ブラタモリ沖縄ロケ地マップ-那覇編

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2016年3月5日放送のブラタモリは沖縄の那覇周辺でした。

番組のお題は『那覇は2つある!?』。オールド那覇とニュー那覇を解明したブラタモリ沖縄-那覇編のロケ地をおさらいします。

ブラタモリ那覇編は番組内容がかなり濃厚だったし、いろんな場所でロケをしていました。なのでロケ地ごとに地図を載せたんですが、その分ページがめっちゃ重たくなってしまいました。ごめんなさい。

まとめ地図はこの記事の最後に載せますね。

首里編はこちら→ブラタモリ沖縄ロケ地マップ-首里編

2019年放送の新春スペシャルはこちら→『ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 沖縄スペシャル』ロケ地おさらい

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那覇編のスタートは国際通り

ブラタモリ沖縄-那覇編のスタートは国際通りから。国際通り沿いの「てんぶす那覇」の前でロケをしていたようです。

twitterで流れていた目撃情報は、オープニングの撮影だったんですね。

関連記事→ブラタモリが沖縄に?!

国際通りは沖縄に行ったことがあるなら一度は訪れたことがあると思います。

ブラタモリ沖縄-那覇編のオープニングシーンロケ地

てんぶす那覇前の広場にて

てんぶす那覇の場所

オールド那覇の痕跡「波の上ビーチ」

オールド那覇の痕跡を探しに、まず向かったのは波の上ビーチでした。波で侵食された部分(ノッチ)がある岩は波の上ビーチの端にあります。

(追記:後日チラッとだけ見に行きました→若狭の海岸線をまさかのスルー-古地図を頼りに那覇散策その3【一人旅2日目】

波の上ビーチのノッチがある岩

波の上ビーチのノッチがある岩

きのこ岩と那覇の雑学

番組でオールド那覇と言っていた那覇の若狭地域には、根元が波で侵食されたいわゆる『きのこ岩』が、その昔たくさんあったそうです。

沖縄(琉球)の言葉では「きのこ」のことを「ナハ」とよぶそうです。那覇という地名はきのこ岩が由来だという説もあるそうですよ。

波の上ビーチの場所

波上宮

次にタモリさん達が訪れた波上宮(なみのうえぐう)は、波の上ビーチのキノコ岩の上にある神社です。

ブラタモリ沖縄-那覇編ロケ地「波上宮(なみのうえぐう)」

波上宮(なみのうえぐう)

本殿の裏側に御嶽(うたき)がありましたね。御嶽がある場所は一般公開されていないんだそうです。

波上宮の場所

天尊廟・天妃宮

天尊廟(てんそんびょう)天妃宮(てんぴぐう)がある場所は、波上宮のすぐ近くです。

現在の那覇市久米や若狭地区周辺が、その昔中国からやってきた人たちが住んでいた久米村だったと思われます。

※追記:天尊廟は番組撮影後に移転したようです。下のマップは番組内で映っていた赤門がある場所を表示しています。現在の天尊廟は福州園の近くに復元されていると思われますが…。今度確認してきますね。

琉球は元々交易が盛んで交易によって発展してきた国なので、中国や大和(日本)を含め周辺諸国からやって来て移住した人たちはたくさんいたはず。

でも今回のブラタモリに出てきた久米村の人たちは、明国から派遣されてやってきた、いわゆるオフィシャルで琉球に移住した人たちのことなんだと思います。たぶん。

久米村と首里をつないだ長虹堤

長虹堤(ちょうこうてい)!出ましたね~。タモリさん長虹堤を歩いていました。

タモリさんたちが見つけた怪しい茂みは、大昔島だった場所です。

ブラタモリ沖縄-那覇編で歩いていた長虹堤の名残り

緑のこんもりしたところが島だった場所

こういう小さな島を経由して長虹堤が整備されたというお話しでした。

怪しい茂み(島)の場所

そこから美栄橋駅方面に歩いて、美栄橋駅のすぐ近くで長虹堤の名残りでできた段差を見つけていましたね。その段の上の道を少し進むともう一つの島が見えてきます。

ブラタモリ沖縄-那覇編長虹堤の名残でできた段差

長虹堤の名残でできた段差

いいなぁ。長虹堤に沿って1km歩いてみたい。

長虹堤があったとされる場所は、この記事の最後のロケ地マップまとめに書き込みました。長虹堤を歩くときは参考にしてください。

(追記:長虹堤もチラッと見に行ってきました→「牧志村」を歩く-古地図を頼りに那覇散策その1【沖縄一人旅2日目】

御物城

琉球王国時代に貿易品を管理していた倉庫、御物城(おものぐすく)

