まだ書けていない前回の旅行記が冬休みの宿題みたいに溜まっているけど、記憶が新鮮な方から片付けてしまいましょう。ということで2020年2月の沖縄旅行の話を先に書きますねー。
今回は3泊4日でキッチン付きのホテルに泊まって、初日と最終日だけ自炊をする予定でした。
旅の1日目(2020年2月2日日曜日)は早朝の飛行機で沖縄に向かい、いつも通りウホウホ言いながら食材を買い込み、本島南部を少しだけウロウロ。本島南部のうまいもんをたくさん買いましたよ。
急に決まった沖縄行きだったので心のどこかでワケわかってなくて、ホゲーっとしたまま口元ユルユルですごした日を、できるだけ手短に振り返ります。そう、できるだけ。
早朝の神戸空港はやはり混雑
1ヶ月前と同じく、行きの飛行機は7時30分神戸空港発のスカイマークでした。
前回よりはマシでしたが早朝の神戸空港はやっぱり混雑していましたよ。
関連記事→12月の沖縄旅行1日目-ひたすらスーパーめぐりをした日
出発便が立て込んでいるのと、保安検査が厳しくなっているからなんでしょうね。今の保安検査ってコートを脱いでさらにパーカー(ジップアップ)まで脱がないといけないんですよ。パーカーの下をサボってババシャツとか着てたら大変よ大変!
とまぁそんなこんなで無事那覇空港に到着。
空港を出た瞬間、涼し!と思ったけど日向でレンタカーの送迎バスを待っていたら暑い!日差しが痛い!tenki.jpのアプリを見ると、この時の気温は17.4℃でした。
もっと気温高いと思ったんですけどね。風がひんやりしていたからかな。
レンタカーの手続きを済ませたらさっそく買い出しへ。いつも通りスーパーをはしごしているうちにお昼になったので、とっととランチです。
豊見城の食堂「みーや小」でランチ
目指したのは豊見城市にある食堂「みーや小(みーやぐゎー)」。
このお店は沖縄テレビの『アゲアゲめし』という番組で見てメモしていたんです。『アゲアゲめし』はYouTubeの沖縄テレビ公式チャンネルにアップされていますよ。
↓↓音量注意です。
ぷるんぷるんの『てびちそば』
みーや小で私が注文したのは『てびちそば』。
てびちうめー。ぷるんぷるん。お皿を揺らすとびよびよびよんと揺れる柔らかさでした。
てびちの味付けはしょう油ベースで甘めの優しい味。これ以上薄くしたら味なくなるかもと思うほど薄味で仕上げているのに、ちゃんとおいしいすごくおいしい。
そして気になる緑色の麺は、雲南百薬(うんなんびゃくやく)という薬草が練り込まれているんだそうです。もちろんノーマルの白い麺も選べますよ。
雲南百薬をよくわかっていませんが、別名オカワカメとも呼ばれているんですって。
麺の味は別段青臭いわけでもなく、確かにノーマル麺とは風味が違うけどクセもなくおいしい。ノーマル麺よりもツルツルしていてコシが強い気がしました。
私これ好きだわ。なんだか体に良さそうな気がするー!
まろやかな『みそ汁』
夫が注文したのは『みそ汁』。
汁もうめー。白みそっぽいまろやかなみそ汁でした。
具の島豆腐は塩気控えめで大豆の味が濃く感じるあっさり系。確かにんじんもめっちゃおいしかったような気がするなぁ。
みーや小はかなりの人気店なようで駐車場が空くまで少し待ち、車を置いてからも少し待ちました。でも行ってよかったです。沖縄のうまい食堂で昼ご飯が食べられるのは幸せである。
天ぷらを買いに奥武島へ
ランチの後も引き続きスーパーへ買い出し…のつもりでしたが、日が高いうちに奥武島行かへん?という話になりました。もともと天ぷらを買いに行く予定だったんですよ。
そうと決まれば善は急げ。ということでビューン。
奥武島の天ぷら屋「中本鮮魚てんぷら店」は安定の行列でした。でも客捌きが速いからそんなに待たなくていいんですよね。
ここでは、いか、さかな、もずく、やさいの天ぷらをゲット。
だけど満腹のときに買いに来てよかったです。小腹空いてるときに天ぷらなんか見たらもう絶対に我慢しないわ。たぶん3個食べるわ。
その後車で奥武島をぐるっと周ってちょっと海でも眺めたりして一息。
「南の駅やえせ」でピーマンと玉子とイチャイチャ
奥武島まで来たのなら寄るでしょう。「南の駅やえせ」に。
このブログで何度も書いているけど、なぜか南の駅やえせがやたら好きなんですよ。あのガジュマルもやたら好きで、同じような写真を毎回撮っています。
道の駅やえせでは特大ピーマンと、なんかおいしそうな玉子を購入。
それから毎度おなじみの『イカの羽イチャイチャ』もゲット。
関連記事→イカの羽いちゃいちゃとオリオンビールでちょっと一杯
この日の南の駅やえせはなかなか人が多くていい感じでした。
ずっと賑わってずっと残っていてくださいねー。
あ、でもここに来るとよく買って飲んでいた「35COFFEE(スリーファイブコーヒー)」が閉店していました。悲しいです!
