2017年4月14日、久高島へ行ってきました。いつもは自転車で周っているのですが、今回は初めての徒歩散策。そのときの様子を写真多めで振り返ります。
まずは安座真港から朝一番(9時発)の高速船で久高島へ。
久高島に着いたらいつもは玉城さんのところで自転車を借りるのですが、今回は徒歩なのでスルー。玉城さんとなんでもない会話を交わすのも楽しいんですよね。また今度お願いしますね~。
その日は朝ごはんがまだだったのでひとまず腹ごしらえです。交流センターのグラウンド脇にある東屋でお弁当タイム。最近腕を上げてきた夫のお手製うちなー風弁当です。
交流センターのグラウンドで座っていると、奥の林の向こうから波の音が聞こえてきます。波がズドーンとサンゴ礁の浅瀬にぶつかる音は、久高島で聞こえる独特の音です。
目の前の景色はただの広い空き地なんですけどね。
聞こえてくる音で久高島にいるんだなと感じます。
さて食事が済んだら散策開始。
集落を抜けて北へ向かう途中、月桃の花を見つけました。
月桃の葉は、新築の畳をもっと爽やかにした感じのいい香りがしました。ムーチーの日に沖縄のスーパーで漂っている香りです。
こうやって道端の草花に目を留められるのも徒歩散策ならではの楽しみですね。自転車だとアッと思っているうちに通りすぎてしまいます。
その後、クボウ御嶽にご挨拶をしてロマンスロードへ。ロマンスロードの先にある休憩所が新しくなっていて、う~ん前の方が良かったのに~って思ってしまった。
ここからの景色は絶景でテンションが上がります。きれいな声のイソヒヨドリくんもしゃべるしゃべる。
この日は4月の沖縄特有の白っぽい曇り空でしたが、ちょうどこのころに日が射してきて海が青~い。
そう、4月の沖縄の海は透明感が美しいんです。夏の真っ青な海とはまた違う美しさがあります。
水!って感じ。ほんとにミズミズしい。(漢字は違うけど…)
ロマンスロードでかなりゆっくりしてから、島の東側へ向かいました。東にはイシキ浜とかその他浜がいくつかあります。
浜へ向かう途中で見つけた見たことがない紫色の実。調べてみたらオオムラサキシキブというシソ科の植物らしいです。へ~。
ここからカベール岬へ向かうには時間が足りない感じだったので、のんびり徳仁港を目指すことにしました。
途中シマーシ浜の入り口で、海へ出かけていく海人とすれちがいました。
淡々と海に入っていく海人。海と共に生きるリアルな雰囲気を感じました。
浜沿いの道を散策しながら写真を撮るのがだんだん楽しくなってきて、うひゃうひゃ言いながら写真を撮っていました。
なんかこう茂みの向こうに青い水平線が見えると、久高島っぽいよなとか。
集落に近い場所で手作りのファーマーズマーケットを見つけてパシャリ。にゃー。
そして行きつけの食堂『食事処けい』に立ち寄ります。
今回はけいちゃんのサータアンダギーだけ買うことにしました。けいちゃんのサータアンダギーはおいしくておすすめですよ。最近は2袋買って帰ります。
さて、心地よい疲れで徒歩散策終了。徳仁港近くの公園で船の時間まで休憩です。が、この公園のがちまいにゃー達には気が抜けません。
朝9時安座真港発の船で渡って、帰りは13時徳仁港発の船で帰ってきましたが、一通り自分たちが行きたかった所は周れたかなと思います。
久高島のすべての拝所や浜を周ろうと思ったら徒歩では無理だと思うけど、のんびりとしたペースでも、結構いろんな場所へ行けました。それに、いつもと違う風景が見えて楽しかったな~。
久高島の徒歩散策はおすすめです。
・12月中旬の徒歩散策→久高島の徒歩散策【その1】島の南側を行く
・旧正月(2月)の徒歩散策→旧正月二日の久高島を散策 いつもと違う景色に正月を実感
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