前々からずーっと気になっていたオキハムのレトルト食品、琉球料理シリーズを試してみました。
初挑戦で選んだメニューは「てびち」。
噂で聞いていた通りおいしくて、おいしいための工夫が凝らされているんだなと感じました。これはかなりハイクオリティーなレトルト食品だと思います。
おいしいと噂のオキハム琉球料理シリーズ
もしかするとオキハムの琉球料理シリーズとだけ聞いてもピンとこない人がいるかもしれません。
だけど沖縄に行ったことがある人なら、このパッケージはどこかで一度は見たことがあるのではないでしょうか。

オキハムのレトルト食品「てびち みそ味」
私は今までこのパッケージを空港のお土産屋さんでも見たことがあったので、どうせお土産用の無駄に高いレトルト食品なんだろうと、ひねくれたことを思っていました。
ところが沖縄のラジオを聞いていると、琉球料理シリーズがおいしいおいしいと言っているのをよく聞くんです。
(関連記事→沖縄のラジオを聞く方法)
確かにオキハムがスポンサーの番組だけど、もしおいしくなければわざわざ話を広げないだろうし。これはひょっとしてもしかして…。
と思ったら、食べてみたくてしょうがなくなりました。
オキハムのてびち 裏の小袋はみその粉末だった
ということで先日サクッと沖縄に行った際に、那覇のスーパーかねひでに買いに行きました。値段は本体価格308円だったと思います。(2019年4月時点)
(サクッと沖縄に行った理由→第2回島酒フェスタに行ってきました)
商品を手に取った時から気になっていたのは、裏側に張り付いている謎の小袋。

レトルトパックの裏には謎の小袋が
自宅に帰ってじっくり観察してみたところ、この小袋はおまけではなくてみその粉末だったんです。
そういえば、パッケージの表に「みそ別添」と書かれていました。

みそ別添の文字
てびちの他に昆布や野菜も入っている
さていよいよ実食です。
調理方法は言うまでもなく簡単で、小鍋にお湯を沸かして袋ごと沈めておくだけ。もちろんみその小袋は外しておきます。
アチアチ言いながら袋から器に盛りつけると、なんということでしょう。あっという間にメインのお料理が一品増えたではありませんか。

「てびち みそ味」
スープをヒタヒタに注いでしまったので写真では内容がわかりにくいですね。パックの中にはてびちが4切れぐらいと、大根、にんじん、昆布、なにか細長い緑の野菜が入っていました。
後で調べると、なにか細長い緑の野菜はネギだったようです。
そのままでもおいしいプルンプルンのてびち
やっぱりすごいね。オキハムさん。おいしゅうございました。
ただ、手料理そのままの味とまではいかないです。さすがにほんのりレトルトっぽさはあります。
このレトルトっぽさって何だったんだろうと考えたら、野菜とか調味料のフレッシュではない感じだったんだと思います。そればっかりはしょうがないですよね。
だけど気がついたのはそれくらいで、薬臭いとかお肉がパサパサしているとかそういうのはいっさいなかったです。
っていうかむしろてびちがプルンプルンで、盛りつけるときに崩れてしまいそうで緊張しました。骨からお肉がホロホロとはずれるプルンプルンのてびち。
スープは薄味で豚のおだしがよく出ています。寝起きに食べるならそのままでも十分おいしい味付け。
そしてそこに小袋の粉末みそを入れるとグッと味が引き締まります。お昼の定食に食べるならこっちだなと思いました。
みそ別添はおいしい工夫だと思う
しかしあれですね。みそを別添にするというのはよく考えられているなと思いました。
これが最初から定食に合いそうな味付けにしていたら、てびちの肉がパサパサになってしまうと思うんです。それにてびちに味が入りすぎてしまう気もします。
それを食べる直前に味を足すことによって、表面だけしっかり塩気を利かせてお肉のうまみとしっとりさを残す工夫をしたんじゃないかと、素人ながらに思いました。
すごい。うちなんちゅの味の追及すごいわ。
こういうハイクオリティーなレトルト食品があると、自炊旅行をするときにもめちゃくちゃ便利なんですよ。
もちろん日常生活でも沖縄が恋しくなった時とか、自分でてびちを炊こうとしたら大変ですもんね。
琉球料理シリーズにはてびちの他に、いなむどぅち、イカ汁、中身汁、炙り軟骨ソーキなどなど種類もたくさんありますよ。
炙り軟骨ソーキか。おいしそう。あと山羊汁もあるんですよ。山羊汁、ちょっと気になっています。
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