2023年12月31日放送のドラマ「孤独のグルメ2023大晦日スペシャル 井之頭五郎、南へ逃避行『探さないでください。』」の沖縄ロケ地をおさらいします。
大晦日スペシャルの大まかな内容は、主人公・井之頭五郎がテレビの出演依頼を振り切るために沖縄へ逃避行。その後ひょんなきっかけで台湾へ飛ぶはめになるお話。
この記事では、沖縄ロケ地だけをマニアックにおさらいします。
井之頭五郎は沖縄で食堂「ちまぐー」、「金城パーラー」、レストラン「マイハウス」を訪れていました。
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井之頭五郎がくつろいでいたビーチは読谷村ニライビーチ
東京から沖縄へ逃避行してすぐのシーン、井之頭五郎がパラソルの下でくつろいでいたビーチは、沖縄本島中部読谷村のニライビーチでした。
井之頭五郎がくつろいでいたニライビーチ（読谷村）
その後、ハワイアンなBGMとともにくつろいでいたプールサイドは「ホテル日航アリビラ」ですね。
なんでBGMがハワイなんだろうと思ったら、ハワイに行ったかと思わせといて実は沖縄みたいな演出だったのかな？そこに突然エイサー隊が現れて巻き込まれる？みたいな？？
ま、なにせよ、井之頭五郎を巻き込んだエイサー隊は読谷村の楚辺青年会のみなさんでした。
楚辺青年会旧盆のエイサー
ピタピタのTシャツで深呼吸していた橋は古宇利大橋
そしてオープニング映像明け。井之頭五郎はピタピタのTシャツを着て今帰仁村の「古宇利大橋」で深呼吸していました。
井之頭五郎が車を停めていた古宇利大橋南詰展望所から
Tシャツは美ら海水族館で買ったとつぶやいていましたね。間違って子供用のXLを買ったとか。
ここで“腹が…減った。”発動。最寄りの街へレンタカーで出発しました。
レンタカーはMINIクーパー。オープンカーでしたね。エンドロールを見た感じ、那覇の「セレブレンタカー」で手配したのではないかと。
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孤独のグルメ沖縄1軒目は今帰仁村の食堂「ちまぐー」
さていよいよ孤独のグルメin沖縄1軒目。
井之頭五郎がたどり着いたのは今帰仁村の食堂「ちまぐー」でした。
注文したのはちまぐ定食。
トロトロのちまぐ唐揚げに甘辛醤油のたれを絡めた一品。厚揚げも添えてありました。おいしそー。
そして他のお客さんにつられて注文したのは、“世界一美味しい”ふーちゃんぷる。
定食にチャンプルーを追加注文したらごはん2つ来ちゃうよ？と思ってハラハラしたけど、フーチャンプル単品でしたね。単品注文できるんだ。ドラマ用かしら。
でもいい感じの食堂。行ってみたいです。
ちなみに、食堂のお母さんたちと一緒に俳優の吉田妙子さんが出演していました。
吉田妙子さんは沖縄が舞台の映画やドラマで大活躍されているうちなー俳優です。確かNHKの朝ドラ『ちむどんどん』にも出演していたはず。
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井之頭五郎がてーげーずと出会ったのは「うみそら公園」
ここから舞台変わって名護市。
“12月30日名護市”というテロップの背景には名護城公園から望む名護市街地が映っていました。たぶん、たぶんだけど名護城公園の天上展望台から撮ったのではないかと…。
続いて名護市営市場、
名護市営市場
からの、名護市観光協会のカット。あの場所は観光協会というか「ナゴラブ」という観光案内所？っぽいです。名護市営市場の敷地内にある施設でした。
そしてそこでアクティビティの相談をするうちに、なぜか生い立ちからヒアリングされる井之頭五郎。
観光協会を出た後、遊び方がわからないと嘆く井之頭五郎が沖縄民謡グループ「てーげーず」に出会ったのは那覇市の「波の上うみそら公園」でした。…名護関係なくなっちゃった？！
波の上うみそら公園で見た夕日
なんで？なんで急に那覇？と思っていたら、この後てーげーずを乗せた車が名護市内を走っていたので名護の海という設定で那覇ロケしてたんですね。
てーげーずの車が走っていた名護のひんぷんガジュマル付近
そして一行は名護市数久田の海沿い国道58号を通って那覇方面へ。というストーリー。ちょっと待って！井之頭五郎、レンタカーどうしたん？
た、たぶん初日に返したんだはず…。
黒糖ミルクぜんざいは残波岬「金城パーラー」
