沖縄本島の史跡めぐり-後編【うるま市】

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沖縄滞在中に、丸一日を使って史跡めぐりをした旅行記の続きです。

沖縄本島中部・北部の、読谷村と恩納村、うるま市の史跡めぐりをしたのですが、寄り道を含め、一日で何カ所も立ち寄ったので、ページを分けて書きました。

この記事はうるま市編です。

前編はこちら→沖縄本島の史跡めぐり-前編【読谷村・恩納村】

伊波グスク(伊波城跡)

恩納村で石畳と絶景を満喫した後、私たちはうるま市まで移動しました。

恩納村は沖縄本島の西側、うるま市は本島の東側なので、沖縄本島を横断したわけです。でも恩納村仲泊からうるま市石川へ続く県道73号線は、沖縄本島の中で一番くびれたところを横断する道なので、けっこう早く移動できるんです。

さて次に目指した史跡は、うるま市石川伊波の高台にある伊波グスク(伊波城跡)です。

琉球の歴史の人物を調べるときに、避けては通れない一族といってもいい伊波按司の居城。伊波按司の子孫には護佐丸(ごさまる)とか、阿麻和利(あまわり)とか、琉球史上に名を残した人物がたくさんいます。

伊波グスクを築いた初代伊波按司は、今帰仁グスクの城主だった人物(仲宗根若按司)の息子だといわれています。今帰仁グスクが怕尼芝(はにじ・後の初代北山王)に攻められた時、この辺りまで落ち延びてきたそうです。

今帰仁グスクの御曹司だということが知れると、村人に応援されて伊波グスクを築き、伊波按司を名乗ります。

沖縄本島の史跡めぐり(伊波グスクの入り口/うるま市石川伊波)
伊波グスク南側の入り口

グスク内は拝所がポツンと残るだけの広場みたいでした。

沖縄本島の史跡めぐり(伊波グスク内の広場/うるま市石川伊波)
伊波グスクの中

真ん中にある拝所が、ひもで囲われていました。近々なにか祭祀があるのかもしれません。ひっそりとしているグスクでも、祭祀の気配があると、このグスクはまだ生きてるんだなと思います。

沖縄本島の史跡めぐり(伊波グスク内の拝所/うるま市石川伊波)
グスク内の拝所

グスクを囲む石垣の辺りに立つと、それはそれはすばらしい絶景。伊波按司の圧倒的な権力を感じます。

沖縄本島の史跡めぐり(伊波グスクからの絶景/うるま市石川伊波)
グスクからは金武湾を一望

目の前に広がる金武湾、振り返れば東シナ海も見えます。

沖縄本島の史跡めぐり(伊波グスクから東シナ海までの絶景/うるま市石川伊波)
手前に石川バイパス、遠くに東シナ海の水平線が見える

史跡めぐりの途中で、思いがけない絶景に出会えるのは、沖縄の魅力の一つです。

伊波グスクの場所

 

伊波按司の墓

伊波グスクにあんまり感動したので、これは伊波按司の墓も行かなあかんやろう。ということになり、うるま市石川山城の、石川バイパス沿いにある伊波按司の墓へ。

伊波按司の墓も、森というか山みたいな茂みに埋もれた細い階段を登らないと行けませんでした。野生が少し怖かったんですけど、えい!やー!でお邪魔しました。

沖縄本島の史跡めぐり(伊波按司の墓・外観/うるま市石川山城)
一見素通りしてしまいそうな茂み
沖縄本島の史跡めぐり(伊波按司の墓/うるま市石川山城)
右手奥が伊波按司の墓

伊波グスクもそうですが、決して絢爛豪華ではないのに素朴なというか、質素な中の美しさを感じます。

伊波按司の墓の場所

 

【昼食タイム】安慶名そば

さて、この辺で昼食タイム。入ったのは通りすがりにたまたま見つけたそば屋さん、安慶名そばです。

店内は地元のお客さんでにぎわっていました。小上がりもあってファミリーやママ友子連れチームでほぼ満席でした。

私が注文したのはソーキそばとジューシーのセット。

ソーキがトロトロでおいしかった。そばのスープもジューシーも醤油系のしっかり味で食べごたえがあります。美味しゅうございました。

安慶名そばのジューシーとソーキそば(うるま市みどり町)
安慶名そばのジューシーとソーキそば

追記:安慶名そばは閉店して、現在は『天願食堂』に変わっているそうです。天願食堂にはまだ行けていないですが、食べログに口コミがアップされていました。

天願食堂の口コミ【食べログ】

【絶景】野鳥の森自然公園

昼食後は、史跡めぐり一旦休憩で、うるま市宇堅にある野鳥の森自然公園へ。

展望台からの景色は最高!海青~い!

