(関西域では)2021年5月9日に放送された『遠くへ行きたい~ハイサイ!だいすけお兄さん 琉球の唄めぐり』のロケ地をおさらいします。
旅をしたのは横山だいすけさん。11代目歌のお兄さんですね。
だいすけお兄さんが訪れたのは、沖縄本島の南城市、那覇市、読谷村、北谷町、沖縄市、うるま市と、ものすごいハイペースな旅でした。
長いのでできるだけウンチクは少なめに、だいすけお兄さんが訪れた沖縄と琉球の唄を振り返ります。
遠くへ行きたい沖縄ロケOPは新原ビーチ?
番組のオープニングでだいすけお兄さんが走ってきたビーチは、おそらく南城市玉城百名の「新原ビーチ(ミーバルビーチ)」じゃないかなぁ。と思います。初っ端から自信なくてスミマセン。
→オープニングシーン入りの予告動画ありました【遠くへ行きたい公式Facebook】
でもGoogleマップの写真を見ると背景がとても似ている気がします。
「おきなわワールド」で獅子舞とエイサー見学
そして本編。
最初に向かったのは「おきなわワールド」(南城市玉城前川)。
ここでは獅子舞とエイサーを見学していました。だいすけお兄さんもエイサーを教わっていましたね。
エイサーの動きってけっこう難しいと思うんですけど、さすがうたのお兄さん、教わったばかりなのに上手だなぁ。と思って見ていました。あと、沖縄の獅子舞は迫力がありますよ。一見の価値ありです。
おきなわワールドのサイトによると、エイサー体験は団体客のみのようです。
「牧志公設市場」で夜光貝を食べる
次に訪れたのは那覇市の「牧志公設市場」。

仮設の第一牧志公設市場
夜光貝(ヤコウガイ)を紹介したのは市場内の「魚久鮮魚(うおひさせんぎょ)」でした。市場で買った夜光貝を2階に”持ち上げ”して食べていましたね。
夜光貝は刺身とバター焼きにしていたはず。いいなぁ。いつか持ち上げ飲みしてみたい。
「首里城」で漆喰シーサー作り
牧志公設市場の次に向かったのは~みたいな感じのナレーションの背景には、首里金城町の石畳道が映っていました。

首里金城町の石畳道
だいすけお兄さんが歌っていた曲は『芭蕉布』。
そして首里城へ。

復興途中の首里城へ
今の首里城はけっこう片付いてる感じでしたね。
関連記事→火災後の首里城を見学-新しい公開エリアを歩いてきました(2019年12月)
首里城では焼け残った赤瓦の漆喰をはがす作業を見学。漆喰はがしは時々ボランティアを募集していました。私も行きたかったんですけどね…ややこしやウイルスめ。
その後だいすけお兄さんは破損瓦で漆喰シーサーを作っていました。あのシーサー可愛かったですね。
漆喰シーサー作りは今後首里城で何かイベントがあれば体験できるかも。くらいレアな体験だと思います。
版画家の名嘉睦稔さんへ会いに
この後だいすけお兄さんは読谷村へ。尊敬する版画家、名嘉睦稔(なかぼくねん)さんのアトリエを訪れました。
名嘉睦稔さんといえば、平良とみさん出演、中江裕司監督の映画『ナビィの恋』を思い出します。
→「ナビィの恋」配信中【U-NEXT】(※2021年10月時点。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)
あと、沖縄ならではのTシャツブランド「HabuBox」を立ち上げた人でもあるとは。知らなかった。ビックリ。
アトリエで話を聞いた後、二人は北谷町美浜のボクネン美術館へ。
「沖縄第一ホテル」で薬膳朝食
さて、二日目ということでしょうか。お次は「沖縄第一ホテル」で琉球薬膳を取り入れた薬膳朝食。
沖縄第一ホテルは1955年創業の老舗で、ここの朝食はとても有名です。
お好きな物からどうぞ。の一言にだいすけお兄さんはゆし豆腐を選んでいました。いいですねぇ。ゆし豆腐は朝まだ目が半分開いていないときにゆっくりすすりたい一品。

