たまには一人になりたい。そんな気持ちになったとき、ここに来たらいいかも。と感じた、気持ちをリセットできる場所をいくつか紹介します。
リフレッシュの沖縄旅行を計画していたり、一人旅を決意したけどどこに行ったらいいのかわからない方など、ぜひ参考にしてください。
具志川城跡(糸満市)視野が一気に広がる
沖縄旅行では必ず訪れたい「琉球王国のグスク」。沖縄では「城」と書いて「ぐすく」と読むことがありますが、内地でいうお城とは似ているようでまったく別物。
グスクは沖縄全体で200以上あるといわれていて、世界遺産になっているグスクもあります。
関連記事→沖縄の世界遺産-5つのグスク(城)
その中でも糸満市喜屋武にある具志川城跡(ぐしかわじょうあと/具志川グスク)は、世界遺産ではないけれど、その分観光客にあまり知られていない穴場スポット。
特徴的な城門の石積みを抜けると、ぶわっと目の前に180度広がる大パノラマの海。
岸壁に打ちつける波の音と広い空を眺めていたら、でっかい自然に包み込まれていく気がして、自分の中のつまらないこだわりがどうでもよくなってきます。縮こまっていた視野が一気に解放される感じ。
こんなに海が近いグスクは沖縄本島では他にないんじゃないかな。
玉陵(那覇市首里)肩の力がすっと抜ける
那覇市首里にある玉陵(たまうどぅん)。琉球王国時代に造られた王族の墓です。
お墓ではありますが暗いとか怖いような印象は全くなくて、むしろ神聖で厳かな雰囲気があります。首里城周辺の喧騒から離れて風の音や鳥の声をただただ聞いていられる場所。
長くなるのでまた後日書きますが、この墓が造られた背景にはいろんな人生ドラマがありました。
後日書きました→「玉陵」にまつわる歴史物語
これだけ威厳のある墓にも、ずいぶんと人間臭いドラマがあったんだと思うと、みんな人間なんだなぁ。と、肩の力が抜ける気がします。気持ちがすーっと落ち着いていく感じ。
人生の大先輩に、ちょっと弱音を吐いてみようかな。みたいな素直な気持ちになれる場所でした。
久高島(南城市知念)小さな悩みがバカらしく
南城市知念の安座真港からフェリーで25分。言わずと知れた神の島・久高島。
最近テレビでもよく紹介されているので知っている人は多いんじゃないかなと思います。
でも、パワースポットとか生まれ変わりとか、そういうことはまったく抜きにして、なーんにも考えずに一度行ってみてください。
島内は徒歩でもレンタサイクルでも散策できます。夏場に行くならレンタサイクルがおすすめ。
舗装されていない久高島の道を自転車で走っているうちに、日常のことも仕事のことも、なんであんなに毎日クヨクヨ悩んでたんだろう。という気になります。特別何かが起こるわけでもないけれど、日々の小さな悩みがバカらしく思えてくる、そんな不思議な島。
レンタサイクルで島中を走り回ったら、アクエリアスがめっちゃおいしいです(笑)。帰りの船に乗るころには、『あぁ、これが島の力か。』と体感できるはず。
ちなみに自動販売機は島内に1ヶ所ぐらいしかないので飲み物の準備は忘れずに。
久高島行きの船は安座真港から定期便が出ています。
沖縄には他にも深イイ場所がたくさんあるし、ボーっと海を眺めているだけでも癒されます。
沖縄へ旅行をするときは、あんまり細かい計画を立てずにインスピレーションを楽しんでみるのもおすすめです。
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