沖縄都市モノレール、通称「ゆいレール」の1日乗車券を利用して、途中下車の旅をしました。
正直、途中下車の旅というより、那覇から首里までゆいレール沿線を駆け巡ってきたという方が正しいぐらい、1日乗車券をフル活用しました。
長くなるので記事を分けますね。
ゆいレールの1日乗車券とは
ゆいレールの1日乗車券というのはその名の通り、1日乗り放題切符のことです。
なのですが、その1日というのが、オハヨウからオヤスミまでではなくて、24時間有効の乗り放題切符なんです。

ゆいレールの1日乗車券
乗車券を買った時から24時間ゆいレールが乗り放題で、値段は大人1枚800円(2018年2月現在)。ゆいレール各駅の自動発券機や窓口で簡単に買うことができます。
ちなみにゆいレールの乗り放題切符は、1日乗車券の他にも2日間有効の48時間乗車券があるそうです。
1日乗車券を買ったタイミング
今回私たちが1日乗車券を買ったのは、レンタカーを返却する日でした。
実はこの沖縄滞在は当初、14日間で計画していたのですが、諸事情で1日滞在期間が延長になったんです。なので15日間滞在の14日目にレンタカーを返却して、15日目の最終日はレンタカーなしで過ごすことになりました。
沖縄滞在14日目の夕方に、那覇のホテルにチェックインして荷物を置き、奥武山公園付近でレンタカーを返却。その後レンタカー屋さんから壷川駅まで歩いて行って、1日乗車券を買うといった流れです。
沖縄でレンタカーを返却してから送迎バスに乗らなくても良いのが、すごくワクワクしました。
ということで、2月26日の16時41分、壷川駅にて1日乗車券を購入。ここから1日乗車券の24時間カウントがはじまります。
最初の途中下車
まずは壺川駅で乗車して、最初の途中下車はホテル最寄りの牧志駅でした。
そしてこの日は、そのまま風呂に入って、ビールを飲んで、焼肉を食べて寝ました。

最初の途中下車は牧志駅(焼肉安安にて)
2月26日はこれにて終了です。なんかスミマセン。でも、1日乗車券が日をまたいで利用できるというのは伝わったでしょうか…m(__)m
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1日乗車券をフル活用した日(那覇の街編)
牧志駅→那覇空港駅で下車【荷物を預けに】
さて、1日乗車券フル活用、いよいよ本番の日。
まずはホテルをチェックアウトして、ホテル最寄りの牧志駅から乗車。長期滞在15日間分の荷物をひとまず那覇空港まで運びました。
空港で大型ロッカーを探して荷物を預けます。那覇空港が工事中だったので、なかなか空いているロッカーが見つからなくて苦労しました。この日は、那覇空港国内線ターミナル3階のANA側のロッカーが比較的空いていましたよ。
やっとのことで大荷物から解放されて、身も心も軽やかに那覇空港駅から再び乗車。
那覇空港駅→県庁前駅で下車【お肉を探して】
続いて下車したのは県庁前駅です。自宅に持って帰る用のお肉やら島豆腐を探すために、スーパーマーケットへ行ってみようということになりました。
デパートリウボウの地下で、県産豚やマグロを見ていましたが、どれもなんだかシュッとしすぎてワクワクしません。すっごい綺麗でおいしそうなお肉やお魚。だけどもっと生活感が欲しい。
ということで私たちは栄町市場を目指すことに。
県庁前駅→安里駅で下車【栄町市場を散策】
県庁前駅から乗車して安里駅で下車。
栄町市場を歩くのはもう何年ぶりかしら。しかもこんな真昼間に歩くのは初めてかもしれません。ひとまず買い物は後回しにして、ゆっくり散策しました。
真昼間の栄町市場はほとんどシャッターが閉まっていて、八百屋さん、花屋さん、総菜屋さんなどがポツリポツリとある感じ。
だけど、どこからかラジオの音が聞こえてきて、蚊取り線香の匂いがして、おばぁの世間話が聞こえてきて、不思議な感覚です。

安里駅すぐの栄町市場
小狭い道とそこに置かれているいろんな物とか、トタン板からこぼれてくる光の色とか、アナログな情報が次々飛び込んできます。
写真を撮ろうにも水平がわからない路地があって、この路地の途中にお肉屋さんがありました。

栄町市場の路地
栄町市場は、古き良きとかノスタルジックとか、たぶんそういう風に紹介されていることが多いと思うけど、私はそれを味わう余裕がなく、ただただ五感が混乱していました。すっごく刺激的な場所です。好きだわ。
今度は夜にも来てみたいなぁ。
さて、栄町市場のお肉屋さんにはドカンドカンと、かたまり肉が並んでいました。なんというのか、ガチなやつです。1パック100gあたりおいくら?とかそういう、よそよそしいのではなくて、今日は2kgでええわ。半分はスライスしといて。みたいな雰囲気。
お店の人にちゃんと聞いてみれば、少量ずつでも買えたのかもしれませんが、ちょっといったん落ち着いて考えようということで、私たちは栄町市場から離れました。
…次回へ続く→その2・首里の街
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