2020年10月17日。沖縄長期滞在4日目の旅行記。
この日は久しぶりに歴史散策をし、食堂で沖縄そばを食べ、海を見て、うまい沖縄食材で乾杯と、なかなか充実した一日でした。
しかもずっと金武町で遊んでいたという超省エネな日です。
特別なテーマパークに行かなかったとしても、その土地をウロウロしているだけで楽しいのは、受け継がれる歴史と美しい海があるから。それが沖縄の魅力なのだ。急にどうした?!
それではどうぞ。
初日の記事→沖縄長期滞在初日-食材調達は楽しいけど疲れてフリーズするよ
この滞在のダイジェスト&体験記事一覧→2020年10月中旬-沖縄8日間滞在をざっくりと振り返る
金武町屋嘉の歴史散策-ヨリブサノ御嶽
午前中はホテル周辺(金武町屋嘉)の歴史散策。御嶽や拝所をめぐりました。
歴史散策の話は長くなるので別記事に書きますが、でも奥さん聞いて聞いて、ここすてきだったのー。という場所を一つだけ紹介するとしたら「ヨリブサノ御嶽(うたき)」です。
ヨリブサノ御嶽は田園地帯にポコッとある丘で、その風景がなんかよかったんですよ。

畑の中にポコッとあるヨリブサノ御嶽
ポコッとした丘に続く道の先にはひっそりと鳥居が建っていて、ここが拝所へ続く入り口なんです。

丘に近づくと見えてくる鳥居
鳥居は近年建てられたものかと思いますが、この風景が、トトロいたもん!みたいな雰囲気だなぁと。いなかったけど。
そして丘を登るとコンクリート造りの拝所。

丘のてっぺんにある拝所
ちなみに「ヨリブサ」とは海の幸が集まるところとか…まぁそんな感じのニュアンスで、海からの恵みを祈る拝所を指す言葉だそうです。ということは、大昔はこの御嶽近くまで海だったはず。
そんなことを想像をしながら航空写真を見ると、周辺の田園地帯が海に見えてくるから不思議です。
しかし海流の影響で勝手に魚とか海の幸が舞い込んでくる場所があれば、当然そこに人は住みつくでしょうし、ありがたい場所となるでしょうし、神聖な場所としてそこを守ろうとするよね。みたいなことを考えていました。
ヨリブサノ御嶽は、拝所まで登るには草木が茂っていて大変だけど、遠目に丘を眺めるだけでおもしろいので、ドライブついでにいかがでしょう。
「嘉海食堂」でソーキそばを食べる
さて、散策を楽しんでいるうちにそろそろお昼の時間です。
この日私はいささか緊張していました。なぜなら、10月17日は「沖縄そばの日」だったからー。沖縄そばの日に沖縄で沖縄そばを食べられるだなんて、なんと幸せなことなのでしょう。
ドキドキしながらむかったのは金武町屋嘉にある「嘉海食堂(よしみしょくどう)」。(外観取り忘れ)
オンタイムは避けたのですが、沖縄そばの日に加えて土曜日だったからか店内は満席でした。この時期にお客さんが多いのは別意味でも緊張します。でもギリギリまでマスクをしてパッと外してパッと食べてパッと…。ね。
嘉海食堂で私が頼んだのは『ソーキそば』。

嘉海食堂のソーキそば
そりゃおいしいですわな。ソーキがゴロゴロ入っているのも嬉しい。本ソーキの肉肉しいお肉もおいしかった。ちょっと塩気が強かったけど、暑い日とか汗かいた後にはちょうどいいのかもしれないですね。
そして夫が頼んだのは…たぶん『やかじゅーしーそばスペシャル』だと思います。

