2025年6月に訪れた与那国島での食事についてまとめました。6月30日から7月2日まで3日間の話です。
以前書いたダラダラ旅行記の内容と重複してるんですが、情報だけ欲しい人もいるかなと思いまして、旅行中の食事だけをまとめた記事を書きました。
簡潔にまとめるつもりが、つい熱く語ってしまって文字数多いです。あと、お腹空いてるときに読んだらグーグー鳴りやまないのでご注意を。
(与那国島旅行2泊3日の詳細と体験記事一覧はこちら→初めての与那国島旅行2泊3日-離島初心者の初心メモ)
(ダラダラ旅行記初日編→那覇空港乗り継ぎで与那国島へ-日本最後の夕日を見て乾杯!(与那国島旅行1日目))
与那国島旅行初日-夕食は居酒屋「海響(いすん)」
6月30日(月)。与那国島旅行初日の夕食は久部良の居酒屋「海響(いすん)」へ。

居酒屋「海響(いすん)」
注文したのは、
- カジキとハラゴの刺身(ハラゴ=カジキの腹の部分)
- 与那国産島らっきょうの天ぷら
- 与那国焼きそば塩あじ
- 近海魚のバター焼き(アカマチ)

「海響(いすん)」で注文した料理
カジキの刺身はとってもあっさり。ハラゴは皮に歯ごたえがあって魚の風味が強め。魚好きにはハラゴの方が満足感あるかも。
刺身にはワサビの他に練り島唐辛子みたいな薬味が添えられていて、それが激辛でした。箸先でチョンとなめただけでずーっと口の中が辛いんですけど、それがそのあと食べるすべて料理のアクセントになる…みたいな。やみつき系の薬味。
島らっきょはホクホク。焼きそばは麺が与那国そば?(八重山そば?)でホッとするくらいベストな塩加減。アカマチのバター焼きは甘めの甘醤油みたいなタレ?とバターの塩気とのハーモニーがたまらんかったです。
お料理はどれもおいしかったです。まぁ、アカマチは大きすぎたけど、それしかなかったということでお値段かなりサービスしてくれたみたいです。ありがたい。
(初日の旅行記→那覇空港乗り継ぎで与那国島へ-日本最後の夕日を見て乾杯!(与那国島旅行1日目))
ちなみにドリンクはオリオン生をジョッキで。それと泡盛はどなんを1合。
「海響(いすん)」の予約は1か月前に電話しました。支払いは現金のみだったと思います(2025年6月時点)。
与那国島の居酒屋は予約必須です。商店のお惣菜も早く売り切れるしコンビニもないのであぶれたらそこで試合終了ですぞ。
2日目の昼食は「漁協食堂」
7月1日(火)。旅行2日目の昼食は「漁協食堂」。

「漁協食堂」
ここでは刺身定食とフライ定食を夫とシェア。

刺身定食

フライ定食
刺身定食の刺身は、カジキとハラゴの他にマグロ?となにか白身の魚が思ったよりたくさん盛られていました。
フライ定食の地魚のフライはサクッとしてふわっふわ。お魚の種類は聞き損ねました。
どちらの定食にもついていたカジキの竜田揚げが、絶妙な味付けとカリふわベストな揚げ具合で感動しました。先日自宅で魚の竜田揚げを作ってみましたが、あんな絶妙な下味は付けられませんでした。漬けすぎると身が硬くなるんですよね。
って話がそれました。
漁協食堂は11時ごろに予約なしで入りました。オープン直後でしたがすでに4組5組お客さんがいたと思います。
運よく窓に向かって座れたら、すっごい青い漁港が見えますよ。

「漁協食堂」の窓から見えた漁港
(2日目前半の旅行記→与那国島を観光した日その1-漁協食堂・西崎・比川集落(与那国島旅行2日目))
2日目の夕食-与那国島で買い集めたお惣菜で部屋飲み
2日目の夕食は与那国島の商店でお惣菜を買って宿で部屋飲みしました。
買い集めたお惣菜は、
- カジキ刺身(玉城鮮魚店/崎原商店)
- つきあげ(上原かまぼこ店/崎原商店)
- 鶏唐揚げ(まんすやー くゆき)
- にんじんのラペ?(まんすやー くゆき)
- いなりずし(まんすやー くゆき)
- もずく天ぷら(漁港食堂)

与那国島で買い集めたお惣菜の数々
与那国島に来てから立て続けにカジキの刺身を食べてますね。だけど、玉城鮮魚店の刺身が一番好みでした。あっという間に完食。
つきあげは与那国島の「上原かまぼこ店」のもの。魚のすり身を油で揚げた、鹿児島でいうところの“つけ揚げ”、沖縄の言葉では“チキアギー”かな。小ぶりだけど身がギュッと詰まって食べ応えがありました。ビールのお供にサイコー!
刺身とつきあげは祖納の「崎原商店」で買いました。かなり品揃えのいい大きな商店で、クレジットカードが使えます。(2025年7月時点)

「崎原商店」
唐揚げとにんじんのお惣菜といなりずしは祖納の「まんすやー くゆき」というお弁当屋さんで買いました。支払いは現金のみ。(2025年7月時点)

