2022年12月26日(月曜日)。年末年始の沖縄、那覇滞在2日目に本島南部へドライブにでかけました。
おおまかなドライブコースは、南城市で自然や歴史を感じ、定番のうちなー天ぷらを買い、八重瀬町で晩酌のアテを買い揃える。といった感じです。
久しぶりの南部ドライブはとても楽しい時間でした。天気が良ければ最高だったのになー。と、本編中何度もつぶやくと思いますがあしからず。
(この滞在のダイジェスト&体験記事一覧→冬の沖縄滞在(2022~2023)18日間を振り返る)
朝一番に行ってよかった「垣花樋川」
那覇のホテルを出て朝一番に向かったのは「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」。
垣花樋川は南城市玉城垣花にある水源地。「樋川」というのは、樋を使って水を引いている湧泉を指すそうです。
ここがまたすばらしかったんですよ。とうとうと溢れる水の音と午前中の澄んだ空気がとても清々しい場所でした。

垣花樋川(南城市玉城垣花)
清々しさが全く表現できていない写真ですみません。一応説明しますね。
先ほどの写真の左上に小さく写っているのが「男川(イキガガー)」、男性が水浴びをする場所。写真手前の水溜りみたいなのが「馬浴川(ウマアミシガー)」、畑仕事を終えた馬を洗う場所だそうです。
そして、イキガガーから少し離れた坂の上にあるのが「女川(イナグガー)」、女性が水浴びをする場所。

女川(イナグガー)
こんな風に整備されたのは近年だそうですが、水源自体は琉球王国成立よりもっと前、ここに水が湧いているから人が住み始めたのではないか。くらいの歴史があるようです。
しかも、環境省全国名水百選に選ばれているそうで。
夏休みとか休日は、水遊びをする子どもたちで賑わうそうですね。
イナグガー辺りの高台からは遠くに海が見えて、晴れていたら最高なんだろうなー。

ドン曇り~
ただ、天気の影響なのか、駐車場から樋川までの通路も豊かな水でベチョベチョだったので、雨の翌日などお気をつけて。

水浸しの道あり
(参考:南城市教育委員会『南城市の御嶽』p.172)
→ダウンロードできる資料一覧【なんじょうデジタルアーカイブ】
『琉神マブヤー3』のロケ地「仲村渠農村公園」
さてお次は垣花樋川のすぐそば「仲村渠農村公園」でちょっと休憩。

仲村渠農村公園(写真右手)
なんですけど実はここ、沖縄を代表するヒーロー『琉神マブヤー』のロケ地なんです。
マブヤー3の第5話で、主人公のカナイがそろばん修行をしていた公園がここでした。

だいたいこんな雰囲気で映っていた
さ、いい年してヒーロードラマを活き活きと語るのはこれくらいにして。
それにしてもこの公園からの景色は最高でした。晴れていれば…。

ドン曇り~
ひとつだけ、以前ここに来て車を止める場所がなくて諦めたことがありました。駐車場はないのでその辺要注意です。
本島南部ドライブといえば奥武島でしょう
ここからは、南部に来たら寄るでしょう。といういつものコース。
まずは南城市の小さな島、奥武島へ。
奥武島といえば天ぷら。

うちなー天ぷらがおいしい「中本鮮魚店」
だけど、奥武島の天ぷら屋は月曜日定休日のお店が多いので気をつけてくださいね。橋を渡ってすぐの「中本鮮魚店」は開いていました。(2022年12月時点)
大好きな奥武島で、また来れたよ~。感を味わいながらしばしうろついた後は、迷わず八重瀬方面へ。
八重瀬町で今宵のアテを調達
八重瀬町では「みなとがわパヤオ鮮魚店」へ。
ここに来たのは、晩酌用の刺身と揚げたての「イカの羽いちゃいちゃ」を買いたかったから。

※写真はイメージです(2017年9月撮影)
関連記事→(2017年9月)イカの羽いちゃいちゃとオリオンビールでちょっと一杯
その後は、これまた大好きな「南の駅やえせ」でうちなー弁当をゲットして、昼めしだー!
アグーかつ丼に玉砕
うちなー弁当は、八重瀬町のザ・サザンリンクスゴルフクラブ裏にある「玻名城ビーチ」駐車場で、海を見ながら食べました。天気悪いけど。

玻名城の白い海を見ながらうちなー弁当
ところで、この日チョイスしたのはとんかつ入りの弁当。

とんかつ入り弁当をチョイス
なぜとんかつを選んだのか。
実は、南の駅やえせに出店している「南国亭」でアグーかつ丼を食べられるんじゃないかと勝手に思い込んでいて、玉砕したのです。
南国亭は八重瀬町にあるアグー豚専門店だそうで、アグーかつ丼もとんかつもとってもおいしいらしいです。しかもお求めやすい。
いろいろ調べて南の駅やえせに出店していると知ったので、かつ丼食べる気満々でいたのですが、南の駅ではメニューになかったです。
悔しいからいつか必ずリベンジします。本店へ行くぞ。
とはいえ、とんかつ入りのうちなー弁当もおいしかったから満足ですけどね。
定休日が多い月曜日
昼食後は再び南の駅やえせに戻り、産直野菜などを買い物。

産直市場もある南の駅やえせ
そうこうしているうちに帰り道を考える時間になって、さてどうしようかと。天気が良ければニライ橋カナイ橋とか行けばいいんでしょうけど、相変わらずドン曇り。
しばらく話し合って思いついたのは、南の駅やえせすぐ隣の「具志頭歴史民俗資料館」でした。せっかく八重瀬町にいるんだから八重瀬町港川で発掘された港川人について学ぼうではないかと高尚なことを考えたのです。
ところが、いざ資料館へ行ってみると月曜日は休館日。
事務所だけは開いていたので『八重瀬町の文化財』という冊子を買って、大人しく帰ることにしました。
ほんまに…。奥武島の天ぷら屋といい、資料館といい、月曜日は休みのとこ多いから気をつけなはれや!いや、お気をつけください。
ドライブの締めくくり南部のうまいもので乾杯
さて、これにて那覇滞在2日目の本島南部ドライブは終了。
ホテルに帰って、奥武島の天ぷらともずくと八重瀬町の刺身とイカの羽いちゃいちゃで乾杯!

他にも食べたけど撮り忘れてますー
こうやってブログに書くと毎回同じところばっかり行っているけど、飽きないからしょうがないですねぇ。
今回の年末年始滞在は元々名護滞在だけの予定を、奥武島に行きたいからわざわざ那覇2泊を追加したわけで。なぜかわからないけど、奥武島と八重瀬町が大好きなんですよねー(南城市も含む)。
まだ行ったことがない人は、ぜひ、なんとなく行ってみてください。できれば天気の良い日がおすすめです。
この滞在のダイジェスト&体験記事一覧→冬の沖縄滞在(2022~2023)18日間を振り返る
コメント