沖縄旅行で軽トラを借りたけど旅行者に軽トラは向いていなかった

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2021年の年末から正月3日にかけて、沖縄ではレンタカーがことごとく満車でした。

私たちは12月29日から1月7日まで10日間沖縄に滞在する予定でしたが、長期滞在の序盤に車がないとなると、水や食材などのまとめ買いができません。

せめて1泊だけでも借りられないかと、毎日毎日レンタカーを検索していました。

するとある日、1台だけ奇跡的にヒットしたレンタカーがありました。

軽トラック2人乗り30時間、14,410円。

け、軽トラ…。なんとなく楽しそうな気がしました。だって、沖縄旅行で軽トラに乗るって、なんか映画みたいじゃん?

ふざけた気持ち半分、すがる気持ち半分で軽トラを予約。これでとりあえずなんとかなるだろうとホッとしたのでした。

ところが、この軽トラレンタル30時間の経験により、旅行者に軽トラは向いていないんだということを思い知る羽目になるのです。

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精密機器は軽トラの荷台で運べない

軽トラだったら荷物載せ放題やん!いえーい!と思っていたら、がっつり盲点がありました。

それは、ノートPC、外付けHDD、一眼レフカメラなど、精密機器が入ったバッグは荷台に載せられない。ということでした。だって、荷台の荷物ってめっちゃバウンドしそうじゃん?

我が家は夫婦2人とも精密機器満載のリュックを背負って沖縄にやって来ます。2人乗りの軽トラのキャビンにはそんな荷物を置くスペースなどなく…。

悩んだ結果、まず私が助手席に座り、足元に夫のリュックを挟み、膝の上に自分のリュックを抱える。そして、空港で買った弁当を手に持って、乗れた!やった!

旅行者には荷台に放置できない荷物がある

盲点はまだありました。

軽トラを離れる時に、スーツケースなどは荷台に放置できない。ということ。

フルオープンで丸見えの荷台に、観光客丸出しのスーツケースを放置して軽トラを無人にするのはさすがに無防備すぎると思ったんです。きっと大丈夫なんでしょうけど…いや、なんかめっちゃギャンブルやん?

旅行者には軽トラの荷台に放置できない荷物がある

開放的な軽トラの荷台

悩んだ結果、どこかに立ち寄るたびに新聞紙を座席に敷いて2人分のスーツケースをキャビンに押し込み施錠。そして重たいリュックを背負ってウロウロする羽目に。

ひどいよノンタンひどいよ。(『あかんべノンタン』より)

雨が降れば軽トラの荷台は水浸し

そして、極めつけは雨でした。

沖縄に到着したときには曇り空だったのが、まとめ買い一軒目のスーパーでお会計をする頃になって土砂降りに。

沖縄旅行で軽トラを借りたら土砂降りに

雨が降るとは聞いてない

レンタルした軽トラには雨除けシートなどなく…。

しばらく呆然とした後、とりあえす90Lのゴミ袋を買って応急処置。

ところが雨で水浸しの荷台に段ボール箱を載せるとなると、ゴミ袋を被せるだけではダメで、底が濡れないように包み込まないといけないんです。だって、段ボールの底が雨に濡れて抜けたら大変。

そういうわけで、2L×6本の水が入った箱を荷台の上で持ち上げて下にゴミ袋を滑り込ませてナニしてアレして…。ゴミ袋に入らない大きい箱には袋を巻き付けて絶対に風でゴミ袋が飛ばされないようにナニしてアレして…。

よっしゃ。これで出発できる。という頃に雨はほぼ上ってましたね。ははは。

軽トラは地元の人が借りるためにあるんだ

夕方には日が差して

さて、ここまでブツブツと書きましたが、これは軽トラの問題ではなく、旅行者には軽トラは向いていないようだというお話です。

それに、現地で手続きをしているとき、(予約が詰まってるから)時間通りに返してね~。とレンタカー屋さんが言っていて、年末の忙しい時に県外から来た私たちが軽トラを借りちゃって申し訳ないと思いました。そうか、これは地元の人が用事で使うためにあるものなんだと。

だから、今後しばらくは沖縄旅行が決まればまずレンタカーを予約しておくことをおすすめします。キャンセル料がギリギリまで発生しないレンタカー屋さんもありますよ。

関連記事→沖縄でレンタカーを安く借りる方法

いろいろ大変だったしこれから軽トラを借りることはないと思うけど、あの時は助かりました。毎日レンタカーを検索しても1泊20万円のオープンカーしかヒットしないような状態だったので、救いの手を差し伸べられたように感じました。とっても感謝です。

それと、車の窓を手動でクルクル回して開けるのが久しぶりで楽しかったです。

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