沖縄ゆいレールの1日乗車券を利用して、途中下車の旅をした話の続きです。
前回の、その1・那覇の街編では、
- 壷川駅→牧志駅
- 牧志駅→那覇空港駅
- 那覇空港駅→県庁前駅
- 県庁前駅→安里駅
と4回途中下車をしたところまで書きました。
5回目の途中下車は儀保駅です。儀保駅からは首里城近くの食堂を目指しながら、しばらく首里の街を散策しました。
安里駅→儀保駅で下車
意外な絶景スポット?!儀保駅
安里駅近くの栄町市場から離れた時点で、時刻はお昼の1時前。そういえばお昼ご飯どうしようかという話になり、思い出したのが、いつだったか新聞で読んだことがある首里界隈の食堂でした。
調べたところ、ゆいレール儀保駅が最寄駅だということで、安里駅から再び乗車。儀保駅で下車しました。駅のホームに降りたとたん、目に飛び込んできたのは、住宅地の背後に構える首里城!
うわーお!かっけ~!
こういう景色は沖縄独特なんですよね。普通の住宅街にふとグスクが現れる感じ。街を歩いていても角を曲がると突然グスクの石垣が見えたりするんですよ。復元されたものとはいえ、王宮の威厳が残っていて、背筋がピンとする気がします。
儀保駅から首里城のどの部分が見えているのか調べてみたら、沖縄芸大とか瓢箪池がある側からの首里城でした。ズームで見てみると、
真ん中に写っている大きな屋根が、おそらく首里城正殿。その左手に見えるのが淑順門(しゅくじゅんもん)だそうです。淑順門というのは御内原(おうちばら)に続く門なんですって。御内原っていうのは大奥みたいな場所のこと(たぶん)。
だめだ。話が逸れていきますね。
儀保駅からは首里城だけでなく、那覇市街地とその向こうの水平線まで見えました。
この日は少し霞んでいますが、天気が良ければ青い海がキリッと見えるはず。ただし網入りガラス越しですけどね。
首里の街を散策
儀保駅を出てからは、首里城方面へ歩きました。
その道すがら、琉球王国最後の王・尚泰(しょうたい)の四男・尚順(しょうじゅん)の屋敷跡を見付けたり、
普天間権現発祥の地と書かれた拝所を見つけたりで、寄り道が尽きません。
普天間権現発祥の地については、気になったので調べてみました。
どうやら、宜野湾市にある普天間宮の洞窟に祀られている女神さまが、人間となってこの世に生まれ、しばらく生活していたのが首里桃原のこの場所だった。という話みたいですね。(←かなり意訳してます。)
普天間権現発祥の地の地図
首里山川の食堂
もういい加減お腹がペコペコなので、そろそろ集中してお店を目指します。
たどり着いたのは、首里高校向かいにあるお食事の店 純。
店内に入ると、首里高校の学生たちがずらっと並んで、学食みたいな雰囲気が出てました。
私が注文したのは豆腐チャンプルー500円。
すごいボリューム。もしかしたら島豆腐が半丁(約500g)ぐらい入ってるんじゃないかと思う量。食べても食べても豆腐がなくならないので、白ごはん抜きでも満腹になれると思います。私は白ごはんも食べたけど。
つゆだくの豆腐チャンプルーは、珍しい白味噌仕立て。ポーク(ランチョンミート)と島豆腐の塩気と、白味噌の甘みがいい感じです。
沖縄ではほとんど自炊をしていて、お弁当も自前のことが多いのですが、たまには食堂に行かないといけないなぁと、豆腐チャンプルーを食べながら思ってました。
夫が注文したのは、から揚げ定食だったかな。値段は忘れました。
から揚げの他にハッシュドポテト、厚揚げ、目玉焼きとキャベツで、こちらもボリューム満点です。ご飯は大盛りにした模様。目玉焼きおいしそう~。
定食の汁物にちょこっと沖縄そばが入っているのはいいですね~。一度で二度美味しい気分になります。
先客の高校生たちは、食後に次々とミルクぜんざい(かき氷)を注文していました。いいなぁ。おいしそう。だけど、私たちは満腹でギブアップでした。
…次回へ続く→最終話&1日乗車券でどれぐらい得したのか
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