沖縄旅行記について
沖縄旅行記は、管理人(クイナがこけた)が夫婦で度々訪れる沖縄での珍道中の記録です。夫婦揃って沖縄が大好きで、2,3泊の旅行から数週間の長期滞在も含めかれこれ30回以上訪れています。
「沖縄旅行記」と何のひねりもないブログ名にしてしまったのは、Googleで“沖縄旅行記”というキーワードがたくさん検索されていたからです。
というのも、実はブログ立ち上げ当初、このブログでがっつり儲けて沖縄にマンションを借りようと目論んでいました。現在住んでいる大阪と沖縄の二拠点生活を夢見ていたのです。
ただ、私にはブログで儲ける才能がなかったようで、今はコメントやSNSのリアクションを楽しみながらマイペースで続けています。二拠点生活の夢はまだ諦めていないですけどね。
記事を書くときにはできるだけ、いつ、どこで、など詳細がわかるように意識しています。おもしろがって読みながら皆さんの沖縄旅行の参考になれば嬉しいです。
よろしくお願いします。
管理人について
ざっくり自己紹介
- ハンドルネーム
- クイナがこけた
- 性別
- 女性
- 年齢
- 1979年生まれ
- 家族
- 夫
- 出身地
- 兵庫県
- 居住地
- 大阪市
- 趣味
- 琉球の歴史を調べること
- 旅行して視野を広げること
- 写真を撮ること
- きまぐれに料理
- 好き・嫌い
- 好き:沖縄、ビール、向田邦子のエッセイ、バレエ
- 嫌い:アラート、けたたましいクラクション、おっさんの怒鳴り声
- 得意・苦手
- 得意:フォトレタッチ
- 苦手:マーケティング、マネタイズ、カテゴライズ
プロフィールになりそうな記事
これも書きました→喜如嘉の高台から太古の入江を眺める【DEEokinawa】
ハンドルネーム「クイナがこけた」の由来
もう何年も前、沖縄本島北部の山原(やんばる)をドライブ中に、左の茂みからひょっこりヤンバルクイナが飛び出しました。
運転していた夫は慌ててブレーキを踏み、ヤンバルクイナも慌てて道を横断。そうとう驚いたのか、道を渡り切ったヤンバルクイナは道路脇の土手を駆け上がろうとして足を滑らせズッコケたのです。
誰にも信じてもらえないかもしれないけど、確かにクイナはこけました。
だから私は、クイナがこけた。
生い立ちなど走り書き
兵庫県の海と山に囲まれた田舎で生まれ育つ。両親は転勤組だったため、イントネーションと味覚は関西から関東ぐらいまでのチャンプルー。(でも赤味噌の使い方はわからない。)
すでにマイペースだった小学生時代
小学生の頃は沖縄と聞いてもあまりピンと来なかった。
沖縄旅行に行ったというクラスの男子が、「沖縄のやつってみんな外人みたいな顔しとった。」と話したのをよく覚えている。今こうやって文字に書くとハラハラするセリフだけど、30年以上前の田舎の、しかもしょうゆ顔だったその子にとっては強く印象に残った風景だったんだと思う。そして私にとっても新鮮な情報だった。
その他小学校の思い出と言えば、給食を食べるのが遅く、掃除時間の直前まで椅子を上げた机に囲まれて半泣きで食べていた。グリンピースは鼻をつまんで飲み込むタイプ。
体育はまったくダメで、マラソン大会って何なのか走り始めるまで知らなかった。だけど音楽の時間はよく褒められた。
有吉京子のバレエ漫画『Swan』を読んだことをきっかけにバレエを好きになる。図画工作の時間につま先立ちの真似をしていて先生に見つかり廊下に立たされたのはいい思い出。いや、まだ思い出にしてやらないからなー。
本を読み夕日を眺めていた中学生時代
中学生の頃、雑誌か何かの片隅に載っていた「沖縄料理~そうめんチャンプルー」のレシピを見て、沖縄料理ってなんだろう。と思う。で、作ってみる。そうめんが団子になる。
