントはキジムナータンメーの向こうに映る細い滝と、『ホテル・ハイビスカス』のロケ地はだいたい本島北部でしょうという勘だけでした。
なのでGoogleマップ上に登録されている本島北部の滝という滝を調べたり見に行ったりしていたのですが何年も見つけられず。でも最近になってGoogleマップの投稿画像が充実してきたことで、安波の滝の存在を知ることができました。
というわけで、これで『ホテル・ハイビスカス』のロケ地はほぼほぼコンプリートかもしれません。嬉しい反面少し寂しいような気もします。
まやー食いおばぁの家は南城市の琉球ゴルフクラブ敷地内と聞いたことがあるのですが、なかなか見に行けずにいます。もしかして違う場所だったとしたら、また楽しみができるんですけどね。
そろそろ他の映画にも手を出さないといけませんね。
『ホテル・ハイビスカス』ロケ地の記事一覧
・映画『ホテルハイビスカス』のロケ地に行ってきた【辺野古・久志編】
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コメント
ついに見つけられたのですね!
僕も探していたのですが、諦めていました。
ありがとうございます。
そうなんですよ!ありがとうございます。
見つけたときの感動といったらヽ(^。^)ノ