てーげーず一行が、移動の途中にぜんざいを注文していたのは読谷村の残波岬にある「金城パーラー」でした。
最初は断っていた井之頭五郎も、結局黒糖ミルクぜんざいを注文。
沖縄ぜんざいは、かき氷に甘く煮た金時豆が入っていてとってもおいしいです。だけどドラマでは風の強い屋外で食べててちょっと寒そうと思っちゃった。
この後、てーげーず一行が乗った車が畑広がる道を水平線に向かって走っていく沖縄らしい映像がありました。このシーンのロケ地は読谷村波平だと思います。
てーげーずのライブロケ地は那覇「Cozy Beach Club」
さて、ところ変わって宜野湾市。
“沖縄県宜野湾市”というテロップの背景、宜野湾を海まで見渡す景色は宜野湾市大山のホテル「The Grand Hotel Ginowan」から撮影したのではないかと思います。
宜野湾にこんなホテルあるの知らなかった。オーシャンビューじゃないか。
その後、鳥瞰で映った海辺の施設は那覇市波の上うみそら公園内にある「Cozy Beach Club」でした。
井之頭五郎はここで“チョンダラー”となって、てーげーずのライブに参加することになりました。てーげーずのライブ会場ロケ地も「Cozy Beach Club」です。
ちなみに、てーげーずのセンターは国仲涼子さん。俳優さんにいつまでも昔の役を重ねるのは申し訳ないんですけど、でもやっぱり国仲涼子さんといえば『ちゅらさん』のえりーですよねー。てーげーずでも明るい無茶振りしてるところがえりーっぽくてかわいかったです。
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（関連記事→『ちゅらさん』ロケ地めぐり-初めての小浜島 日帰り散策（前編））
ライブの終盤、“腹が…減った。”が発動した井之頭五郎は、ライブ直後に逃走。うまい店を探して宜野湾の街をさまよいます。
孤独のグルメ沖縄2軒目は宜野湾のレストラン「マイハウス」
ライブ会場から飛び出した井之頭五郎が最初に走ってきた路地は、宜野湾市真栄原の住宅街でした。
そして今食べたいものを吟味しながら一瞬暖簾をくぐりかけたお店は真栄原十字路付近の「おでん花織」。
いろいろ迷って最後にたどり着いたのが宜野湾市大山のレストラン「マイハウス」でした。
マイハウスで注文したのは、タコス（チリソース付き）とステーキ200gミディアムレア。
タコスは皮がパリパリに揚げてあるタイプ。できたてのタコスおいしそう。
そしてステーキはにんにくとバターがたっぷりのってました。肉肉しいステーキだそうですが、わさびと塩が合うらしいです。おいしそー。
ステーキの途中にタコスで休憩しながら食べてましたね。ご飯も食べてタコスも食べて、いいなぁたくさん食べられて。私も痩せの大食いになりたい。
閉店までゆっくりステーキとタコスを味わって、この日は終了。
“ディープ沖縄裏路地散歩”は那覇市「ちとせ商店街ビル」の路地
ところ変わって那覇市。
“12月31日那覇市”というテロップの背景は、首里城公園「西のアザナ」から見渡す那覇の景色でした。
西のアザナから見た那覇の街
井之頭五郎が“ディープ沖縄裏路地散歩”とつぶやきながら散策していたのは、那覇市第一牧志公設市場近くの「ちとせ商店街ビル」の路地です。
この辺を歩いていると、うわー今那覇にいるんだー…。と思います。ドラマの中でもじっくり風景が映っていて、このシーンよかったなぁ。
「ちとせ商店街ビル」の路地
と、ここで何やら騒がしい川平慈英さん演じるてーげーずのリーダー（？）と再開。正月用の餅を台湾にいる母親に届けてほしいと頼まれて井之頭五郎は台湾へ。というストーリーでした。
川平慈英さんが力説しながらブンブン振り回していた餅は、“なんとぅ”。
もち粉に味噌、砂糖、沖縄のスパイス（ヒハツ）を加えて練ったものを月桃の葉で蒸して作る、沖縄では昔からお正月に食べていたお餅だそうです。（参考：『沖縄ぬちぐすい事典』（監修：尚弘子）p.160）
沖縄の“なんとぅ”売り場はとってもいい香りが漂ってるんですよね。でもまだ食べたことがなくて…今度見つけたら買ってみよう。
さて、これにて沖縄ロケは終了。
最後、台湾に行ってしまったのが沖縄好きとしてはちょっと残念だったなぁ。だけど海以外の沖縄の風景を多めに見ることができたからよかったとしよう。
ちまぐ定食おいしそうだったなぁ…。あぁ、でもステーキも食べたいなぁ…。あぁ沖縄行きたい…。
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