2022年5月22日。沖縄14日間滞在12日目の旅行記。
この日は沖縄本島の西海岸といわれるエリア、恩納村、読谷村、名護市の観光を楽しんだ日。久しぶりに沖縄で有名な観光地を回って思いっきり心舞い上がるはずが、途中であり得ないミスをして傷心を一日中引きずる羽目に。
でもいいんだ。その分沖縄の海に癒やされたから。…いいんだ。
(初日の記事はこちら→午後発で沖縄へ「那覇ビーチサイドホテル」にチェックイン【14日間滞在初日】)
(この旅行のダイジェスト&体験記事一覧→2022年5月久々に観光を楽しんだ沖縄14日間(晴れた日に限る))
西海岸のリゾートエリアへ Go!
朝からとてもいい天気。
天気予報によると、残り僅かな滞在期間で晴れの日はこれが最後になりそうだと。
どこ行く?
歴史散策か、リゾートか。話し合いの結果、
いえーい!来ちゃった。滞在拠点の今帰仁村から少し遠出して、西海岸のリゾートエリアへ。
あー。こんな青い海の58号線ドライブ、何年ぶりだろう。
♪国頭街道が一号線♪一号線やたんやー♪(songs by BEGIN)
瀬良垣漁港で弁当-100円そば“さ湯”事件
出発が遅かったので、まず昼食の段取りを。
目指したのは恩納村恩納の「恩納共同売店」。ここは確か、うちなー弁当が豊富だったのよ。
悩み抜いて選んだ弁当と、100円の沖縄そば(100円そば)を抱えて、そのまま瀬良垣漁港へ。
いかにもリゾートな景色を眺めながら、いただきます。
と、至福の昼食タイムとなるはずが、私の大きなミスによってすべてが崩れ去っていきました。
何から説明したらいいのか、つまりは、100円そばの味がしないのです。
ちょっとーこのご時世にやめてよー。最初はそんな冗談が言えたけど、よーくよーくかき混ぜてもう一度すすっても、味がしない。
そこで初めて気づいたことがありました。そうだった。私は100円そばにお湯を入れてしまったんだ。と。
恩納共同売店で買った100円そばは、カップにゆで麺とちょっとした具だけが入っているインスタントタイプ。
私はてっきり、麺の下に粉末的なスープの素が入っていて、お湯を注げば出来上がるものだと勘違いしていたのです。
でも正しくは、電気ポットの横にあったジャーのスープを注がないといけなかった。のでしょう。きっと。知らんけど。
私としたことが…。あり得ない。100円そばめちゃくちゃ楽しみにしてたのに。めっちゃダシ飲みたかったのに。
“さ湯”に浸かった麺はすぐブヨブヨにふやけ始めて…。もうこうなったら弁当の味もわかりません。
The 観光地の万座毛で癒される
昼食後は、ショックのあまりボー然としたまま万座毛へ。
万座毛は2020年、駐車場と遊歩道の間に新しい施設「万座毛周辺活性化施設」がオープンしました。
しかしイカツイ建物ですなぁ。はは。
→恩納村にある「万座毛」に新施設がオープン!【おきなわ物語】
新しい建物で100円の見学チケットを買って遊歩道へ。
少し歩くと、
わー。久しぶりだな。万座毛。
また少し歩くと、
おー。リゾートっぽいぽい。
気を抜けば100円そば“さ湯”事件が脳裏をよぎるけど、青い海を眺めている間だけは忘れられる気がしました。
ところで、万座毛の新しい建物には、3階に展望デッキがあるというので見に行きました。
あら、なんだかおしゃれな空間。だけど展望デッキはここからの眺めが一番絵になるかもしれません。
デッキの端まで寄ると、
もう少し開放感があってもよかったのになー。などと。
まぁ、観光客というのは勝手なことを言うものです。
読谷村のプライベートビーチ?!連道原貝塚
万座毛で癒やされた後はドライブしつつ読谷村へ。
読谷村で車を降りてプラっと歩ける場所…で思い出したのが、以前何かで偶然見つけた読谷村高志保の「連道原貝塚ビーチ(りんどうばる貝塚)」。
自分で残したメモによると、小さな砂浜でプライベートビーチっぽいらしい。とのこと。
連道原貝塚は、読谷のリゾートホテル「ホテル日航アリビラ」のすぐ南にありました。
広い芝生の広場を抜けて、砂浜に降りると、
おうおう。確かにプライベートビーチっぽいぽい。まだ5月だけど、海水浴をする人がたくさんいてしかも暑い。
夏みたいだなー。とか思いつつ、人が多いので早めに退散。
でもなかなかいい場所でした。冬の晴れた風の少ない日にここでお弁当を食べたら気持ちいいだろうな。
「やちむんの里」を散策
せっかくのいい天気に読谷村とくれば、「やちむんの里」は外せません。
というわけで、張り切って、来ちゃった。
あー。やちむんの里に来たって感じー。
そして毎度のことながら、登り窯の写真を一生懸命撮り、
北窯の売店からゆっくりやちむんを見て回り、
最後に松田共司さんのマグカップを買ってもらったのー。うふふー。
やちむんをゆっくり見るのも久しぶりだなー。観光してるわー。
さぁ、あとはチラッとスーパーに寄って、今帰仁村まで帰りますか。
名護市民ビーチで夕日を眺める
帰りのルートを検索中、ふと、よからぬことを思いつきました。
なんか、夕日見たない?(夕日を見たいと思いませんか?)
