2024年2月13日、石垣島8日間滞在5日目。
この日は午前中にレンタカーを取りに行き、午後から石垣島の絶景スポットめぐりへ。
石垣島の最北端から帰りは西海岸側のルートで“裏川平”あたりの景色を楽しみました。
この滞在一番と思える絶景あり、天気悪くて悔しい思い出ありですが、どの場所も条件さえそろえば素敵な景色が見られるスポットなので、ぜひ旅の参考にしてください。
(この滞在のダイジェスト記事→石垣島8日間滞在ダイジェスト-1週間いたけど飽きる暇がなかった)
(関連記事→石垣島絶景スポットめぐり-島の西側編(夕日スポット多し))
曇りでもきれいなんだけど「玉取崎展望台」はスルー
石垣市白保の「Jネットレンタカー新石垣空港店」を出発して、一気に北部方面へ。
最初に立ち寄ったのは「玉取崎展望台」でした。
立ち寄ったというか、ナビもセットせずに慌てて出発したら、停車できそうな場所を見つけられず直行する羽目に。途中立ち寄りたかった場所も、いろいろ通り過ぎてましたわ。
玉取崎展望台は前回の旅行で来たときにドン曇りで、いつかリベンジしたいと思っていた場所。ところがこの日もドン曇りだったので展望台には行かず、お手洗いだけ借りて次へ。
一応、前回撮った写真を載せておきますね。曇っててもきれいなんですよ。
(前回2023年4月の記事→のんびりすごした日-石垣島北部をドライブ【石垣島旅行4日目】)
ランチは「新垣食堂」の牛そば
そうこうしているうちに時刻は11時過ぎ。
ランチをどうしようか模索した結果、石垣市伊原間の「新垣食堂」へ。
ここは“牛汁”が有名な食堂で、メニューは牛汁定食、牛そば、ビーフカレーのみ。かなりの人気店らしく11時半過ぎには満席でした。
15分くらい並んで、私が注文したのは牛そば。
てっきり牛の脂のモタっとした甘さがあるのかと思っていたら、意外や意外、キリッとしてしっかり味。牛独特の濃いだしで味付けはしょう油?なんだと思う、たぶん。
ホロホロに煮込まれた牛肉とホルモン、そしてゴロゴロ入った野菜にもしっかり味が染みていて、麺がすすむすすむ。あっという間に完食でした。〆にごはん入れたかった。
夫が注文したのは牛汁定食。
牛そばのそば抜きか?と思いきや、スープの味が少し違うような気がしました。たぶん麺が入らない分スープに雑味がないみたいな感じだったかと…。
牛そばも牛汁もちょっと塩が強い気がしましたが、汗ばむ季節にはちょうどよさそうです。ま、塩気の感じ方は食べる側のコンディションによりますしね。
おいしかった。ごちそうさまでした♪
石垣島北部のくびれに歴史あり「船越漁港」
せっかくこの辺に来たので、海を見に「船越漁港」へ。
この辺ってどの辺よってな。石垣島北部の一番くびれたところです。
船越漁港の近くにはその昔、船越村(方言では舟越屋(フナクヤー)というらしい)があったそうです。
船越村は、西側の伊原間湾と東側の長田浜の間を舟を担いで行き来したことから船越という地名になったんですって。
今では旧暦5月のハーリー(爬竜船競争)のときに実際に舟を運んでその歴史を伝えているそう。見に行きたい。
そんな歴史は後から知ったことだけど、船越漁港から見える伊原間湾はとてもきれいで、それを見られただけでくびれのとこ来てよかったと思いました。
午前中は小雨がパラつくほどのドン曇りだったのが、いい感じで青空が見えてきましたよ~。
泣く子も黙る?!絶景「平久保崎灯台」
さて、ここにきてようやく本気の絶景ドライブをスタート。
ここだけは絶対行くと決めていた石垣島の最北端「平久保崎灯台」へ。
移動している間に天気はどんどん回復してきて、海が見えるたびにウヒャー!ウヒャー!大騒ぎ。
テンションあげあげで駐車場に到着。いざ車を降りて最初に目に飛び込んできた景色がこれでした。
今までキャッキャはしゃいでいたのに、あんまり感動するとおとなしくなるもんですね。しばらくは無言でただただ写真を撮るのみ。
泣く子も黙る…いや、はしゃぐ大人も黙る絶景です。
そして普通に歩けば1分の距離を、無駄に写真を撮りまくって5分後、ついに石垣島最北端へ。