国語の教科書に載っていた『字のないはがき』がきっかけで向田邦子のエッセイと出会う。気取らない文章と軽い自虐ネタ、時に世相をぶった切る面白さがツボにはまって、笑いをかみ殺しながら読み漁る。
他にはシャーロック・ホームズシリーズを全巻読破。アルセーヌ・ルパンシリーズも読みかけて、ルパン対ホームズの中でホームズがドジなミスをするという設定が気に喰わず途中でやめる。
海に沈む夕日が綺麗だと思うようになる。部活動は美術部で、この綺麗な景色を誰かに伝えたい。と何枚も海の絵を描こうとしたものの挫折。そうだ。描けなければ写真を撮ればいいんだ。とひらめき、写真に興味を持つ。
高校生時代に一片の悔い有り
高校生の頃、思い出してみれば教室はオーシャンビューで、授業中はひたすら海を見ていた。
夏休み、キャラに似合わず髪を若干ブリーチしてみる。休み明けに即見つかって生活指導の先生に泣くほど怒鳴り散らされる。
自分より手足が長くてバレエ体型の同級生が、同じバレエ教室に入学してきて凹む。6年間習ってボチボチ形になり始めたバレエをやめる。
後にも先にも人生で後悔していることは、この時にバレエをやめたこと。
暗黒の20代前半
短大生の頃、友人の誘いで瀬戸内の島で夏休みの住み込みバイトをする。新鮮なタコは美味しいんだということを知る。
20代に入る頃、就職して兵庫県内で一人暮らしを始める。この頃からしばらく暗黒時代に入る。ナンチャッテ
仕事帰りにビールとチューハイを買い込んでひたすら飲み干し、化粧も落とさず寝落ちするような生活が続く。憧れのアフターファイブってなんだっけと思っていたかどうかは忘れた…。
店に怒鳴り込んで来るクレーマーが怖くて辞め、キレたら怒鳴り散らして暴れる上司に心が壊れて辞め、と職を転々とする。今から思うとあの頃はなんであんなに怒鳴る人が近くにいたんだろうと不思議でしょうがない。
もっと自分に値打ちが欲しいと考え、とある民間の資格を取る。資格取得後、その職種には正社員の募集がほぼ無いことを知る(浅はか…)。
でもなんとか目一杯の時間働ける職場にパートとして勤める。初めてとてもクリーンな職場で可愛がってもらう。職場のオーナー夫人が時々お弁当を作ってくれて、作り方を聞いているうちに料理の楽しさを知る。
なんとなく沖縄を好きになる
20代前半くらいで初めて友人たちと沖縄へ行く。漠然と沖縄が好きだと感じる。
沖縄で求人誌を見ながら沖縄に住もうかとなんとなく考える。でも、青い空と海を横目に通勤生活はつらい。と考え諦める。当時、沖縄のどこを観光したのかはさっぱり覚えていない。
20代後半 自分はまだ本気出してないだけキャンペーン
20代後半に差し掛かった頃、自分の人生について考え始める。
沖縄のことはすっかり忘れて昔からやってみたかったことに片っ端から手を付け始める。以降、自分はまだ本気出してないだけキャンペーンは10年ほど続く。
いつか成功して有名人になってお金持ちになるんだとやみくもに走り出したのがこの時期。
ちょうどこの頃掛け持ちのバイト先でPhotoshop(写真編集ソフト)と出会う。
数千枚の写真を選別し、大量の画像を補正する仕事にやりがいを感じる。理解のある会社で、自分のやりたいことと会社の仕事を同時進行させてもらいながら社員として働くことになる。
やりたいことをさせてもらっている負い目も手伝って、仕事にもがむしゃらに取り組む。
男性中心の職場で上手におだててもらい、初めて人から認めてもらえたと感じる。認めてもらえた感を求めてがんばり続け、一人で仕事を抱え込み、徐々に自分で自分の首を絞め始める。
信頼していた上司が退社し、新しい任務を追加されかけたところでいろんなことのバランスがとれなくなり会社を辞める。
ここでまた自分はまだ本気出してないだけキャンペーンが発動。バイトをしながらやりたい道をやみくもに突き進もうとする。
大阪で引きこもりの30代
