2019年7月の沖縄旅行2日目。ドライブがてら大宜味村のいろんな場所をウロチョロした日。
本当は一つの地区をじっくり散策したいけど、夏の沖縄でガッツリ集落散策は厳しいのです。暑いので。だから車でプラっと散策の下見へ。
一方、この日の天気予報は、前日に発生した台風5号が接近するとかしないとか意味の分からないことを言いはじめ、晴れるのか雨なのかも定まらない様子。あぁ。私の夏は今日で終わるんだ。と覚悟を決めた朝でもありました。
あっ!虹!
不安定な空模様に一喜一憂しながら出発です。
(夏の沖縄旅行1日目の記事はこちら→7月の沖縄旅行1日目-名護で買い出し&沖縄の夏の音)
ニューハーフ♡の看板に惹かれ「羽地の駅」へ
ひとまず大宜味方面に向かって、具体的な目的地は途中どこかで作戦会議をして決めようぜ。ということで滞在先の名護から羽地内海へ向けて出発。
道中突然目に飛び込んできたのは、「人気指名No.1ニューハーフ」の看板。
なんだおもしろそうじゃないか。ならばここで作戦会議じゃ。
ニューハーフ♡の看板があったのは「羽地の駅 やんばるたまご」という道の駅っぽい施設です。産直市場があったり、地元の食材を使ったレストランがあったりするところ。
建物の屋上からは羽地内海ならではの、沖縄なのに瀬戸内っぽい景色を眺めることができました。
そしてニューハーフの正体は、羽地の駅内にある「薬草天ぷら店 島の恵み」というお店で販売している揚げカマボコのことでした。
鶏ミンチと魚のすり身がハーフ&ハーフのカマボコなのでニューハーフなんですって。
なるほどなー。ニューハーフは買わなかったけど羽地の駅をじっくり偵察。
その後駐車場で次の目的地について3分程度の作戦会議。
道の駅おおぎみでシークヮーサーを買う
次に立ち寄ったのは「道の駅おおぎみ」。ここに来るのは何年ぶりだろう。
※2020年に道の駅おおぎみは津波地区へ移転しました。旧道の駅おおぎみは「大宜味村農村活性化センター」として地場産品を販売中。
今回の旅には、夏の青切りシークヮーサーを大量に買って帰る。という目的がありました。
予定では沖縄に到着した日に名護のファーマーズマーケットで買うつもりだったのですが、意外や意外、ファーマーズマーケットにシークヮーサーが無かったんです。
なんで?もう7月も中旬よ?と思いつつ、ならば大宜味の道の駅に掛けてみようという意気込みでここにやってきました。
ところがここでもシークヮーサーはめっちゃちょっとで、小袋が数十個並んでいる程度。
イメージでは土嚢サイズの袋がどっかんどっかん積み上げられていると思っていたのに…。
若干ふれくされつつお店の人に聞いてみると、「これからよ!これから!」とめちゃめちゃ明るい声で教えてくれました。そして「これは初物だから。一番おいしい。」と。
なーんだ。そうだったのか~。っていうか薄々そうじゃないかと思ってたけど、期待してたから凹みかけてたわ。でもめちゃめちゃ明るい声で教えてもらったら、何かどうでもよくなったわー。
ということで、この時期一番おいしいシークヮーサーをゲットして次へ。
※2020年に道の駅おおぎみは津波地区へ移転しました。旧道の駅おおぎみは「大宜味村農村活性化センター」として地場産品を販売中。
→(旧道の駅おおぎみ)大宜味村農村活性化センターの詳細【くゎっちー沖縄】
青切りシークヮーサーの時期は年によって違う
ちなみに去年(2018年)は7月9日~14日まで沖縄に滞在していて、大量の青切りシークヮーサーを買って帰っていました。今年(2019年)は7月17日に道の駅おおぎみで初物をゲットしています。
そう考えると、青切りシークヮーサーの時期は年によってかなり前後するものなんですね。7月中旬でも微妙な場合があるということを学びました。
58号線沿いで The 大宜味な風景を愛でる
次に目指したのは大宜味村役場。なのですが、その前にちょっと野暮用で大宜味郵便局へ。
用事を済ませて出て来たら、目の前に広がっていたのは The 大宜味な風景。
この広い青空と、スパーンと広がる水平線と、黄色いバス停。大宜味に来ないと見られないんじゃないかなぁと思うんです。
こういう風景を見ると大宜味村滞在をしてみたくなります。もしくはバス旅とかね。
いいなぁ。夏だなぁ。
「大宜味村役場旧庁舎」越しに見る海が絶景だった
しばらくバス停と戯れていた私たちは、我に返って大宜味村役場へ。
役場付近に到着して最初に見つけたのは、昔役場だった建物「大宜味村役場旧庁舎」。沖縄県内で最も古い鉄筋コンクリート造りの建物だそうで、県指定文化財です。
この日は旧庁舎内には入れなかったので、そのまま現在の役場方面へ歩いていくと、何とも言えない素敵な景色に出会いました。
旧庁舎越しに見る青い海。レトロな建物と沖縄の海らしい2色の青たまらない。
沖縄のこういうところが好き。何にも期待していない何も考えていないときにふと目に飛び込んでくる綺麗な海。濃い青と淡い水色の海。
しかもここは現役場の目の前でちょー現実的な場所。そこに夢のような景色が広がっていて、こんな景色とともに生きているとか…これが日常の風景だとか…なんかもう信じられないこの感じ。ってそろそろ何が言いたいのかわからなくなってきた。
大宜味村の歴史本を購入
大宜味村役場へ向かったのはぜひともゲットしたいアイテムがあったからでした。それは、大宜味村発刊の歴史本。
予定では『大宜味村史-シマジマ本編』を買うつもりが、実物を見るとかなり大きくて分厚い本でした。もっと手軽なものをということで『わーけーシマの宝物』という冊子を購入。
中身のイメージは大宜味村サイトにサンプルがありますよ。
さて、冒険の書を手に入れたことだし、再び出発だ。といったところで続きはまた後日。
夏は暑いのでね、そんなに冒険はしてませんけどね。
後編に続く→大宜味の集落をウロウロ-7月の沖縄旅行2日目(後編)
1日目&この旅行の体験記事リスト→7月の沖縄旅行1日目-名護で買い出し&沖縄の夏の音
3日目の記事→7月の沖縄旅行3日目-ずっと雨だった一日を半笑いで遊ぶ
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