現在は米軍基地の中にあります。ゆいレールに乗っていると壺川駅から旭橋駅間で見えますよ。奥武山公園の近所ですね。

御物城の場所

ニュー那覇の始まり「壺屋」

番組ではオールド那覇がニュー那覇に移動した理由を知るために、那覇市壺屋へ向かいました。壺屋はニュー那覇の始まりの場所なんだそうです。

タモリさんたちは壺屋大通り(壺屋やちむん通り)の東端にある、東ヌカー(あがりぬかー/東の井戸)付近から牧志方面に向かって歩いていましたよ。

ブラタモリ沖縄-那覇編の壺屋やちむん通り東ヌカー

壺屋やちむん通りの東ヌカー

東ヌカーの場所

それから壺屋の登り窯へ。

ブラタモリ沖縄-那覇編のロケ地壺屋の登り窯

壺屋の登り窯

壺屋登り窯の場所

戦後の闇市から公設市場へ

戦後、被害の少なかった壺屋地域で自分たちの食器を作ったり新たな産業を興すにつれて、生活に必要な物や食料を売る人たちが壺屋の近くに集まって闇市ができました。そこから、時代とともに公設市場へと発展したんですね。

タモリさん達は壺屋大通りを抜けて平和通り商店街に向かっていました。

商店街の中で見つけた不自然な段差(傾斜)は平和通り商店街の真ん中あたり、花笠食堂の前でした。

その後、花笠食堂前の角からむつみ橋通りに入って国際通りまで出てきます。

途中お話しを聞いた洲鎌商店さんは、ガーブ川の土手にバラック小屋を建てていた時代からここで商売をされている傘屋さんです。

ブラタモリ那覇編のラストはガーブ川

タモリさんが最後に見に行ったガーブ川が見える橋は、農連市場の近くにある橋でした。

ちなみに農連市場はNHKの朝ドラ『ちゅらさん』で、えりーのお母さん(勝子さん)が働いていたところです。

ガーブ川が見える場所

沖縄の歴史と戦争の話

実は私はまだ、沖縄が巻き込まれた戦争の話を直視できずにいます。でもいつの日か向き合う時は来ると思っていて、そのタイミングを計っているところです。

それはやはり、あまりに残酷すぎる歴史なので、いきなり直視してしまうと自分が保てなくなりそうな気がするから。それと私自身の、話し手の感情までも背負ってしまう性格も理由の一つです。

でも今回番組で案内役をされていた那覇市歴史博物館の古塚さんは、戦後の悲しい話も穏やかにそして的確に相手に伝えて、理解を導くような話し方をされていたなぁと。見ていて思いました。歴史のプロなんだなぁと。

そういう人たちの話を聞きながら、少しずつ戦争と向き合っていく方法もあるんだと知りました。

おまけ

さて、ブラタモリ沖縄-那覇編はものすごく濃い内容でした。琉球王国時代の初めから戦後の話まで盛りだくさんでしたね。

最後に本編からちょっと外れたおまけの情報をいくつか。

そば屋さん

まず、エンディングで写っていたそば屋さんは、もしかしたら御物城があった那覇軍港の近くの那覇亭なんじゃないかと思います。

那覇亭の詳細【ホットペッパー】

でも間違っていたらごめんなさい。

岩合さんのものまね

それからおまけのシーンで、タモリさんが岩合さんに扮して猫ちゃんに話しかけていた場所はカフェ南窯(ふぇーぬかま)のところでした。

南窯(ふぇーぬかま)の詳細【食べログ】

ブラタモリ沖縄-那覇編で猫ちゃんに話しかけていた

看板の上で寝てた猫ちゃん

ロケ地マップまとめ

ブラタモリ沖縄のガイドブック

ブラタモリでタモリさん達が訪れた場所を収録したガイドブックが発売されました。

関連記事→若狭の海岸線をまさかのスルー-古地図を頼りに那覇散策その3【一人旅2日目】

関連記事→「牧志村」を歩く-古地図を頼りに那覇散策その1【沖縄一人旅2日目】

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