金武湾を見渡す展望台からの絶景(野鳥の森自然公園/うるま市宇堅)
金武湾を見渡す絶景

ここへ来たのは、読谷村から行きやすい場所で、朝日が見られるところを探していたので、その下見です。

日の出日の入りを調べるアプリでチェックしてみると、7月なら水平線から昇る朝日が見られそうな感じでした。

日の出日の入マピオン

日の出日の入マピオン
開発元:Mapion Co., Ltd.
無料
posted withアプリーチ

でも”野鳥の森”というだけあって、展望台ぎりぎりのところまで樹木が茂っていて、夜明け前にここをウロウロするのは勇気が要りそうでした。

ということで、ここで朝日を見る計画は断念。野生とは戦わない主義です。

天気のいいお昼間なら、ここからの景色はおすすめです。

野鳥の森自然公園の場所

 

 

勝連グスク(勝連城跡)

この日は最高にいい天気で、野鳥の森の展望台からぼんやり勝連グスク(勝連城跡)が見えたような気がして、どうしても勝連グスクに行きたくなりました。

あのグスクから見える青い海が見たい!と勝連グスクに直行。時間はすでに14時半。暑い!帽子と水分は必須です。

沖縄本島の史跡めぐり(勝連グスク/うるま市勝連)
勝連グスク

最近、勝連グスクの整備がめっちゃ進んでますね。 階段や手すりが設置されて、かなり観光しやすくなりました。

一の郭手前の石段は、まだちょっと降りるときに勇気が要るんですけどね。

沖縄本島の史跡めぐり(勝連グスク一の郭から/うるま市勝連)
一の郭から見える景色

勝連グスクは、琉球の鎌倉とたたえられるほど栄えたグスクです。

琉球で初めて明との進貢貿易に乗り出した中山王・察度(さっと)も、勝連グスクの姫君を結婚相手にしようと自ら立候補したという伝説が残っています。伝説の内容から推測すると姫君にしろ察度にしろ、お互いに政略的な狙いがあったように受け取れます。

察度と進貢貿易については、こちらの記事にちょっと詳しく書いています→冊封儀式の歴史を知ったら首里城祭は想像以上に粋なイベントだった

私のイメージでは、三山の勢力争いなんかまったく相手にしていないくらい、勝連は琉球の中で独立した都だったんじゃないかと思っています。

勝連グスクの駐車場にある休憩所内に、グスク内の屋敷を復元した模型がありました。これはわかりやすい。

沖縄本島の史跡めぐり(勝連グスク休憩所内の復元模型/うるま市勝連)
勝連グスクの復元模型

写真の一番右奥が一の郭。

その手前の二の郭に、大きな屋敷が建ってたという礎石は見てたんですけど、こんな風に建ってたとはイメージでなかったなぁ。やっぱ模型は必要。おもしろーい!

勝連グスクの場所

住所:沖縄県うるま市勝連南風原3908

史跡めぐりは効率よく

勝連グスクを満喫したら15時を過ぎていたので、そろそろ撤収です。

この日は、読谷村の集落散歩に始まり、

  1. 尚巴志の墓(読谷村)
  2. 比屋根の石畳道(恩納村)
  3. 伊波城跡(うるま市)
  4. 伊波按司の墓(うるま市)
  5. 【景色】野鳥の森自然公園(うるま市)
  6. 勝連城跡(うるま市)

と史跡や絶景スポットを、たくさん回ることができました。

朝の散歩や食事も含めて1日で6か所も7か所も行けたので、ものすごく充実した一日でした。少し欲張りすぎかなとも思うけど。

それぞれのポイントから一番近い順に次の行き先を選んでいったので、 ルートに無駄がなかったのかなと思います。行ったり来たりが少ないと、効率よく史跡めぐりを楽しめますね。

天気も良かったし楽しかった~。また行こう!

前編はこちら→沖縄本島の史跡めぐり-前編【読谷村・恩納村】

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