どういうわけかピタットハウスを思い出してしまうCMでお馴染みの「Mr.KINJO」。
今までずっと気になっていたMr.KINJOに先日初めて宿泊しました。滞在日数は3泊4日。2020年2月の話です。
「Mr.KINJO in 西崎」の2棟目が「別館」
今回利用したのは糸満市西崎にある「Mr.KINJO in 西崎」。
なんですが、細かいことを言うと、公式サイトで「Mr.KINJO in NISHIZAKI Ⅱ」と紹介されいている西崎の2棟目の建物に泊まりました。
→Mr.KINJO in NISHIZAKI Ⅱ【Mr.KINJO公式サイト】
楽天トラベルなどの予約サイトでは、そこをMr.KINJO in 西崎の「別館」として宿泊プランを出しています。
おそらくノーマル「Mr.KINJO in 西崎」はダブルルームの棟、「別館」はツインルームの棟、なんじゃないかなぁ。
→Mr.KINJO in 西崎の宿泊プラン一覧【楽天トラベル】
私たちが泊まったのは「別館」のツインルームです。
「別館」ツインは狭いけどそれ以外はとても良い
まずチェックイン手続きをノーマル「Mr.KINJO in 西崎」で済ませたら、そこから徒歩2分程の場所にある「別館」まで移動します。
別館は1階部分がまだ空室で、事務所とか受付がこれから入るのかなという感じの新築の建物でした。外観は普通のマンション風。
そして客室の間取りは1K。そこにベッドが2台入っているので正直ツインルームは狭いです。
だけど狭い以外は、新築で綺麗だし清潔感あるし気密性も高いし、とても良い部屋でしたよ。しかも徒歩圏内にスーパーがあるし近くにファーマーズマーケットもあるし。
ツインルームの玄関からベッドまでの写真
ひとまずツインルームの玄関からベッドまでを順に紹介すると、玄関を入ってすぐ、キッチンとのすき間にハンガーを掛けるスペース。
そしてキッチン、電子レンジon冷蔵庫、その横に洗面化粧台。(食器類は写真用に私が並べました。)
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洗面台の横にカフェテーブルのセットと壁掛けテレビ。
テレビの正面にはベッド。
といった感じ。
部屋全体の写真は撮り忘れました。すみません。
→Mr.KINJO in 西崎と別館の室内写真など【楽天トラベル】
この狭さで実際に困ったことといえば、最終日の荷造りであっちこっち行ったり来たりするのに夫婦で通路の譲り合いをしなければいけなかったこと。ですかね。
収納は意外とある
初めて部屋に入った瞬間は、やっぱり狭かったかー。これどうしようかなぁぁぁぁ。と頭を抱えかけたのですが、よくよく室内を見てみると収納は思ったより充実していました。
一番助かったのが、洗面化粧台。
鏡の裏が収納棚になっていて、そこに化粧水やらコンタクトレンズやら一番細々して散らかる奴らを収納できます。洗面台の下にも深い引き出しがあって、そこには使わない備品などを一時撤去しておくことができました。
それからキッチンシンクの下も収納スペースがあったしバスルームには作り付けの棚があって、それぞれの場所にそれぞれ使う私物を置いておくことができました。
脱衣所にトイレと洗濯機
さてお次はMr.KINJO in 西崎別館の室内写真を見た時に、どーしても気になってしょうがなかったこと。
なんで洗濯機の横にトイレがあるん?