『愛さ栄昇節』のMVロケ地「上江門家」へ
せっかく八重瀬にきたので、前から見に行きたかった八重瀬町安里の「上江門家(いーじょーけ)」へ。
上江門家は300年以上前に建てられたお屋敷で、八重瀬町の有形文化財に指定されているんだそうです。
ただ、私が見に行きたかったのは文化財だからというより、護得久栄昇先生の名曲『愛さ栄昇節』MVのロケ地だったから。
↓↓音量注意です。
当然なんですが、屋敷は雨戸が閉まっていて映像に出てくる雰囲気とは違っていました。それから映像で見るより敷地が狭くてびっくり。プロのカメラマンってすごいわ。
あと屋敷関係ない話、MVで登場するキッズダンサー(花やから)の頭に、うめーしを挿そうと思いついた人は天才だと思う。ちょーかわいいやないか。
糸満お魚センターでもずくと刺身をゲット
そうこうしているうちに時刻は16時前。さっさと糸満に戻ってホテルにチェックインしなければいけない時間です。
と、その前に糸満のファーマーズマーケット「うまんちゅ市場」隣にある「お魚センター」に寄って今夜の刺身を調達せねば。
お魚センターで刺身を物色していると、出会ってしまったのが「味付きもずく」。…味付き?味付け?どっちだったか忘れてしまったけど、なにせもずく酢かけてあるもずく。
大中小とサイズがあって私たちは中サイズをゲット。確か380円くらいだったかなぁ。それも忘れたけど中サイズで4人前はあると思います。
これおいしかったですよ。プリプリの沖縄もずく。器に盛るだけで一品完成。今回もずく酢が食べられると思っていなかったから嬉しかった。
ゲットしたのはお魚センター内の「まきし鮮魚」。
ここでもずくと一緒にメバチマグロの刺身も買いましたよ。
うまいもんしかないサボり飯で乾杯
さぁさぁ、一通り買い物が済んだところで時刻は16時30分。もう乾杯が楽しみでしょうがない時間です。
急いでホテルにチェックインして荷物を片付けてお風呂に入ったら、あっりかんぱーい!
関連記事→Mr.KINJO in 西崎(別館)ツインルーム宿泊レポート【糸満市】
自炊旅行1日目。恒例のサボり飯は、
- お魚センターのもずく酢と刺身
- ゴーヤースティックとあんだんすー
- あちこーこー島豆腐
- 奥武島の天ぷら(いか、もずく)
ふふふ。もずく大好きかっ!
ちなみにミニパックのしょう油とソースは自宅から持ってきたやつ。かつお節パックも持ってきたけど帰りに追加で買いました。仕切り付きのランチプレートはスーパーで買った使い捨てのやつ。です。
いやー…。豆腐うめー。ゴーヤーうめー。刺身うめー。沖縄に来たらうまいもんしかないやないか。
ホテルの部屋でうまいもんとうまいビール(サザンスター)を飲んでいると、明日も自炊メシにしたいなぁ。という気持ちがふつふつと湧いてきました。
本当は糸満初滞在なんだから2日目の晩は糸満の居酒屋に行ってみようぜ。という話をしていたのに…。
さぁ、どうする?私。
疲れていると、どーでもえーことを思案するものです。
2日目に続く→物件下見とうちなー弁当からの瀬長島展望広場へ【沖縄自炊旅行2日目】
この旅行のダイジェスト記事→2月の沖縄旅行ダイジェスト&沖縄拠点づくり計画がブレブレな話
コメント
クイナさん、頑張ってますね~。
糸満、良いでしょ!
名護のファーマーズの方がバリエーションは多いけど、農業はやはり南部です。
お泊りになられたところから旧漁港に向かうと、古き良き居酒屋がたくさんありますよ。
0番地に行ってみてください。昭和の香りがプンプンです、w
那覇より物価も安めで暮らしやすいです。
たぶん・・・関西人には人も合うかも。
そうなんですよ~。糸満良かったんです~。名護とはまた違う魅力がムンムンですね。
旧漁港というのはロータリーの辺りですか?古き良き居酒屋だなんて興味津々です。入るの勇気要りそうですが。
やっぱりアレですね。人間観察も含めて糸満の居酒屋には行ってみないといけませんね。もっともな理由ができました(笑)
糸満公設市場の辺りです。
市場、確か8月に新しくなりますよ~。
イカ墨汁がおいしい店が多いし、チープな昭和のスナックの付きだしに刺身盛りが何気に出てくる。
沖縄のあっさりした(脂ののってない?)魚介が嫌いでなければ、より取り見取りです。
空港から近いから朝一の神戸発で行けば、(公共交通機関でも)糸満の食堂でゆっくり昼飯を食べられます。
まあ、物価で言えば沖縄市の方が安いかもしれないし、沖縄市付近に住む方がいろんな意味でバラエティーには富んでる。若い人には退屈な街なんかも知れませんけど。
戦後、名護は本土復帰や海洋博の時に盛り上がった。
本島中部は基地経済があったけど、糸満とか南部は投資が集まらない地方だったのです。
本島をぐるっと回ってみると、恩納とか読谷に山ほどリゾートがあって南部に無いのは変だと思いません?
