沖縄旅行プランの立て方と注意点

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沖縄旅行プランの立て方と注意点をまとめました。

数年前に行った沖縄旅行の写真を見ていたら、とんでもなく効率の悪いスケジュールで過ごしていて我ながらびっくり。

例えば、中城城跡(中城村)→カフェくるくま(南城市)→首里金城の石畳(那覇市首里)を一日で巡っていたこともありました。

このプランでは、移動時間が長すぎて一日の大半を車で過ごすことになります。今振り返ってみると、ずいぶんもったいないプランを立てていたなぁと思います。

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沖縄本島内の距離感をつかむ

沖縄本島は日本地図で見ると小さい島に見えるますが、実際に行くと想像以上に広いです。

例えば有名な観光スポットの首里城、斎場御嶽(せーふぁうたき)、美ら海水族館を一日で巡ろうとすると、とんでもない距離を移動することになるんです。

ここで、沖縄本島内の距離感を具体的にイメージするために移動時間と距離を調べてみました。

先ほどの、首里城→美ら海水族館は、1時間17分(距離86.2km・高速道路利用)

それを関西の観光地に置き換えてみると、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)→姫路城は、1時間21分(距離87.9km・高速道路利用)ぐらいの距離だそうです。

わかりづらいですね。

ちなみに関東のことはよく解らないですけど、以前成田空港から東京駅までのリムジンバスに乗ったときにめちゃくちゃ遠く感じたので調べてみました。

成田空港→東京駅=1時間9分(距離68.8km)

これもわかりづらい。

地図で比較した方がわかりやすいかしら…。

沖縄旅行プランの立て方

さて、今まで数々の珍道中を繰り返してきた私たちは、その経験から沖縄旅行プランはできるだけ効率よく、そしてゆるくを意識しています。

具体的なコツを紹介します。

観光するエリアを決める

絶対に行きたい場所があるとき、そこに行く日はその場所と周辺エリア内だけで遊ぶようにしています。

例えば、沖縄本島南部の南城市にある斎場御嶽には絶対行きたい。となれば、その日は一日南城市を観光する。と決めてしまうんです。

本島南部エリア(南城市)の「斎場御嶽(セーファウタキ)」

本島南部エリア(南城市)の「斎場御嶽(セーファウタキ)」

それでもし、南城市だけだと時間を持て余してしまいそうな時は、八重瀬町経由で糸満市方面へドライブ。など、本島南部エリアから飛び出さないようにして遊びます。

一日で訪れる地域は多くて3つまで

沖縄に滞在する期間は短いけど行きたい場所がたくさんあるときは、午前中に1つの地域、午後にもう1つの地域というように、訪れる地域を一日2ヶ所、多くて3ヶ所以内に絞って決めます。

例えば、午前中は南城市の斎場御嶽とその周辺。午後は首里城とその周辺。そして那覇のホテルに帰る。といった感じでしょうか。

宿泊しているホテルから見て同じ方面(南部とか北部とか)の地域を選ぶのがコツです。

もし、一日に3つの地域をプランに入れたい場合は、午前中2ヶ所、午後に1ヶ所の配分にします。午後の時間に余裕を持たせておくと、多少予定通りに進まなくても焦らずに楽しめるからです。

遠出をする場合はホテルから見て一番遠い目的地を最初に目指すと、時間を効率よく使えますよ。

ルートは仮でイメージしておく

訪れる地域が決まったら、だいたいのルートを仮でイメージします。

出発したら高速道路で一気に最初の目的地へ行ってしまおう。そこから2つ目・3つ目の目的地へは一般道を通って帰ってこよう。とか、海岸線の道を通るからランチは海辺でお弁当を食べられたらいいなぁ。

