名護市宮里にある沖縄そばの有名店「宮里そば」に行ってきました。
名護の有名店「宮里そば」
宮里そばの名前はずーっと前から聞いたことがあったのですが、有名店だというだけでなんとなく敬遠していました。なんだかミーハーっぽい気がしてしまって…。
でも観光客だけでなく地元の人にも人気のお店で、沖縄の人が県外からお客さんが来た時には宮里そばに連れて行くんだという話を聞いてからは、一度は行ってみたいと思うようになったのです。
結局のところ、なんで今まで行かなかったのかそのつまらない意地を後悔するくらい、おいしい沖縄そばを食べることができました。
甘辛三枚肉がたまらない宮里そばの三枚肉そば
宮里そばは食券制でした。食券制だとメニューを決めるのにめちゃめちゃ焦ってしまうのですが、宮里そばのそばメニューは、ソーキそば、三枚肉そば、昆布そば、そば（小/三枚肉）だけなのであまり悩まずに決められます。
私が選んだのは三枚肉そば。（小）にするかどうかですごく悩んだけど普通サイズにしました。結局悩んどるやないかーい。
三枚肉そば（普通サイズ）
いやはや。うまかった。でーじまーさん。
麺は中太のストレート麺。…だと思うたぶん。
スープは一口目に「かっつお！」と声に出るくらい、きりっとかつおだしがきいています。なのですがその後にふわりと昆布の香りが追いかけてくるんです。それがまたいい香りで昆布大好き人間になりそう。
そばにのっている結び昆布も柔らかくておいしい。結び目の部分も余裕で噛み切れます。だしがようしゅんでいてとろける系の昆布でした。
そしてやっぱり感動したのは三枚肉。余分な脂が抜けていて甘辛でプルプル。
この三枚肉の甘辛さのバランスはめっちゃ好みです。すっきりした甘さとしょう油臭くない辛さ。辛さ？塩気？コク？というのでしょうか。
ひょっとしてもしかしてこの甘みは黒糖を使っているのかしら。だからこんなにすっきりした甘さなのかもと思いました。もらって帰って酒の肴にしたい。できないけど。
宮里そばのソーキそばはおダシあっさり
夫が注文したのはソーキそば。
ソーキそば
でっかいソーキがゴロンゴロンとのっかっています。
ソーキを一つ分けてもらいました。お肉はホロホロでアクもなく綺麗な味。丁寧にアク抜きされているのがわかります。
どちらかといえばスペアリブに近いような、コロンと音がする骨が付いたソーキでした。
三枚肉と同じく絶妙な甘辛加減の味付けでしたが、脂身が少ない分ソーキの方があっさりな感じです。これは二日酔いにいいはずよ。ﾑﾌﾌ。
小さい器でボリューム満点
三枚肉そばが運ばれてきたとき、わりと器小さいやん。よかった。と思ったんです。
というのは宮里そばに来るほんの数十分前に、うちなー天ぷらをつまみ食いしてしまったんです。2個も。
過去記事参照→7月の沖縄旅行1日目-名護で買い出し&沖縄の夏の音
だから（小）にするかどうかですごく悩んでどぎまぎしながら普通サイズにしたのですが、思っていたより小さめの器で、あぁよかった。と。
ところがどっこい。食べても食べても麺が減らない。この器にこんなに麺が入ってたんや。と思うほどボリューム満点の普通サイズでした。
いつもよりゆっくり食べたので終盤少し味がぼやけてきてしまって、申し訳ないことをしました。いえ。完食しましたが。
紅ショウガで味を変えたらこれまたおいしくて、スープも全部飲み干しましたよ。
次回は万全のコンディションで臨むつもりです。
有名だけど地元に人気のそば屋さん
私たちが行ったときは、地元のお客さんが多かった気がします。
沖縄そばランキングでトップ10入りしていたり、ガイドブックでも頻繁に見かけるので、てっきり観光客だらけのお店なんだと勘違いしていました。
「地元の人にも人気のお店」じゃなくて、地元の人の日常使いのそば屋さんだったんですね。
お店の人たちは、お節介を焼くわけでもなくツンケンしているわけでもなく、着々と切り盛りしている様子。
一人で来ている地元の方は、先のお客さんに自ら相席の交渉をして座っていました。
そんな店内の雰囲気を見ていたら、知らない街の知らないお店で地元のお客さんを観察しながらお店のルールを知るのも旅の楽しさだなぁ。と思いました。
もちろん、あんまりガン見しないように、盗み見を訓練しないといけないですが。
この旅行の体験記事リストあります→7月の沖縄旅行1日目-名護で買い出し&沖縄の夏の音
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