ところがこのところ、あしびーな~名城辺りにリゾートが出来つつあります。
喜屋武岬を通る観光道路も出来ますね。
これからって意味ではオモシロイ場所かもですね。
詳しい情報を、しかもたくさんありがとうございます。
市場新しくなるんですね。今のうちに写真を撮りに行かないといけないな~。近く糸満の長期滞在ができるか検討してみます。
沖縄市はまったく未知の世界で、滞在すれば好きになりそうな予感はするんですけどね…。まだ踏み込めずにいます。
そうそう。名城の海岸に大きなホテルが建設されていますよね。
観光客としてはホテルが増えると嬉しいですが、あの風景がこれから変わっていくんだと思うと少し複雑な気もします。
地元の人にとっても良いように変わるといいですね。
豊崎ですが台湾資本のリゾートホテルを作るそうです。
水族館のCMも流れてますし、ついでにドンキも出来るそうで。
古い市場は、昨年暮れに半分は壊されてました。
駐車場になる場所が残ってましたが、今はどうかな・・
移住先、どこがいいかな?の条件の一つに、出来るだけ湿気が少ないところと考えてます。
名護は雨が多いのですよ。
夏の雨より夏以外の時期の雨が少ないところが良い。
沖縄の雨は、雲が分厚くなる台風と気団同士がぶつかる梅雨の様な雨があるでしょ。
その場合の降水はどこでも同じだけど、スコール的に降ったり、海風で出来る雲の降らす雨(かたぶり)はちょっと事情が違う気がします。
その意味では本島南端で標高が高くない場所が良いのではないかと思ってます。
気象庁のデータを見ても安次嶺(糸満も)の雨は少ないです。
夏の雨は、ある意味助かるし、乾くのも早いので、年の降水量では測れない感覚がありますね。
それと地質もミクロ的には大事ですね。
読谷と糸満の喜屋武てよく似た乾き易い地質なんです。
でも、読谷の方が雨が多い。
反対に糸満でもロータリーより南は地下水位が高いです。
石灰岩ベースの土台でないとジメッとしやすい例ですね。
あぁ、水族館のCM、最近よく見かけます。豊崎はけっこう派手な感じになりそうですね。
雨と湿気は確かに重要ですね。そればっかりは長いこと沖縄にいる人でないとわからないですしね。今まで考えたことなかったです。
しかし喜屋武はさすがに…。徒歩圏内に居酒屋とスーパーがあるところがいいなぁ。などと安易な基準で考えていました(笑)
沖縄の人でも良く言ってるのは、琉球大付近はめっちゃ湿気が多い。
泡瀬なんか干潟があるのにそうでもないって言います。
だけど、たいていの沖縄人に聞いてもそうゆう事は分らんのです。
みな、地元を離れたがらないし。
うちは家を買いたいのですけど、今は糸満も高いので思案中なんです。
あちこちで「とりあえず貸してくれる家はないですか?」と聞いてるのですが、今のところ喜屋武に一軒あるのです。
一時貸しだから仲介料だなんだっていらないので、とりあえず拠点にしたいのですけど、確かに不便で、w
まあ、毎晩地元民が集まる居酒屋拠点?!でも良いのですけどね。
門のシーサーが向かい合ってたら、今夜はウェルカムよ、て事にして、w
奥さんは嫌がるだろうな~~。
すみません。バタバタしていて返信遅くなりました。
なるほど~。確かに沖縄が地元の人は、内地の沖縄好きみたいに県内をジプシーすることないでしょうね。
喜屋武はちょうど先日行ってきたんですけど、もっと知りたいなぁと思いました。歴史とか旧跡系の話ですが。
自然が多いところだし、長期滞在とかしたら好きになるんだろうなと思います。
しかし毎晩居酒屋みたいだなんて…。奥さま大変ですよ大変!!(笑)
いえいえ、こちらはヒマなだけなんで。
今月中に喜屋武の古民家を見に行きたかったのですが、コロナ騒ぎで自粛中。
悶々としてます・・・
話変わるけど、ユニオン(スーパー)に行ったことあります?
泡瀬?古謝?にあるユニオンは、物流センターが併設してるから旗艦店?、めちゃ充実してそうなんです。
いつになった飛行機に乗れるか・・・
コロナはほんまに、やっかいですねぇ…。
ユニオンは一時期よく行きましたよ。でも泡瀬とか古謝は行ったことがないです。
ググったら新しくて広いという口コミでしたね。今度行ってみます(´艸`*)