2019年10月17日放送のあさイチで、沖縄料理の特集『JAPA-NAVI 沖縄の“食”には知恵がいっぱい!』が放送されました。
なので今日は番組中で紹介されたお店をおさらいします。詳しい番組内容についてはNHKの公式サイトにアップされていたのでそちらを参考にしてください。
→あさイチ『JAPA-NAVI沖縄』【NHK公式サイト】掲載終了
この記事はロケ地になったお店を中心に紹介していきます。
ヨナグニウマ乗馬体験は「うみかぜホースファーム」
コーナーの初めにヨナグニウマの乗馬体験をしていました。
ヨナグニウマと遊べるのは、南城市玉城の「うみかぜホースファーム」。
馬に乗ったまま海に入れるプランは10月下旬までなんだそうです。2019年は終了しているそうなのでまた来年ですね。
ばくだんおにぎりの「西南門小カマボコ屋」
「食」のコーナーで最初に向かったのは糸満市西崎の「道の駅いとまんお魚センター」。
ここで紹介されたのが、かまぼこの中におにぎりが入っているばくだんおにぎり。
ばくだんおにぎりのお話しを聞いていたのはお魚センター内の「西南門小カマボコ屋(にしへーじょーぐゎーカマボコ)」です。
ここのカマボコおいしいですよ。ばくだんは次見つけたら試してみよう。
ちなみにお魚センターは糸満のファーマーズマーケット「うまんちゅ市場」と同じ敷地内にあります。
関連記事→糸満うまんちゅ市場-沖縄ファーマーズマーケットの魅力を語る【その1】
かちゅー湯のかつお節店は「松本商店」
その後は那覇市の市場本通りに向かいました。訪れたのは商店街のかつお節店「松本商店」。
ここで「かちゅー湯」が紹介されましたね。
かちゅー湯はおいしい。二日酔いの朝になんか最高。今まで何度救われてきたことか…。
関連記事→沖縄で二日酔いになったら…命薬(ぬちぐすい)の沖縄料理
松本商店の場所
沖縄の定番調理器具「しりしり器」
沖縄では一家に一台あるという調理器具は「しりしり器」。
しりしり器の穴にはいろんなサイズがあるんだそうです。
番組で紹介されたのは、3mm、6mm、8mm。
3mmは大根サラダなど、6mmはごぼうのきんぴら、8mmはジャガイモのガレットなどに向いているとか。ガレットってなんだ?と思ったけど洋風のチヂミみたいなやつですね。
ちなみに糸満出身の池間アナは、にんじんしりしりには6mmが合うと、家庭科で教わったんだそうです。
しりしり器は便利ですよ。長芋短冊的な一品もシャシャシャと作れます。
琉球料理家の嘉陽かずみさん
しりしり器を使った料理を教えてくれたのは琉球料理家の嘉陽かずみさん。パパイヤイリチーを作っていました。
パパイヤイリチーはおいしいんですけど上手く作れたことがないんですよね。あさイチのサイトにレシピが載っていたので今度試してみます。
→あさイチ『JAPA-NAVI沖縄』【NHK公式サイト】掲載終了
嘉陽かずみさんは料理教室の他に、沖縄料理体験などもされているようですね。
黄色いゴーヤーは甘い-カラベジ活用の「南の駅やえせ」
さて、次に向かったのは八重瀬町具志頭の「南の駅やえせ」。
最初に森のアイスクリームといわれるアテモヤが紹介されていました。
アテモヤは甘いです。うまいです。見つけたらぜひ食べてみてください。おすすめです。
関連記事→沖縄でアテモヤを食べてみた
それで八重瀬町は八重瀬で育つ色とりどりの野菜を「カラフルベジタブル=カラベジ」と呼んでPRしているんだそうです。
そこで紹介されたのは熟して黄色くなったゴーヤー。黄色いゴーヤーは甘くて種もクコの実みたいだというお話しでした。
熟したゴーヤーの種は昔食べてみたことがあります。確かにねぇ。甘かったですが、ちょっとボヤーンとした甘さに感じたんですよねぇ。
それに黄色いゴーヤーは食感がモロモロっとするので苦手だったんですけど、番組で紹介していたらっきょう酢で炒めるレシピは興味があります。酢と合せて炒めるなら味が引き締まっておいしいかもしれないですね。りんごみたいって言っていました。
今度熟させちゃったときにでも試してみよう。
秋の沖縄ハイキングコースは「ガンガラーの谷」
お次は秋の沖縄で楽しめるハイキングコースの紹介。
番組で紹介したのは南城市玉城の「ガンガラーの谷」を散策する1kmほどのコースでした。
ガンガラーの谷ではトトロが傘にしていたクワズイモの葉や、樹齢150年以上といわれる大主ガジュマル(うふしゅガジュマル)が見られるそうです。
ガジュマルは歩くって、沖縄でよく聞きますね。
散策が終わったら、ガンガラーの谷内の「ケイブカフェ」でまったり過ごすのいいですよね。
牧志公設市場の豚肉専門店「照光精肉店」
最後に訪れたのは現在仮設店舗に移転中の「第一牧志公設市場」。
そこでお話しを聞いた豚肉の専門店は「照光精肉店」。
沖縄では豚の背脂から自家製ラードを作る家庭も多いんだそうです。ちなみに背脂は1.2kgで200円。
野菜炒めにラードを入れるとコクが出るのでお肉も少なめで大丈夫と言っていました。
確かに沖縄の食堂で食べる野菜炒めは独特のパンチというのか風味があっておいしいんです。どうやって作るんだろうと思っていたのですが、ひょっとしてラードだったのかもしれない。
ラードをとった後の背脂は、塩を振ってあんだかしーというおやつにするそうです。おやつとして食べる以外にもみそ汁にも入れるとか。
試したことないですが、あんだかしーをお好み焼きに入れたらおいしいんじゃないかしらと思いました。
あんだかしーは最初苦手だったけどうま塩味を食べてハマりました。
さてさてこれで全部かな。
なかなか早い展開だったのでメモしながらついて行くのに必死でした。
沖縄の食の素晴らしさはテレビで見るよりも、実際に食べてみて初めて納得することが多いですからね。あんまり映えないかもしれないけど、理に適っているというのか。
とそんなことを考えていたら突然、あんだかしーをつまみながらビールを飲みたい!という新たな野望が芽生えたのでした。
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