30代に入る頃、アーバンなビジネスライフに憧れて大阪へ引っ越す。
彼(夫)と同居を始めるが、引っ越しするまでの数年間で諸々突っ走りすぎて燃え尽きる。大阪で引きこもりがちになる。
しばらく引きこもった後、メンタルコーチングの世界に出会う。自分にとって大切なことや本当に大好きなことを探し始める。もう一度、昔やりたかったけどできなかったことにトライし始める。
トライのかたわら、日本料理店でバイトを始める。めちゃめちゃ可愛がってもらい、日本料理の奥深さや粋さを学ぶ。接客とは人付き合いなんだということも学ぶ。
沖縄が好きだったことを思い出す
あれはおそらく初夏の頃、それまで「沖縄行くんやったら北海道やろー。」と言っていた彼(夫)が出張で初めて沖縄へ行くことになる。帰ってくるなり何かに憑かれたように「一緒に沖縄へ行こう。」と言い始める。
夫婦の沖縄旅行習慣がスタートする。沖縄が好きだったことを思い出す。
初めは年に1回。徐々に2回、3回と旅行頻度が増していく。
初めて首里城へ行ったとき、大和(日本)の城との違いに衝撃を受ける。それまでうっすら聞いたことがあるかも程度だった琉球王国の歴史に興味を持つ。
関連記事→首里城正殿写真寄せ集め
リセットの30代沖縄にハマる
30代前半の頃、職業訓練校でwebデザインの技術を学ぶ。数社の実務経験を経てwebデザインやコーディングなどの在宅作業を始める。
webデザイナーとしてある程度自分の収入を増やせれば、沖縄にも賃貸物件を借りられるんじゃないかと思い、がむしゃらに仕事を頑張る。在宅作業を始めて2年間で15kg太る。
30代半ばを過ぎる頃、独りでがんばり続けないといけない夢や目標は、今叶えるタイミングじゃないんだということに気が付く。それと、昔やりたくてできなかったことに囚われすぎて、今やりたいことを見失っている自分に気付く。
それまでがんばり続けていたことを全部やめる。
その時偶然小耳に挟んだ「今うまくいっていることに力を注ぐ」をやってみようと思う。
“今うまくいっていること”を洗い出してみたら、彼(夫)と行く沖縄旅行計画だけは、なんか知らんけどスムーズに運んでいることに気付く。人生で初めて、今やりたいことが今うまくいくを感覚を知る。
沖縄を好きになって、例えば歴史とか高校野球とか、今まで全く興味のなかったことに目を向けるようになる。沖縄をきっかけにどんどん視野が広がっていく自分に気付く。
そんなことに気付いてしまったらもう…、沖縄愛が止まらない。
これからの夢
なにより沖縄に拠点を作ること。場所は那覇市の壺川あたりがいいなぁ。沖縄に私物を置いておける部屋が欲しいです。(※追記:最近は糸満あたりがいいなぁと思い始めています。)
夫婦で大阪⇔沖縄間を行き来するけど、沖縄の滞在日数を多くしたい。
時間を見つけては沖縄の旧跡を見に行って、その足で沖縄県立図書館に籠って見てきた旧跡について調べたい。そこで知ったことや発見したことを興奮冷めやらぬままブログに書きたい。
地域の人たちの話も聞きたいし、琉球史講座にも参加したい。琉球史の勉強が落ち着いてきたら奄美や薩摩のことも学びたい。
そして沖縄に拠点ができたら夫婦で全国各地、世界各国を旅したい。
日本全国のおいしいものを食べたい。おいしい酒も飲みたい。それぞれの地域の人たちは当たり前だと感じているけど、旅行者にとってはおもしろい(interesting)と感じることに出会いたい。
それはきっとその地域の文化であり魅力だと思うので、その出会いを興奮冷めやらぬままブログに書いて発信したい。
世界中の美しい景色を見たい。そしてまた、その感動を興奮冷めやらぬままブログに書きたい。
旅を終えたら、那覇空港にただいまーと帰ってきたい。
と、今のところこんな感じの夢を抱いている人です。
焦らず楽しくひとつづつ。叶ったことはまたブログで報告しますね。