「まんすやー くゆき」
唐揚げはたしかニンニク控えめだった記憶。それがおいしかったです。にんじんラペ?はにんじんシリシリかと思っていたら、爽やかな酸味のサラダみたいな味でした。暑い日にはこういうのを体が欲してるんですよね。
それから、いなりずしも爽やかでおいしかったです。疲れた体に染み渡る清々しいいなりずし、夢中になって食べました。
もずく天ぷらはお昼に定食を食べた「漁協食堂」でテイクアウトしました。
もずくたっぷりの天ぷら4つ。重ならないようにわざわざ2パックに分けて、ホイルに包んだお塩まで付けてくれました。ありがたい。おいしかった。お店に入って生ビール一杯飲みたかったんだけどな~。汗だくすぎてなんせ早くシャワーを浴びたくて…
そうそう。この日のお惣菜集めといい、最後、もずく天ぷらにたどり着くまでが大変だったんですよ。ちょっと語っていい?
与那国島のお惣菜探しに苦労した話
与那国島のお惣菜探しは2日目の観光途中に始まったわけですが…
(2日目後半の旅行記→与那国島を観光した日その2-ティンダバナ・東崎・ナータ浜など(与那国島旅行2日目))
祖納集落の商店へ行けばなんとかなるでしょうなんて甘いことを考えていたら本当に甘かったです。
時刻は15時半ごろ、まず向かった「生活雑貨の店 ふく」では、お惣菜らしきものはほぼなし。

泡盛が豊富な「生活雑貨の店 ふく」
次に向かった「まさえ商店」には、ホットスナックが少しだけ。

与那国島グッズも並ぶ「まさえ商店」
ただ、しばらく店内の様子をうかがっていると、どうやら弁当やお惣菜をこれから並べ始めるっぽい雰囲気でした。
ならば商店じゃなくてお総菜屋さんみたいのないかしらとググって見つけた「まんすやー くゆき」でようやく唐揚げやいなりずしなどをゲット。それでもメインの商品は売り切れてしまったような雰囲気で、かなり残り少ない中から選びました。
そして16時半ごろ、最後の砦「崎原商店」へ。お惣菜はほぼなかったですが、玉城鮮魚店のカジキ刺身をゲット。
こう書くと順調に見えるけど、すでに1時間かかってるんですよね。
ここで一旦観光に戻ったあと、どうしても食べたかった天ぷらを探して18時ごろ、久部良の居酒屋めぐりを開始。居酒屋のテイクアウトを狙ったわけですが…。
1軒目に目指した「海人食堂」では、お店をのぞく以前に、昼も夜も要予約!というような貼り紙を入り口で見て挫折。
2軒目は天ぷらがおいしいとクチコミで見た「小料理にちばらてぃ」に電話するも、今日はお客さん一杯なのでテイクアウトは無理です。とのこと。あぁそっか…フェリーよなくにが到着する日(火曜日)だもんなぁ。と、このとき思いました。
そして3軒目、宿泊している宿の目の前にある「漁協食堂」で聞いてみたところ、運よくもずく天ぷらにありつけたというわけ。
ちなみに「漁協食堂」の夜営業は不定期みたいです。ほんとに運がよかったんだわ…。
貴重な滞在時間を小二時間ほどお惣菜探しに費やしてみて、たぶん、それぞれのお店にお惣菜が並ぶ時間帯があるんだろうなと思いました。それもお惣菜が余らない程度に少しだけ並ぶんじゃないかなと。島の勝手がわかっていない私たちはそのタイミングを見事に外していったんでしょうね。
まぁまぁ、それも、今となってはいい思い出。もう一度与那国島に行ってもお惣菜選手権すると思いますたぶん。
3日目最終日の昼食は「わかなそば」
さて、7月2日(水)。与那国旅行最終日の昼食は、比川の「わかなそば」へ。
わかなそばは、与那国島の製麺所「前盛そば」の麺を使っていると知って目指しました。
お店に到着したのは11時半過ぎ。一瞬、閉まってるのかと思ったけど蛍光灯の光が見えたので店内へ。

「わかなそば」
この時点で先客は1組だけでした。
メニューは、わかなそばとごはんのみ。
私はたぶん並盛を注文。

わかなそば並盛
わかなそばおいしかったなぁ。
豚骨だと思われる白濁したスープは少し薄味に感じるくらいまろやか。だけど三枚肉を一緒に食べると程よい塩加減になってたまらなくうまかったです。三枚肉は決して塩辛いわけではなくて、甘辛い味付けが脂の甘みと相まってちょうどいいんですよ。途中、白ごはんにねぎと三枚肉で頬張ると、膝を打つおいしさでした。
笑いながら食べると頬っぺた噛んじゃうから気をつけて!
「わかなそば」は調理から接客までお母さん一人でやってるようなので、時間に余裕があるときにぜひ。あと、お店に入って5分もしないうちにいろんなお客さんが続々と入ってきてなかなかカオスでした。心に余裕があるときにぜひ。
駐車場はお店のすぐ西隣にありました。あと、クレジットカードの機械が調子悪かったらしく現金で支払いました。
(3日目前半の旅行記→ちょこっと歴史探訪とかダンヌ浜とかおいしいそばとか(与那国島旅行最終日-前半))
以上、与那国島旅行2泊3日の食事まとめでした。
朝食は宿泊した「シーサイドイン太郎丸」さんがパンとコーヒーなどを用意してくれました。
あぁ、楽しかったな。また行きたいな。また食べたいな。
予約必須だったり商店をはしごしたり不便なことは多いけど、それを上回る魅力いっぱいの島でした。これを書きながら写真を見返していたら、少しボーっとしてしまったわ。あー与那国島行きたい!
(与那国島旅行の詳細&体験記事リスト→初めての与那国島旅行2泊3日-離島初心者の初心メモ)
(旅行初日のダラダラ旅行記→那覇空港乗り継ぎで与那国島へ-日本最後の夕日を見て乾杯!(与那国島旅行1日目))

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