恩納村前兼久、ホテルムーンビーチのすぐそばにある居酒屋「あぐーの店山城亭」に行きました。
山城亭はあの立地でめちゃめちゃおいしいあぐー豚が食べられるのに、気取らない、お求めやすい、地元の人たちも楽しんでいる居心地のいいお店です。
立地はリゾートエリアのど真ん中
山城亭がある恩納村前兼久は沖縄本島の中でも指折りのリゾートエリアで、ホテルムーンビーチ、ホテルモントレ沖縄、恩納マリンビューパレスなど大きなホテルや、ダイバー向けの宿泊施設などが建ち並ぶ地域。
山城亭はそんなリゾート地のど真ん中にあります。
どこに泊まっても徒歩数分で来れる、めっちゃ便利な立地です。
客層は時間帯で入れ替わるかも
ここまでリゾート地ど真ん中の居酒屋となると観光客ばっかりなんじゃないの?と思いきやそうでもなくて、山城亭の客層は時間帯で入れ替わってるように思います。
18時、19時の夕食タイムは観光客が次々とやってくる感じ。でも観光客はあまり長居しませんね。夕食だけさっと済ませて出ていく人が多かったです。
夕食のピークが過ぎて、私たちもアテをつつきながら泡盛をちびちびやる頃になると、地元の人たちがなだれ込んでくる感じ。近くで何か行事があったのか、いつものメンバーなのかなという雰囲気でキープしているボトルを出してワイワイしていましたよ。
あぐーの焼肉としゃぶしゃぶ両方を楽しめる
さてそんな山城亭で私たちが決まって注文するのは、あぐー豚の焼肉とあぐーしゃぶしゃぶ。
一晩で両方楽しめるのは、焼肉もしゃぶしゃぶも珍しく一人前ずつ注文できるから。しかも具材は追加注文できるんです。
今回もオリオンビール(麦職人)で乾杯した後、しばらく焼肉を楽しみましたよー。
いやしかしあぐーの脂は甘いです。昔はあぐーの味が綺麗すぎて物足りないと思ったこともあったけど、最近になってこの甘さと軽さがたまらなくおいしく感じるようになりました。
薬味皿にはぽん酢(?)とにんにく、塩が並んでいますが少しの塩だけで十分うまい。もしにんにくをつけるなら、お箸の先でちょんと触る程度がおすすめです。
そしてそろそろ口を変えたいなと思う頃にあぐーしゃぶしゃぶを注文。
沖縄そばの出汁で鍋をしたらうまいと知ったのは山城亭のおかげです。
具材はあぐー豚肉の他に野菜と島どうふときくらげ。締めはもちろん沖縄そば。
たまらん。
そういえばこのしゃぶしゃぶを初めて食べたあと、あんまり感動したのでこの鍋を自宅で再現しようとしてきくらげを買いました。でもあぐーの出汁も肉もなかったので、再現できたのはきくらげの食感だけでしたね。
ほんの少しだけカチャーシーデビュー?
ところでもう何年も前、山城亭であぐーを食べて泡盛をガブガブ飲んでいると、どういう話の流れだったのか、地元のお客さんが三線を弾き始めたことがありました。
民謡酒場でもないのに三線の音を聞けたのが嬉しくて、テンションマックスで、さーゆいゆい♪と合唱していたことは覚えています。ベロベロだったけど。そしてその後三線を弾いていた人と仲良くなって、今でもたまに個人のFacebookで交流しているという素敵な出会いがあったんです。
今回久しぶりに山城亭に来て、そんなこともあったなぁ。とか思い出しながら泡盛をちびちびやっていると、なんと今度は三線からの、カチャーシー、カチャーシー、カチャーーシーー。
わー。どうしよう。今すぐにでも飛び込んでいきたいけど、今日はベロベロになるわけにはいかないんだー。だって、結婚記念日なんだもの。
というわけでめっちゃ自制していました。できるだけ周りと目を合さないように。本音とは裏腹に、静かに静かにやりすごす努力…。
だけどあの地域の人というのか、あそこで出会った沖縄の人たちは、観光客本人よりも観光客に慣れていて、しかもウェルカムな雰囲気で接してくれるとても明るい人たちでした。カチャーシーも、ここにいる人みんなで楽しもう!という感じでみんなに目を配るけど強引に引きずり込むわけでもなく。
最後の最後、夫がフワッと乱入していったのを見計らって、ご婦人が誘いに来てくれました。両手を取って、はい!あなたも一緒に!みたいな感じだったかなぁ。
うひゃうひゃ言いながら参加しましたよ。えぇ。だって嬉しかったんだもの。
ほんの少しだけカチャーシーやってみてわかったのは、カチャーシーするとすごい勢いで酔いが回るということでした。
あぁ楽しかった。おいしかった。また行こう。
そんなこんなで山城亭にはいい思い出しかないんです。
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