その使い勝手を体験してきました。まずは撮ってきた写真から。
脱衣所の扉を開けてすぐの景色はこうです。
便座にゆったり腰かけると左手に洗濯機、右手にお風呂場の扉という案配。左右は部屋によりだと思いますが…。
そして洗濯機側から見る景色はこう。
バスルームから見る景色はこうです。
この配置を初めて見たときは意味が解らなくてプチパニックだったんですけど、実際に使ってみると、まぁ慣れました。慣れるとそこまで不自由は感じなかったですよ。
お風呂に入るときはバスタオルを洗濯機の上に置いておけるし、一応バス・トイレ別で脱衣所もあるということだよね。と思えるようになりました。
バスルームは広い
だけどバスルームは広かったです。
洗い場もあるしバスタブも広かった。
バスタブなんかは、大人が足を伸ばしてリクライニングを倒したような姿勢で肩まで浸かれるほどの広さがありましたよ。伝わりづらいですね。
洗濯物は少しなら浴室乾燥できる
そう、それから洗濯乾燥機はなかったのですが、浴室乾燥機があったんですよ。
これもよかったです。少しの洗濯物なら翌朝までに乾かせました。
でも張り切ってギューギューに干したらムレて洗濯失敗の臭いがしました。気をつけて。
あと、洗濯用洗剤はないので準備が必要です。さらに小さなピンチハンガーがあると便利。
食器セットは1泊1000円
さて続きましてキッチン周りの話を少し。
食器セットはオプションで、1泊1000円でした(2020年2月2日時点)。私たちは3泊したので合計3000円。チェックインのときにカゴに入った状態で受け取ります。
カゴの中には、包丁やまな板、フライパン、片手鍋、プラスチック製の食器などが入っていました。
一応写真を撮りましたが、全てのセット内容が同じとは限らないと思うので、気になる物があれば問い合わせしてくださいね。それから、食器セットは数に限りがあるそうです。
あと、電気ポットは部屋に標準装備です。写真を撮るときに除け忘れました。
使い捨てのランチプレートがあると便利
食器セットの内容はとても充実していましたが、なにしろテーブルが小さいので、後からスーパーで使い捨てのランチプレートを買いました。
こんなふうに、しょう油やソースやアンダンスー(油みそ)やらで手塩皿を多く使うメニューのときは、仕切りのあるランチプレートがとても便利でしたよ。
自炊をする場合に準備する物
話のついでに、ここで自炊をしようと思う場合、準備しておくと役立ちそうな物をメモしておきます。
まず、食器用洗剤とスポンジはないので準備が必要です。
キッチンペーパーやラップ、ゴミ袋などの消耗品は置いていないので、沖縄で買うか折り畳んで持っていくかという感じ。ティースプーンも用意すると便利。
それから炊飯器はないので、私たちはレトルトご飯を買いました。
自炊の程度にもよりますが、調味料類も一切ないのでサラダ油とかだしの素、塩、コショウなど予想できる調味料は準備しておくことをおすすめします。
持ち運びしやすい粉末系の調味料は、小分けにして自宅から持っていくと買い出しが楽です。あとしょう油やソースのミニパックとか。
私たちはしょっちゅう自炊旅行をするので、スポンジホルダーや扉に引っ掛けるタイプのタオルハンガーをいつも持参しています。
でも、そんな大げさなん嫌やわという方は、吸盤フックを多めに持っていくと役に立つはず。キッチンの壁がツルツルでした。加えてS字フックなどもあれば工夫次第で使いやすくできると思います。
料理は炒め物程度で
キッチンはIHクッキングヒーターが一口なので、材料から切ってなにする料理は炒め物程度にしておくと楽だと思います。
その他は、切るだけとか温めるだけ、盛るだけでなんとかなりました。
自称酒飲みメシなのでどれだけ参考になるかわかりませんが、ここで作った料理らしいものといえば、ピーマンと豚肉と豆腐のちゃんぷるー、にんじんしりしりーくらいですかね。え…もっと作ったつもりでいたわ。
あとは温めるだけのゆし豆腐や沖縄そば、温め直したうちなー天ぷら、盛るだけのもずく酢、切るだけの島豆腐や巻き寿司(節分だったので)などなど。
そして朝ごはんはたまごかけごはん。的な。
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外食するにも買い物するにも便利な立地
Mr.KINJO in 西崎の周辺は、居酒屋や飲食店がそこそこあって繁華街っぽい雰囲気でした。だから、今日自炊するのめんどくさいわー。と突然思っても何かしら外食できるので気が楽です。
スーパーは徒歩圏内に「タウンプラザかねひで西崎店」があるし、車で4分のところにファーマーズマーケット「うまんちゅ市場」があるので買い物はちょー便利。
超低層階でなければ開けた眺望
部屋のベランダはほぼ南向き。
道を挟んで向かいが2階建てくらいのパチンコ店なので、超低層階でなければ眺望は開けていると思います。
朝方、ひょっとして山の向こうに昇る朝日が見られるかも。と身を乗り出してみましたが、
宿泊した2月初旬は、一つだけ背の高い建物の真後ろに日が昇るという貴重な時期でした。まぁ、そんなもんですな。
専用駐車場はない
最後に、Mr.KINJO in 西崎には専用駐車場がありません。なので近くのコインパーキングを利用しました。近くに何軒かありましたよ。
駐車料金は一晩でだいたい1000円とプラス数百円するかしないか。那覇とあんまり変わらないんですね。まぁ便利な場所だし繁華街ですもんね。
そんなこんなで最終的には、宿泊料金プラス駐車場代と食器セット代が追加されるということですね。
でも宿泊料金はかなり抑えられているし、暮らすように過ごせて水道光熱費まで込み込みだと考えるとめっちゃお得なホテルだと思いましたよ。
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