おそらく滞在中に晴れるのはこれが最後だろうという日に、夕方まで天気がもってくれたとなれば、海に沈む夕日が見たくなるものです。
急いで日の入り時刻と方角を調べて、名護市幸喜の「名護市民ビーチ」へ。
名護市民ビーチに到着する頃にはとっくに日が傾いていて、浜辺には夕日を見に来たであろう人がちらほら。
昼間のビーチとはまるで違う、穏やかで砂を踏む音がやたら響く気がする夕暮れ時。
そして赤い夕日は、水平線の向こうに垂れ込める雲の中へと消えていきました。
海に沈む夕日、見られず!残念!
でもいいや。日が沈んだ後の浜辺もけっこう好きなのよ。薄明るいブルーグレーっていうんですかね。急に涼しい風が吹いてくるようなあの時間。
あぁやっぱり海は癒やされる。沖縄の人はこうやって何度も海に助けられてきたんだろうな。私もそろそろ、100円そば“さ湯”事件を沖縄の海に流せそうな気がする。
まだ引きずってたのかよ。というのと、沖縄の人の悩みと“さ湯”の話を一緒にするな。というのと、なんかいろいろすみません。
西海岸ドライブに乾杯!
さて、いつもより遅い時間に今帰仁村の部屋に戻り、ビール片手にちんたら夕食の準備をして、楽しかった西海岸ドライブに乾杯!
この日の乾杯メニューは、
- さしみ(ジューマー/丸大読谷波平店)
- 島どうふ(一力食品)
- ボロニアソーセージ(かねひで)
- 揚げ豆腐(棚原豆腐)
- もずく天ぷら(Aコープ)
- もずく酢きゅうり(生もずく=丸大読谷波平店)
- ゴーヤーキャベツサラダ
沖縄っぽい魚「ジューマー」の刺身
読谷村波平のスーパー丸大には沖縄っぽい魚の刺身がいくつか並んでました。
この日食べたのは「ジューマー(ヒトスジタマガシラ)」だそうです。
調べてもあまりよくわからず。スズキ?イトヨリ?そっち系っぽいです。でもおいしかったです。白身のおいしいお刺身でした。
読谷でつい買ってしまう「一力食品」の島どうふ
それから読谷に行ったら、ついついこればかりを買ってしまう「一力食品」の島どうふ。
独特の香りがクセになるパンチの強い“あちこーこー島どうふ”。
あちこーこー豆腐は、熱々を買ってすぐに保冷剤で冷やすのがおいしく持って帰るコツ。だと思っています。
かねひで「ちゅら工房」のボロニアソーセージ
あと新しい発見だったのは、スーパーかねひでの「ちゅら工房」ポークソーセージ。
パッケージ裏面にボロニアソーセージとも書いてあって、そういう種類のソーセージが世の中にはあるみたいです。
こんなに分厚いハムみたいなソーセージはきっと塩辛くて一人一枚もいらんだろう。と思っていたらそんな言うほど塩っぱくない。ポーク(ランチョンミート)より全然塩っぱくない。っていうか、なんかやたらうまいソーセージでした。
ハムではない、ソーセージ…かぁ??それともちょっと違う、絶妙な味わい。ビールに合う合う。
あーよく遊んだ一日でした。恩納に読谷に名護。西海岸はいいよねー。あたくしリゾートは卒業しましてねぇ。とか沖縄ツウを気取ろうとしても、そこに行ってしまえば、うわーい!!ですわ。ツウを気取りたいわけじゃないけど。
さぁ、滞在期間はあと2日。やり残したことはないかい?
つづく→昼ごはんを作りからぎ茶を飲み乾杯しただけの日【沖縄14日間滞在13日目】
滞在初日の記事→午後発で沖縄へ「那覇ビーチサイドホテル」にチェックイン【14日間滞在初日】
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