そういえば平久保崎灯台は、BEGINのエッセイを基にした映画『恋しくて』(中江裕司監督)のロケ地でした。映画のシーンと同じアングルは近すぎて無理だったけど、DVDジャケットにはこんな感じで登場しています。
平久保崎にいる15分ほどの間に同じような写真、撮ること27枚。
どんだけ感動してんねんて話だけど、私にとってここがこの滞在一番の絶景でした。恥ずかしながら珊瑚が美しいと感じたのは初めてかも。
この珊瑚の青い海を!もっと見たい!とか、よくわからん熱血なことを考えていました。
一旦落ち着きましょうね~。
静かで美しい明石集落の「明石共同売店」と「明石海岸」
続いて目指したのは明石(あかいし)集落。
明石には共同売店と、観光客にあまり知られていない海岸があるとGoogleマップで知ったので、見てみたかったのです。
集落に着いたらまずは「明石共同売店」へお邪魔。
ここで“あかいしブレンド”とPOPに書いてあったブレンド茶を買いました。
月桃とレモングラスの香りが爽やかでかなり好きなタイプのお茶でした。
そして「明石海岸」。
若干不安になるくらい長い林がパッと開けて海岸に…出たはいいけど曇り空~。
でもGoogleマップにあった通り明石海岸はとても静かで、なんだか沖縄本島東海岸の安部浜(アブバマ)と似ているなと思いました。アブバマ好きなんです。
(関連記事→沖縄思い出写真-本島北部(ほぼ名護)の風景8枚+α)
その後プラっと歩いてみた明石集落も静かで緑が豊かで手入れされていて、この集落好きだなぁ。と思いました。
公民館近くの広場で見つけた拝所(御嶽なのかしら?)がなぜか気になって仕方がなかったので、お邪魔してます。とご挨拶して写真をパシャリ。
「米原海岸」でリベンジを誓う
さて、ここからは一気に南下。
先ほどの船越漁港を過ぎた辺りで西海岸の道を行き、「米原海岸(よねはらかいがん)」を偵察。
米原海岸は、観光ガイドブックに“島人が海を眺めにやって来るほど美景!”と書いてあったので、相当期待していたのですが…
引き潮だったかぁ~。そして雲多い!
でもまぁ、また今度、天気のいい日に満潮を見計らってリベンジします。
偶然見つけた穴場スポット?“裏川平”
と、ここで偶然見つけたのが“裏川平”。裏川平って勝手に自分たちで命名しました。
えっと、なんて説明すればいいのか…道路脇の駐車場からあの川平湾を見渡すことができるんです。
めっちゃいい景色やーん。ここ絶対穴場やわ~。と思ったので誰にも教えないつもりでいたら、すでに有名なスポットみたいですね。
Googleマップにも「川平湾を望むパーキング」で登録されていました。
ウユニ塩湖っぽくできなかった「川平湾マングローブ」
裏川平の駐車場で写真を撮っていると、車が一台、駐車場横の細い道を入っていきました。
その先に何があるん??と驚いて調べてたところ、Googleマップに「川平湾マングローブ」というピンが。
どうする?Goする!
というわけでたどり着いたのは、
引き潮だったかぁ~。な、川平公園の向こう岸でした。
さっきから引き潮続きなのがなんだか悔しくて、引き潮でもうまいこと撮ればウユニ塩湖みたいな写真になるかもとか頑張ってみたけど無理でした。
で、最後はお決まり、小道から振り返ってパシャリ。
ここもまた満潮時にリベンジします。
ただ、裏川平の駐車場からマングローブまでの道は本当に狭くて、対向車が来たらバックしないと避けられない感じでした。車の両サイドを枝葉にワッサーと撫でまわされるような道なので、くれぐれもご注意を。無理しないでね。
さて、川平湾マングローブを満喫したところで時刻は16時前。
この日のドライブはこれにて終了。
ほぼ午後からのスタートになってしまった割にはかなり遊んだ一日でした。いや~満足満足。
ちなみにレンタカーはレンナビで予約しました。
ガイドブックは地球の歩き方シリーズを持っていきましたよ。
関連記事→沖縄でレンタカーを安く借りる方法
(この滞在のダイジェスト記事→石垣島8日間滞在ダイジェスト-1週間いたけど飽きる暇がなかった)
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