という風に、地図を見ながら妄想します。

関連記事→ノープラン沖縄旅行に役に立つアナログな道路地図

そして多少時間が余っていそうでも、目的地は増やさずノープランにしてくのがコツ。実際に出かけてみると、思いがけずおもしろそうな場所に出会うことがあるからです。

沖縄旅行の醍醐味は「寄り道」

目的地への移動中に、綺麗な海岸や史跡、カフェ、産直市場、展望台、絶景ポイントなどを偶然に見つけたりします。

そういう場所を見かけて、あ!っと思ったらぜひそこへ寄り道することをおすすめします。

他にも、たまたま立ち寄った砂浜で、しばらくここにいたいなー。と感じたら、その気持ちを優先するのも素敵な旅ですね。

もし余裕があれば、レンタカーのナビ設定を「距離優先」にすると、とんだ迷い道を案内されることがあります。それはそれでおもしろいですよ。しかしくれぐれも安全運転で。

そういう寄り道や余白を楽しむのが沖縄旅行の醍醐味だと思います。

沖縄の開放的な空気の中で感じたインスピレーションを大事にできるように、沖縄旅行プランはゆる~く立てておくことをおすすめです。

プランを立てるときの注意点

渋滞を考慮して早めに帰路につく

沖縄の道路は必ず渋滞します。

特に平日の夕方は16時ごろになると、例えば本島南部はまず那覇に行くまでが大渋滞。那覇から西海岸方面に向かうにも国道58号線が大渋滞しています。

一日観光して体も疲れているし、せっかくの楽しい思い出がイライラに変わってしまうのはもったいないので、私たちはいつも14時になったら引き上げ体制に入ります。

14時と聞くと早いように思いますが、帰りもどうせ寄り道するので、それぐらいがちょうどいいです。

夕日を眺める時間もプラン候補に

沖縄旅行プランの立て方と注意点

夕日の時間にホテルへ帰るのもおすすめ

沖縄で空が夕焼けに染まり始めると、全然予定していなかったのに夕日が見たくてしょうがなくなるんです。あれは何でしょう。沖縄は空が広いからなのかもしれません。

ただ、夕日の時間は一瞬なので、わー!やっぱり夕日見たーい!と慌てて景色のいい場所を探しても間に合いません。(過去に何度も失敗してます。アタシたち…)

夕日が見えるホテルをに泊まって、日の入り時間に合わせてホテルに帰るのもおすすめですよ。

関連記事→恩納マリンビューパレスからの眺望【月別の夕日写真】

私たちの場合は、お風呂に入ってビールをスタンバイできる時間に帰ります。沖縄の夕日にはやっぱオリオンビールでしょ♪

関連記事→沖縄のホテルで部屋飲みを思いついたら-部屋飲み計画のすすめ

久高島に行く日は他の予定を入れない

沖縄本島から日帰りで行ける久高島。とても素敵な島でおすすめしたい場所です。

ただ、久高島へ行く日は他に予定を入れずにまっすぐホテルに帰るようにしています。

私たちはスピリチュアルな能力をまったく持ち合わせていないですが、久高島に行った後は思った以上に気がフワフワしているんです。単純に自転車で走り回って疲れているだけかもしれないですけど…。

なぜかボーっとしていて道を間違えたり、大事なことをすっぽり忘れていたことが何度もあったので、久高島に行く日はその他の目的地を決めないようにしています。

関連記事→久高島の徒歩散策【その1】島の南側を行く

大失敗だった旅行プラン

実は昔々、沖縄旅行プランを綿密に分刻みで立てたことがありました。そして沖縄旅行中はそれを計画通りに進めることに必死になっていたんです。

そしたら緊張からか頭皮に神経痛が走るようになって、旅行中ずっと痛み止めを飲んでいました。体調が悪いうえに、相方(夫)が少しでもモタモタしていると腹が立つし…。あまり旅の記憶がありません。

自宅に帰ってから、なんでもっと楽しまんかったんやろう。と、すごく後悔しました。

あの時は知らなすぎたし楽しみにしすぎたし、ガチガチに構えて沖縄旅行に“挑んで”いたんでしょうね。

そうなってしまうといいことなど一つもないので、あまり細かいことは気にせず、プランはゆる~くしておくのがおすすめです。沖縄で起きる予想外を楽しんでくださいね。

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