「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選」沖縄本島北部編ロケ地おさらい

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2022年10月5日、BS11で放送の「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選」は『放送100回突破スペシャル!沖縄編』第2弾でした。

第2弾は沖縄本島北部をふらり。本部町と名護市の居酒屋を訪れていました。そしてあの有名なそば屋にも。

本島北部の名所名店が数多く紹介された第101回『放送100回突破スペシャル!沖縄本島北部の名店』ロケ地をおさらいします。

(放送第1弾『沖縄・那覇の名店』編→太田和彦が訪れた沖縄-新・居酒屋百選『100回記念スペシャル!沖縄・那覇の名店』

「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選」番組内容【BS11】

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『新・居酒屋百選』沖縄本島北部編は本部町からスタート

番組オープニングは本部町(もとぶ町)「海洋博公園」のどこか高台からスタート。

海洋博公園の詳細【公式サイト】

撮影日は2022年7月1日だそうで、南太平洋に熱帯低気圧が発生していたようです。傘を差してのオープニングで、“(沖縄本島)北部は豊かな自然が最大の魅力”と太田さん。

場面変わって、備瀬のフクギ並木を散策。備瀬はいいよね。備瀬はほんといいところです。

備瀬のフクギ並木

備瀬のフクギ並木

だけどこの散策シーン、雷鳴轟く土砂降りで、見ているこっちが、あぁぁぁぁ…と思いました。もっといい天気の備瀬を散策できたらよかったのに…。

太田さん『そばマップ』をゲット(沖縄そば街道)

続いて太田さんは本部町の市街地へ。沖縄県道84号線沿い「沖縄そば街道」の話題です。

本部町は、その昔沖縄そばのダシとなるカツオの漁が盛んだったので沖縄そば屋が多いんだそうです。特にそば屋が並んでいる84号線沿いを「沖縄そば街道」と名付けてPRしているようですね。

本部町では沖縄そば屋が77店舗も掲載されている「そばマップ」も配布されています。

沖縄そば街道マップ【本部町観光協会】

沖縄そば街道を解説するナレーションの背景には、そば屋よしこ、お休処 石くびり、手作りそば つる屋、山原そば、八重善の映像が流れていました。

関連記事→沖縄そばコレクション【本島中部・北部編】

関連話→(2020年7月)「そば屋よしこ」で満たされる

沖縄そば街道のそば屋よしこ(本部町伊豆味)

沖縄そば街道のそば屋よしこ(本部町伊豆味)

そば屋よしこの詳細【食べログ】

お休処 石くびりの詳細【食べログ】

手作りそば つる屋の詳細【食べログ】

山原そばの詳細【食べログ】

八重善の詳細【食べログ】

太田さんが訪れた沖縄そば屋は「きしもと食堂 八重岳店」

沖縄そば街道77店舗の中から太田さんが訪れたのは「きしもと食堂八重岳店」。あー。きしもと食堂おいしいよね~。

きしもと食堂八重岳店の詳細【食べログ】

八重岳店は2005年オープンですが、本部町渡久地にある本店は明治38年(1905年)創業。本店も八重岳店も同じ味だそうです。

参考写真:きしもと食堂本店(太田さんは八重岳店へ)

参考写真:きしもと食堂本店(太田さんは八重岳店へ)

太田さんがきしもと食堂で注文したのは、きしもとそば(大)。

木灰そばとかつおダシのスープに、グルクンのかまぼこと三枚肉、赤肉がのっていました。あーうまそー。

本部町きしもと食堂本店にてそば(大)

参考写真:きしもと食堂本店にてそば(大)photo by 夫

この木灰そばは、昔ながらの製麺方法だそうで、沖縄に自生する木を燃やした灰を水に入れて、その上澄み液で麺を打つんだそうです。それが、中華そばなどの“かんすい”と同じ役割をして麺にコシが生まれる。…と。う、ん。私にとっては難しい話でした。

名護市へ移動“エメラルドの海”を眺める

さて、お次は名護市です。映像はオリオンビール工場から始まって、続いて21世紀の森公園へ。

太田さんは野外ステージへ続くアーチの石垣をくぐってひとはしゃぎ。その後は海岸へ出て、しばし海を眺めていました。

土砂降りだった雨は上がって、“すばらしい。エメラルドの海。波が静か。こんな遠いところに来てきれいな海を見るなんて心が晴れ晴れする。”としみじみ。よかった。土砂降りの備瀬散策のときはどうなることかと思ってました。

1軒目の居酒屋は名護市「おさかな料理でんじろう」

名護市で訪れた北部編最初の居酒屋は「おさかな料理でんじろう」。2022年の春頃に名護市許田から宮里へ移転したそうです。

おさかな料理でんじろうで太田さんが注文したのは、

  • ミミジャーバター焼き
  • 赤海老にぎりウニソース炙り
  • オリオンビール中瓶

お通しはミミガーともずく酢。

ミミジャーのバター焼きがとってもおいしそうでした。

バター焼きっぽいのを自分で作ると魚の皮が破れたりベタベタになったりしてしまうんですが、でんじろうのバター焼きは皮がピンとパリッとしていておいしそう。(プロの料理と自分の素人料理を比較するとか失礼な。すみません…)

