2022年5月。沖縄14日間滞在4日目と5日目の旅行記です。
初日と2日目は那覇のホテルで旅行気分。前日に今帰仁村のAirbnbへ拠点を移して、ここからは暮らす旅が始まります。
4日目はほぼ買い出しで終わり、5日目は部屋にこもって餃子作り。そして5日目の5月15日は、沖縄が日本に復帰して50年の日でした。
(初日の記事はこちら→午後発で沖縄へ「那覇ビーチサイドホテル」にチェックイン【14日間滞在初日】)
(この旅行のダイジェスト&体験記事一覧→2022年5月久々に観光を楽しんだ沖縄14日間(晴れた日に限る))
5月14日-暮らす旅の始まり
5月14日。滞在4日目。
朝から普通に雨だけど、この日は暮らす旅を本格的に始動すべく買い出しdayだったので、別に雨でもよかったんですよ(棒読み)。
午前中は洗濯をしながら狙っていたテレビを見て、
・NHKドラマ『甲子園とオバーと爆弾なべ』(再)
・RBC Aランチ「特集 復帰50年!ロック×民謡×酒場×市場」
昼食に闘牛戦士ワイドー「焼肉バーガー」と沖縄そばをすすり、
午後は買い出し。
そして晩ごはん。
簡単に済ませるつもりが、あれが食べたいこれも食べたいと欲が出て、結局野菜を切ったり混ぜたり手をかけてしまいました。
- 本まぐろ漬け
- 島どうふ(棚原豆腐)
- 島らっきょおかか和え
- トマトとチーズのカプレーゼ風(又吉農園トマト/やんばる市場)
- もずく酢きゅうり(アンマー「洗いスヌイ」)
- うちなー天ぷら(Aコープ)
- 野菜スティック(ゴーヤー)
- ラーズーチー(残り物)
前日に買った本まぐろブロックは半分残しておいて、しょう油ダレに漬けました。
関連記事→旅行先の簡単料理-沖縄の刺身は多すぎると思ったら漬けがおすすめ
前日の記事→那覇最終日-マニアックなグルメを買い集め今帰仁へ【14日間滞在3日目】
島らっきょは軽く塩もみしてしょう油を垂らしてかつお節をかけて。
トマトはQBBのベビーチーズ(クリームチーズ入り)と合わせてオリーブオイルと塩こしょうでカプレーゼ風に。
あとは切るだけ温めるだけです。そんなに手かかってないですね。
そんなこんなで4日目は終了。
5月15日-沖縄復帰の日テレビを見てすごす
5月15日。滞在5日目。安定の雨。
2022年5月15日は、沖縄が日本に復帰して50年の節目の日でした。
実は今回の沖縄滞在の日程は、この日を軸に決めました。
復帰の日に沖縄にいたからといって何があるわけではないですが、大阪にいたらきっとただの日曜日で終わってしまいそうで嫌だったんです。
沖縄のテレビはEテレ以外すべて記念式典の中継特番。
この時間帯に限らず復帰50年にちなんだ番組を見ない日はなかったです。
ところで、復帰の日に合わせて沖縄に行く前から私の頭の中をグルグルしていた言葉は、日本のことなのにね。でした。
沖縄に対する興味と関心が微塵も感じられない朝ドラにも腹が立っていたし、復帰50年の節目であることさえ、どれだけの人に知られているんだろうか。そんな風に考えて、日本のことなのにね。という言葉が頭から離れませんでした。
5月15日を沖縄ですごしても、日本のことなのにね。という言葉は変わっていません。ただ、その後に続く言葉が変わりました。
日本のことなのにね。私はまだ何も知らない。
世を嘆く前に、まずは自分が謙虚に学んでいかないといけないな。と思いました。仲間に入りたいがために知ってる知ってると分かったような口をきくのは昔からの悪い癖でして…。深く反省。
本当は他にもいろんなことを思いめぐらせているんですけど、まだブログに書けるほど具体的になっていません。もう少し時間をかけて整理していきます。
餃子作りとアンダカシー
さて、気を取り直して。
この日は早めに夕食の準備を始めました。なんでかって沖縄食材で餃子を作りたかったから。
前々からやってみたかった、手作り餃子に砕いたアンダカシーを入れたらおいしいんじゃないか。の検証です。
アンダカシーとは、豚の脂身を鍋でじっくり熱してラードをとった後の残りカスです。アンダ=あぶら、カシー=カス。
餃子に入れるアンダカシーはほんの少し。残りはビールのお供に。ふふふふふー。
実はアンダカシーを食べるのはこれが初めてではなくて、以前味付けなしのプレーンを食べたことがありました。が、その時はアタシこれ食べられない。というのが正直な感想でした。
ひとつ頬張ると鼻にぬける豚の哀愁。暗闇にポツンと座る豚の背中を想像してしまってダメでした。
ところがどういうわけかこの日は、ひとつ頬張った後しばらくして、アレ?もう一個食べたい。という気になり、気づけばやめられないとまらない事態に。それがうま塩味だからなのか、自分の味覚が変わったのかはわかりません。
以来アンダカシーにハマってしまって、大阪に帰ってからも近所のわしたショップで買ってます。
まさか私がアンダカシー好きになるとは思っていませんでした。人生なにが起こるかわかりませんね。
そうそう、砕いたアンダカシーをお好み焼きの生地に混ぜてもおいしいです。これはプレーンでもうま塩味でもどっちでもおいしい。たぶんソースに合うんだはず。
手作り餃子とクラフトビールで乾杯
せっせと作った餃子はたぶん40個くらい。
お風呂に入ったら、あっりかんぱーい!
メニューはもちろん餃子と、残り物のうちなー天ぷらと、レタス&ゴーヤーサラダ。そしてここで滞在2日目に買ったカネヒデクラフトビールのスタウトを。
2日目の記事→昼「あやぐ食堂」夜「金燕楼」那覇でテイクアウト三昧の日【14日間滞在2日目】
餃子、うまー!
沖縄県産豚はとてもきれいな味なので、餃子にするとあっさりしすぎるところがあったんです。おいしいけど。そこにアンダカシーと島らっきょうがほどよいパンチをくれました。うまいうまい。手作り餃子がうまくいくと嬉しいねぇ。
ただ贅沢を言うと、スパイス的な何かをもう少し強めに入れた方が、アンダカシーのパンチがもっと活きる気がしました。ってそもそもどんなレシピで作ってるねんってな。すみません。適当だったもので忘れてしまいました。
それから、カネヒデクラフトビールのスタウトがこれまたスッキリした味わいでおいしかったです。
クラフトビール初心者の私は、黒ビールに対してもっさりというか重たくて後味が香ばしいイメージを持っていたのですが、カネヒデのスタウトは軽くてコクが駆け抜けていく感じ。だったような…気が…します。すみません。初心者すぎて記憶があいまいです。
なにせ、沖縄の暑さにはこれくらいが合うのかも。と思ったことは確かです。その日は暑くなかったけども。
さてさて、餃子をたらふく食べて5日目終了。
とても意義深い一日となりました。
そろそろ出かけたいんだけどなぁ。雨はいつやむのかねぇ。
つづく→共同売店に救われ刺身屋を開拓しハイケイ(廃鶏)に初挑戦【滞在6日目】
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