大阪在住の私たちは、沖縄旅行に行くときに神戸空港発→那覇空港行きのスカイマークをよく利用しています。
今まで何度かスカイマークを利用してみて気づいたスカイマークの特徴を、メリット・デメリットに分けてまとめました。
神戸⇔那覇間しか利用したことがないので他の路線のことはわからないのですが、沖縄旅行を計画している人は参考にしてください。
スカイマークを利用するメリット
いま得チケットは本当にお得
私たちはいつもスカイマークの「いま得」チケットを、本当にお得な値段で予約しています。
「いま得」チケットとは残席数によって価格が変動する運賃設定。オフシーズンや早めの予約なら、神戸⇔那覇間のチケットが片道5,500円で予約できることもあります。
出発予定日が少々迫っていても、神戸⇔那覇間を片道10,000円以下で予約できる場合があるので、沖縄に行きたいときはいつもスカイマークのいま得チケットを真っ先にチェックしています。
ただし、いま得チケットはお得ですが、予約の変更ができなかったり、キャンセル手数料が購入手続き後すぐに発生するのでご注意を。
無料で座席指定できて手荷物も預けられる
スカイマークは場合によってはLCCより格安で予約できます。にもかかわらず、座席指定は無料、空港で手荷物を預けるのも無料です。
座席指定は、残席数によって指定できない便もあるようですが、私たちはいつも予約直後にWebサイトで手続きを済ませています。
そして空港で預けられる手荷物は20kgまで無料です。
1人あたり20kg以内であれば何個でも荷物を預けることができるので、スーツケースの他にも、空港で持ち歩くには重たい荷物も預けることができますね。
こういった各種手続きに、別途手数料がかからないのはさすがLCCとは違うんだなぁと思います。
座席の前後の間隔にゆとりがある
座席の前後の間隔(シートピッチ)はゆったり広めでした。
座席に浅く座っても膝が前のシートにつっかえることなく、足を組めるくらいの広さがありました。LCCの場合は少し浅く座ると膝がつっかえるんですよ。
私は狭いところが苦手なので、このゆとりは嬉しいです。
充実した機内サービス
スカイマークは機内サービスも充実しています。
今から紹介する機内サービスは、普段JAL・ANAを利用される人にとっては当たり前のことかもしれません。でもLCCと変わらないくらいの値段でチケットを予約できるのに、LCCよりも充実したサービスがありますよという意味で書きますね。
公式サイトには無料サービスとして、ブランケットの貸し出しやおしぼり、飴ちゃんがもらえると書いてありました。
実際に利用してみた感じ、飴ちゃんは一度だけもらったことがあります。ちょうだいと言えばもらえるのかもしれません。
ブランケット何度か借りました。スカイマークカラーの青いフリース素材でした。
神戸空港⇔那覇空港間のスカイマーク機内で一番うれしいのは、キットカットとネスカフェゴールドブレンドのサービスがあることです。
このサービスがあるのとないのとでは、機内での退屈度が全然違ってきます。
その他の機内販売メニューも、品数は少ないですがとても良心的な値段だと思います。
スマホの充電ができる機材も
スカイマークの座席の下にはコンセントがついていて、離陸時・着陸時以外であれば、スマホやタブレットを充電できます。
ただしすべての機材に必ずコンセントが付いているという訳ではないようです。先日神戸⇔那覇間を往復でスカイマークを利用しましたが、どちらもコンセントが付いていない機材でした。
こまめな状況説明
これはとても個人的な感覚ですが、スカイマークは運航中に今どういう状況なのかについての説明がこまめにあるように思います。
例えば、悪天候で滑走路前の離陸待ちになってしまったときも、なぜ停止しているのか、どれくらい待つ見通しなのかの説明が何度かあって、離陸後も、何分遅れで離陸して到着時刻はこれくらいという説明があります。そしてその後も、現在地と現在の到着予定時刻の説明が何度かあるんです。
一刻一刻と状況に変化があるたびに状況の説明をしてくれると、漠然とした焦りやイライラが軽減されます。
スカイマークは時間を重要視している航空会社なんだなと思いました。
台風のときに助かった
沖縄旅行直前に台風が接近した時も、いち早く公式サイトに予約変更・取り消しの案内が出ました。
台風の規模にもよるかもしれませんが、私たちのときは搭乗予定日の2日前から案内が出ていたのでとても助かりました。
詳しいことは別記事にまとめています。
別記事→沖縄への台風直撃予想と飛行機(スカイマーク)の予約が重なった話
スカイマークのデメリット
デメリットという表現はあまりよろしくない気もするのですが…。
でも一応メリットばかりだと選びにくいかもしれないので、あえて何かしらケチをつけるならばこれかな。というポイントを何点か。
機内Wi-Fiが無い
最近JAL・ANAでは機内Wi-Fiが利用できる機材が増えつつありますが、スカイマークには機内Wi-Fiが利用できる便はありません。(2019年7月時点)
機内コンテンツが無い
離陸後の機内で動画などを視聴できる機内コンテンツのサービスも、スカイマークにはありません。
最近ソラシドエアではそういうサービスが始まったので、もしかして…。と期待しているところではありますが。まぁ無ければ無いでいいんですけどね。
大阪から神戸空港までのアクセスは電車のみ
スカイマークは関西圏では神戸空港のみの発着です。
私たちは大阪在住なのですが、大阪からは神戸空港への空港バスがないんです。なので神戸空港までは、JRとポートライナーを乗り継いで移動しなければいけません。
大きな荷物を抱えての移動はなかなか大変です。大阪からも空港バスがあったらいいのにと思います。
でもこれはスカイマークだけのデメリットではないですよね。ソラシドエアも関西圏では神戸空港のみの発着ですもんね。神戸の人がうらやましい…
那覇空港発の最終便が早い(追記あり)
那覇空港初の最終便の出発時刻が、現時点(2017/04/27)では15時発なんです。私たちにとっては15時の便で帰るのは早すぎるなぁと感じています。
このスケジュール、シーズンによって変わるのかなぁと思ってましたが、今年の夏はそのままみたいですね。でも飛行機の運航スケジュールって変更もありそうなのでその都度確認した方がよさそうです。
※最終便が増便されました。(2019/07/27追記)
2019年8月1日から神戸空港からも那覇空港からも、最終便が増便されました。那覇空港から神戸空港へ向かう最終便は18:45発になるそうです。
これで、惜しいなぁと思っていたポイントが一つ減りました。
利用するうちに好印象な航空会社に
実はスカイマークに初めて乗ったとき、隣の席の知らないおじさんとひじ掛けをめぐって無言のバトルを繰り広げていたんです。
だからスカイマークは何も悪くないのに、スカイマークの第一印象はモヤモヤしていました。
でもそれ以降はバトルをすることもなく、何度も利用していくうちにスカイマークってなんと便利で合理的なんだろうと思うようになりました。
台風のときの対応も早かったし、2017年度と2018年度は定時運航率No.1だったんですって。
→おかげさまで定時運航率2年連続No.1【スカイマーク公式】
そういう要素を総合して、今のところスカイマークはかなりお気に入りの航空会社です。
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