バター焼きの写真ありました【Google Map】

店主によると、ミミジャーは高級魚でスーパーなどでは見かけない魚なんだそうです。沖縄の魚は淡白だけど、だからこそバター焼きという調理法があって、それも沖縄の文化のひとつだというような話をしていました。地元愛に真っ直ぐな店主さんだなと感じました。

そして赤海老にぎりウニソース炙りは、赤海老のお寿司にウニのペーストとマヨネーズを混ぜたソースをのせて炙ったもの。

海老の頭にもウニソースが入っていて、これを太田さんは絶賛。“こーれはうまいわ。やみつきになる。濃厚なコクが有る。これは珍味だわー。”と。そうなんだー。食べてみたい。

お酒はオリオンビールから名護の蔵元ヘリオス酒造の「古酒くらプレミアムゴールド25度」に。“あぁいいなぁ。なにか食べながらがちょうどいい。あんまりくせがなく…”と。

ヘリオス酒造の詳細【公式サイト】

その他映像では地魚の刺盛り(ハヤーミーバイ、キハダマグロ、ミミジャー、クブシミ、ガーラ)が紹介されていました。

おさかな料理でんじろうの詳細【公式サイト】

2軒目の居酒屋は本部町「うちなーの味 石なぐ」

2軒目は再び本部町へ。

太田さんが訪れたのは、割烹「うちなーの味 石なぐ」。店名の「石なぐ」は沖縄の言葉で「石ころ」を意味するそうです。

店名の由来など【石なぐ公式サイト】

石なぐの店主は大阪で修行した方で、琉球料理と和食の二刀流「和琉料理」が楽しめるそう。

ここで太田さんが注文したのは、

  • 島らっきょう天ぷら
  • カーエ(ゴマアイゴ)マース煮
  • ニガナの白和え
  • 泡盛「残波ホワイト25度」(比嘉酒造/読谷村)

えー!そこは本部町の「珊瑚礁」(山川酒造)でしょう!!と思ったけど、珊瑚礁はコーナー最後の映像で紹介されていました。2杯目はそれだったのかも。

比嘉酒造の詳細【公式サイト】

山川酒造の詳細【公式サイト】

カーエーのマース煮は(たぶん)沖縄ではあまり見かけないポン酢で食べるスタイル。沖縄でメジャーな調理法、魚を塩で煮るというのと、和食の定番、白身魚をポン酢で食べるというのが融合してるんですね。なるほど、和琉料理。

途中、女将さんがブラインドを開けると、高台から見渡す本部の海とその向こうに伊江島タッチュー、そして沈みゆく赤い夕日。

参考写真:夕暮れ時に見た伊江島(備瀬海岸にて)

参考写真:夕暮れ時に見た伊江島(備瀬海岸にて)

これには太田さん感動しきりでした。“最高の眺め。最高の光。沈む夕日を見ながら一杯やれる。午前中の嵐を堪え忍んだら夕方は素晴らしい日没が見られる。最後はうまくいくさー。”と。

確かに、映像で見ただけでもあの景色はすばらしいと思いました。

フォトギャラリー【石なぐ公式サイト】

その他映像では、刺身盛り合わせ(カンパチ、カツオ、大トロ、アカマチ)を紹介。

それから、石なぐの敷地内にある「お宿石なぐ」という宿泊施設も紹介されていました。

本部の海を眺めながらゆっくりすごして、夜は「石なぐ」のお料理で乾杯。最高ですね。

“ぜひ沖縄を訪ねましょう。”

さて、番組エンディングはおそらく石なぐの庭からだと思います。

太田さん、“朝は猛烈な豪雨、昼からすっかり晴れて素晴らしい夕焼けが見られて、またポツポツときましたね。変わりやすい南の海の天気を一日で全部味わうことができました。”と。あんな豪雨を体験してそんな大人なコメントできるなんて…。

そして最後に復帰50年について触れ、

“沖縄は今年返還50年になりました。先の大戦では大変多くの犠牲を払って、その後、さらに復興をする。それが平和を大切にする気持ちにまっすぐにつながってると、僕は感じましたね。沖縄に来るといつも、そこに幸せを自分たちで作り出して悠々とやっている人達の姿を見ると、自分にも生きる力が湧いてきますね。それが僕の沖縄を愛する最大の理由です。みなさん、ぜひ沖縄を訪ねましょう。”と。

うん。ぜひ沖縄を訪ねましょう。そして、肩の力を抜いて沖縄の風土に身を任せてみれば、思いがけないご縁や果報、おいしいものと巡り会えるかもしれません。

番組の最後、ナレーションで聞こえてきた「郷に入れば郷に従え」は、そういう意味だったのかなと思います。

「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選」番組内容【BS11】

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放送第1弾『沖縄・那覇の名店』編→太田和彦が訪れた沖縄-新・居酒屋百選『100回記念スペシャル!沖縄・那覇の名店』

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