今泊集落一瞬散歩と今帰仁ドライブ【沖縄14日間滞在8日目-後編】

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2022年5月18日。沖縄14日間滞在8日目の旅行記、後編。

久しぶりに晴れた日。午前中(前編)は、今帰仁村の海岸めぐりをして今泊の海岸で弁当を食べました。

前編→今帰仁村&ちょこっと本部町の海岸めぐり【沖縄14日間滞在8日目-前編】

午後からは今泊集落を一瞬だけ散歩して、高台から海を眺めるドライブへ。ほぼ古宇利島に行って帰ってきただけのドライブですが、天気がよければなんでも楽しい。

帰りは今帰仁酒造の直営店で泡盛をお土産に。今思えばなかなか濃い一日でした。

(初日の記事はこちら→午後発で沖縄へ「那覇ビーチサイドホテル」にチェックイン【14日間滞在初日】

(この旅行のダイジェスト&体験記事一覧→2022年5月久々に観光を楽しんだ沖縄14日間(晴れた日に限る)

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予定外の今泊集落散歩

午後になって潮が引き始めたので海岸めぐりは切り上げてドライブへ。とその前に、今泊で気になっていた宿を偵察していこうという話になりました。

貴重な晴れ間だし、集落散策するほど時間は取れないけどサクッと車で宿の前を通り過ぎる…つもりが、今泊集落の道の細さといったら。ひとつ道を間違えればサイドミラーすれすれ。

しょうがない。少し歩こう。

そうなったらサクッとで済むわけもなく。あっちこっちで写真撮りまくり。

今泊集落の路地から海が見える(今帰仁村今泊)

今泊っぽい風景

今泊の集落もいいよね。

旅行誌に載ってそうな沖縄っぽい風景を求めて、初めて今泊集落を歩いたのが10年くらい前だったかなぁ。

真夏のあっつい日だったけど、空も海もハイビスカスもフクギ並木も古民家も、目に映るものすべてに感動してしばらくほーっとなりました。なんてすばらしい場所があるんだと。今帰仁=なきじんという読み方と地名を覚えたのもそのときだったはず。

今泊集落で咲いていたハイビスカス(今帰仁村今泊)

赤!青!緑!いい天気だ

最近は沖縄滞在中の雨率が高すぎて、こんないい天気の今泊を歩いたのはそれこそ10年ぶりじゃないかしら。なんというのか、しみじみ。

だって10年前は今帰仁村が沖縄の地図のどの辺にあるのかもわかっていなかったわけで…。

ひゃー。近いうちにゆっくり散策しに来よう。

予定外だったけど今泊集落を軽く散歩できてよかった。それと、何日かぶりに乾いた道を歩けて嬉しかったです。はい。

関連記事→太陽の光を見て魔女(紫)の山芋を切った日【沖縄14日間滞在7日目】

ワルミ大橋を一歩だけ歩く

思い出の今泊集落を後にして、高台から海を眺めるドライブへ。特に当てはないけれど、なんとなく古宇利島方面に車を走らせて、途中ワルミ大橋に寄り道。

ワルミ大橋のたもとには駐車場があって、そこから歩いて橋の上まで行けるらしいというので、一度歩いてみたかったんです。

橋の上までといっても、ほんの入り口で写真を撮るだけだけど。

駐車場からワルミ大橋へ続く歩道(今帰仁村)

駐車場からワルミ大橋へ続く歩道

ワルミ大橋から見渡すのはワルミ海峡。古宇利島寄りの運天港から屋我地島の隙間を抜けて羽地内海へつながる割れ目(=ワルミ)です。

この辺の景色は、沖縄では珍しく瀬戸内っぽい雰囲気。

橋の端からワルミ海峡を見渡す(今帰仁村/ワルミ大橋)

橋の端からワルミ海峡を見渡す

うん。まぁ、ちょっと霞んでますけどね。

古宇利大橋の展望広場で砂浜を眺める

ワルミ大橋を渡って屋我地島を走り抜け、いよいよ見えてきたのは古宇利島。

古宇利大橋へ続くテンション上がる坂道(名護市済井出)

ひゃっほー!

この坂道から古宇利大橋に続く道は間違いないですね。テンション上がる。天気が良ければの話ですが。

せっかくなんで展望広場で写真でも。と車を降りたところ、めっちゃ干潮。

干潮時の古宇利大橋付近

引いてるねー

やっぱ、海岸沿いは満潮のときに行くのがいいんですわ。波打ち際はひたひたがいい。

最近オープンした「古宇利島の駅 そらはし」

古宇利大橋を渡ってすぐの場所に昔からあった休憩所みたいなところ(公民館?)。最近「古宇利島の駅 そらはし」としてリニューアルしたそうです。

「古宇利島の駅 そらはし」(今帰仁村古宇利)