ゆし豆腐はおいしい
その他、長命草サラダとか…あと何だったかな。とにかく身体に良さそうなお料理がずらり。
朝食の後は沖縄の郷土料理「ヘチマの味噌煮」の作り方を教わっていました。ヘチマは沖縄の言葉でナーベーラーともいいます。
沖縄第一ホテルの予約は電話のみだそうです。
三線工房「仲尾次三味線なんでも屋」
琉球薬膳を取り入れた朝食の後は、琉球音楽に欠かせない三線(さんしん)の工房を見学。
訪れたのは那覇市にある「仲尾次三味線なんでも屋」。確か現在建て替え工事中の牧志公設市場近くにあるお店だった気がします。

確かこの辺にあった(2019年4月撮影)
ここでは三線の胴に張る大きなニシキヘビの皮や、実際の皮張りの工程を見学していました。
そして三線に合わせてだいすけお兄さんが歌っていたのは『てぃんさぐの花』。
『てぃんさぐの花』は沖縄の人みんな好きな歌じゃないかなぁ。昔から歌われている教訓歌だそうです。
「さんしんやてるや」でカンカラ三線と歌う
そしてもう一軒の三線店「さんしんやてるや」へ。
ここでお話を聞いたのは照屋政雄さん。
照屋政雄さんといえば映画『ホテル・ハイビスカス』の父ちゃん役。
→「ホテル・ハイビスカス」配信中【U-NEXT】(※2021年10月時点。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)
それから、照屋さんがヒットさせた『チョンチョンキジムナー』はゆいレール(沖縄モノレール)「石嶺駅」の到着メロディーになっています。
さんしんやてるやではカンカラ三線の歴史と音色を紹介していました。
カンカラ三線とは、戦後、物がない時代に空き缶を胴にして作った三線。それを弾きながら照屋さんは『お母さん』という日本の曲をよく歌っていたそうです。(番組内で歌っていたのは西条八十作詞の『お母さん』。)
そして照屋さんの曲『てんまかそ』をみんなで歌っていました。
さんしんやてるやは沖縄市にあるはずなんですが、公開していいのかわからないので控えておきます。
浜比嘉島「清ら海ファーム」のヤギと散歩
次に訪れたのはうるま市の離島、浜比嘉島。
だいすけお兄さんが散歩していたきのこ岩があるビーチは、おそらく兼久ビーチじゃないかなぁ。
海辺を歩きながら『かぜよふけふけ』を口ずさんでいました。
そこで出会ったのが近くにあるヤギ牧場「清ら海ファーム(ちゅらうみファーム)」のヤギたち。
清ら海ファームは、ヤギを散歩させたり、他にもアヒルなどの動物とふれあえたりする牧場だそうです。だいすけお兄さんもヤギの赤ちゃんにミルクをあげていましたね。
夜光貝のアクセサリー工房「かいのわ」へ
そして最後、浜比嘉島で夜光貝のアクセサリーを作っている「かいのわ」へ。
県外から移住して工房を立ち上げたかいのわのご夫婦は、島の人たちと打ち解けるまで少し時間がかかったと話していました。
そんな時に交流のきっかけとなったのが琉球の踊りと音楽。
島の人たちから教わった『かぎやで風節』を娘さんとご夫婦で披露されていました。
かいのわのアクセサリーはほんとに素敵だからぜひぜひ実物を一度見てみて!って言いたい。以前那覇のリウボウで偶然見かけて気づいたらずっと眺めていました。いつか小さいネックレスが欲しいなぁ。
さて、こんな感じでロケ地は全部書けたはず。
『おかあさんといっしょ』を見ない年頃になって何年経つかわかりませんが、いろいろと調べていて衝撃だったのは、今日日『おかあさんといっしょ』は“おかいつ”と略されると知ったことでした。
あぁすごいなぁ。時代の流れは速い。
沖縄関係ない結びでスミマセン。
コメント