楽天トラベルで「沖縄県に旅した人が選ぶご当地グルメ・旅めしランキング」が発表されていました。
→沖縄県に旅した人が選ぶご当地グルメ・旅めしランキング【楽天トラベル】
なるほどおもしろい。
ならばこれを自分なりに選んだらどうなるんだろう。と思い立って、私たちが沖縄の食堂や居酒屋で食べた「旅めし」で思い出に残っているメニューをランキングしてみました。
自称酒飲みなので、大人好みの旅めしランキングです。
第5位 てびちそば-バテバテからの復活
第5位は「てびちそば」。
「てびち」は豚の足、豚足ですね。これが沖縄の暑さで疲れた時にめっちゃいいんです。
汗だくになった身体にそばのお出汁が染み渡って、トゥルントゥンのコラーゲンがサラサラっと入ってくる。
とか言いつつ実はワタクシ、つい最近までてびちが苦手な人でした。それがある日、暑さでバテバテだった時に突然てびちが食べたくなりまして、食べたら見事に復活。めっちゃ美味しいし体はシャキッとなるし。それ以来てびちは大好物です。
先ほどの写真は北谷町美浜の「みはま食堂」のてびちそば。ここはさっぱり塩味でした。
読谷村波平にある「花織そば(はなういそば)」のてびちは甘辛しょうゆ味でそれもおすすめです。
第4位 ちゃんぽん-沖縄の癒し系旅めし
第4位は「ちゃんぽん」。沖縄料理の癒し系メニューです。
沖縄でいう「ちゃんぽん」は、白ごはんの上に野菜炒めがたっぷりのっている料理です。これがなんとも優しい味で、ほんのり甘みがあって程よい塩気とスパイシーな風味がごはんに合う。
沖縄の食堂でちゃんぽんを食べていると、「もりもり食べて元気になりなさいよ~」と食堂の母ちゃんに言われている気になります。もりもりたべやさい…
先ほどの写真は名護市大東「ひがし食堂」のちゃんぽん。(写真が雑でスミマセン)
ひがし食堂のちゃんぽんはヒハツ(八重山の香辛料)かな?カツンとスパイスが効いていて大人の味でした。思い出す味です。
他にも豊見城市のファーマーズマーケット内にある食堂「笑輪咲(わらわさー)」では優し~い味のちゃんぽんが食べられます。
第3位 あぐー豚の塩焼-ビールでも泡盛でもさぁ来い!
第3位は「あぐー豚の塩焼き」。もうこれは自称酒飲みにはたまらん一品。
写真は那覇市前島の「割烹喜作」にて、「美ら島あぐー豚の塩焼」。
パッと見、豚バラ肉を焼くだけみたいで自分で作れそうな気がしますが、割烹喜作のこれは炙り加減、塩加減ともに最高です。ビールでも泡盛でもさぁ来い!!
あと、焼き加減はセルフですが、恩納村前兼久の居酒屋「山城亭」ではあぐー豚の焼肉が堪能できます。
あぐー豚は有名すぎるので悔しいですけど、やっぱりうまいです。
第2位 みそ汁-沖縄独自の定食メニュー
第2位は「みそ汁」。またまた癒し系メニュー。沖縄にはみそ汁という名の定食があるんです。
定食の内容はごはんとみそ汁ですが、それはそれは具材たっぷりのみそ汁。
島豆腐、ポーク(ランチョンミート)、キャベツ、菜っ葉、etc…で、極めつけにたまごが落としてあります。野菜とポークのうまみがお出汁に出ていて汁もおいしいんです。二日酔いにもgood!
先ほどの写真は那覇市繁多川の食堂「ざっくばらん」のみそ汁。
関連記事→那覇市繁多川の食堂ざっくばらん
第1位 大東寿司-空港でも買える絶品旅めし
そして第1位は、「大東寿司」。これはぜひ一度食べてみてください。絶品です。
おすすめのお店は先ほども紹介した那覇市前島「割烹喜作」。ネタはマグロや旬の魚をヅケにしてあって小ぶりのシャリと一体になっています。
沖縄の酢飯は内地とは少し味が違う気がします。酸味と甘みが強いのかな?さっぱりしていて暑さで食欲がない時でもパクパク食べられるんです。初めて食べた時には感動しました。
宴序盤の“おしのぎ”にもぴったり。
割烹喜作の大東寿司は那覇空港国内線の出発ロビー「BLUE SKY」でお持ち帰りを買うこともできます。
→「ブルースカイ」(那覇空港 21番ゲートショップ)の詳細【食べログ】
沖縄料理はぬちぐすい(命薬)
こうやって思い出しながら書いていると、沖縄料理は沖縄の気候と一緒に発展してきた食文化なんだとしみじみ思います。
暑さに疲れていてもしっかり食べられて、胃腸が弱っていてもゴクゴク飲めるお出汁。
食べて飲んだらまた、たくさん汗をかけるから熱が身体にこもらない。「チャーガンジュー(いつも元気)」の源ですね。ぬちぐすいーやさー。(ぬち=「命」、ぐすい=「薬」)
そんな料理を食堂の母ちゃんに作ってもらったら、愛を感じずにはいられないです。
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