「古宇利島の駅 そらはし」

ここに来るのも久しぶりすぎて、大昔ポリバケツに入ったヤシガニを見た記憶しかなかったのですが、リニューアルしてけっこう今っぽくなっていました。

SNS映えしそうな飲食ブースとか、物産コーナーはハチミツとかフルーツとか。

本音を言うと、またヤシガニ見たかったんですけどね。新鮮な刺身とか、あとウニとか。あぁでも、古宇利島でウニはもう獲れないのかな。

古宇利島の駅 そらはしの詳細【公式サイト】

アマジャフバル農村公園から海を眺める

次に目指すは古宇利島のてっぺん。なんってったって高台から海を眺めるドライブですからね。

古宇利島のてっぺんには「遠見台(トゥーミヤー)」跡があって、周辺は「アマジャフバル農村公園」として整備されています。

遠見台は琉球王国時代に島を出入りする船を見張った火立所(烽火台)。外から船が入ってくると狼煙を上げて首里王府まで知らせる伝達網の中の一箇所だったそうです。

アマジャフバル農村公園の詳細【今帰仁村観光協会】

今は展望台みたいになっていて、なかなか見晴らしの良い公園。

アマジャフバル農村公園からの景色(今帰仁村古宇利)

古宇利島の北側の海が見える

アマジャフバルは雨が溜まる谷間

そうそう。アマジャフバル農村公園の「アマジャフバル」の意味が気になったので軽く調べたところ、古宇利島の中でもこの公園がある辺りがアマジャフ原(バル)という地名なんだそうです(小字名)。

「アマ」=「雨」。そして「ジャフ」=「迫」で谷間という意味があると。

谷/迫(さこ)の意味【goo国語辞書】

アマジャフ原には少し窪んでいる場所があって、雨が降るとそこに水が溜まったんだそうです。ちなみに漢字を充てると「雨底原」。(参考:今帰仁村歴史文化センター『なきじん研究 今帰仁の地名-字名と小字-』p.195)

ただ、どういう経緯で「迫」をジャフと発音するようになったのかまでは突き止められませんでした。

試しに「雨迫」でググってみると広島県に「あみざこ」という地名があるみたいですね。そうか、迫をざこと読むとして、ざこ→(沖縄発音)ジャク??→(今帰仁発音)ジャフ???

わかりませんね。素人の妄想はこれくらいにしておきます。

古宇利島から見る古宇利大橋(今帰仁村)

オーシャンタワー近くの道から古宇利大橋が見えた

「今帰仁酒造所」の直売店で買い物

さて、そろそろ宿に帰ろうかねぇ。と言いつつあと一軒「今帰仁酒造所」に寄り道。

今帰仁酒造に直売店があると知って気になっていたんです。

今帰仁酒造所の直売店(今帰仁村仲宗根)

今帰仁酒造所の直売店

お店の人と少しおしゃべりして、ハズレ無しの泡盛ガチャを回して、復帰50年の記念泡盛を買って、なかなか楽しいショッピングでした。

今帰仁酒造所の詳細【今帰仁村観光協会】

こんなご時世じゃなかったらなー。私だけ試飲しまくったのに。ちょっと悔しい。

だけど、いい眺めでしょ?

沖縄本島北部の泡盛を並べました

北部の泡盛コレクション♪

すばらしき晴れの日に乾杯

さぁ、長い一日ももう終盤。

宿に帰った後はドタバタ片付けやらお風呂の準備をしながら、この滞在で初めて見る黄金色の夕焼け空を一生懸命写真に収めて、

梅雨時期の晴れ間の夕焼け空(2022年5月今帰仁村にて)

貴重な夕焼け空を

あっり、かーんぱーい!!

今帰仁村滞在中の乾杯メニュー(2022年5月)

晴れた日はロックがうまい

この日の乾杯メニューは、

  • 沖縄県産豚の冷しゃぶサラダ(夫作)
  • 中華イカきゅうり(イカは惣菜/Aコープ今帰仁店)
  • もずく酢
  • トマト&チーズをオリーブオイルで
  • 揚げ豆腐(棚原豆腐)
  • ゴーヤースティック

よいよい。良い一日でした。今帰仁酒造の「美しき古里(うるわしきふるさと)30度」もおいしかった。

天気が晴れというだけでこんなにも充実した一日をすごせるんですね。残りの日程全部晴れてくれたらいいのに。梅雨真っただ中だけど。

一応翌日も晴れのち曇りらしいので、もう少しの間だけ乾いた道を歩けそうです。

つづく→大宜味村の展望台とおいしいうちなー弁当【沖縄14日間滞在9日目-前編】

滞在初日の記事→午後発で沖縄へ「那覇ビーチサイドホテル」にチェックイン【14日間滞在初日】

この旅行のダイジェスト&体験記事一覧→2022年5月久々に観光を楽しんだ沖縄14日間(晴れた日に限る)

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