やかじゅーしーそばスペシャル
写真左下のじゅーしーは「やかじゅーしー」だそうで屋嘉地域に昔から伝わる作り方?なのかな。珍しくいりこが入ってるんですよ。なかなかパンチがあるというか、いりこの風味で味が引き締まっているように感じました。
いやー。やっぱりたまには食堂行きたいですよね。早く気軽に外食できる日が来ればいいなぁ。
伊芸サービスエリアに一般道から潜入
屋嘉食堂を出た後、私たちは急いでどこかしらの高台を目指しました。
だって食堂でそばを食べている途中、薄曇りだった空が急に明るくなって窓の向こうに見える海がパキーンと青く輝きだすのを見てしまったものだから。
ぜひあの綺麗な海を高台から見たい。だけど、青い海が見える高台の場所を私達はまだ知らない。
というわけで、とりあえずその辺の坂道を登って高台へ。…登ったのですが、

適当に登った高台
うーん。もっとパーンと広く見える場所はないのか。
そこで思い出したんです。そうだ 伊芸サービスエリア、行こう。
知っている人は知っている。沖縄自動車道の伊芸サービスエリア(上り線)と中城パーキングエリア(下り線)には一般道から入れるゲートがあるんですよ。
そして確か伊芸サービスエリアには展望台があったはず。ならばそこに行けば青い海を見渡せるのではなかろうか。
で、行ってみた結果…。

伊芸サービスエリアの展望台から見えた海
まぁ霞んでますわな。きれいだけれども。
あの輝きは一瞬の出来事だったようで、もっと天気のいい日にまた来よう。と退散。でもサービスエリアでお土産を見たりお手洗いを借りたり、楽しかったですよ。※お手洗いは普通です。
レストランも景色よさそうだし、なかなか穴場だと思います。
野菜とか肉とか適当に焼いて乾杯
朝から歴史散策をして、沖縄そばを食べて、霞んだ海を見たら、そろそろ眠たくなってきたのでちょろっと買い物だけしてホテルへ。
そして19時半にはかんぱーい。

鉄板焼きならぬホットプレート焼き
滞在していたホテル「スノーボールコンドミニアム」でホットプレートを借りることができたので、この日のメニューは野菜とか肉とか適当に焼いて食べようぜメシ。
関連記事→スノーボールコンドミニアム(1LDK)宿泊レポート【金武町】
→スノーボールコンドミニアムの宿泊プランなど【楽天トラベル】
食材がうまいとこれだけでご馳走です。
沖縄県産のながーいナスと、でかいピーマンと、ムキムキしめじ。あと沖縄県産の豚こま切れをジュッと焼いて味塩コショウにシークヮーサーで、ウヒャヒャヒャヒャー。

焼くだけでうまい沖縄食材
そうそう。あと、滞在初日に沖縄市(ゴヤ)で買ってきた「TESIO」の『HOTDOGフランク』も食べましたよ。
初日の記事→沖縄長期滞在初日-食材調達は楽しいけど疲れてフリーズするよ

「TESIO」の『HOTDOGフランク』
「TESIO」の『HOTDOGフランク』また食べたい
「TESIO」のソーセージはねぇ、パリッと爆発的にはじけるわけでもないし、アゴまで溢れるほどの肉汁もないし、わざとらしい燻煙香もない、とーっても素朴でシンプルなソーセージでした。
食べてるはなから、後で思い出して、あぁ…あのソーセージをまた食べたい。ってなるやつやー。と思いました。
あんなにシンプルで種も仕掛けもない(ように感じる)ソーセージは始めて食べたかもしれないです。肉の味だけで勝負してる?いや、ちょっとわからないな。何がどうおいしいのかわからなかったけど、おいしいソーセージでした。また食べたい。
さぁ、4日目はこれにて終了。なかなか充実した一日でした。
だけどどこかのタイミングでパキーンと青い海を見たいなぁ。できれば、遠くに濃い青手前に水色の、いかにもおきなわ~な海がいい。なんとかならんかねぇ。なんて話をしながらこの日は就寝。
こればっかりはお天気次第ですからね。どうなることやら。
5日目につづく…→青い海を見に西へ東へ沖縄本島を横断【沖縄長期滞在5日目】
2、3日目の記事→偶然に小躍りテイクアウトでアミーゴ-沖縄長期滞在2日目&3日目
この滞在のダイジェスト&体験記事一覧はこちら→2020年10月中旬-沖縄8日間滞在をざっくりと振り返る
コメント