2025年7月2日、与那国島旅行3日目最終日。
この日は夕方まで与那国島を観光して、そのあと飛行機で石垣島へ移動した日。話が長いので、前半と後半に分けますね。
この記事は前半。
久部良で少しだけ歴史の場所を見にいったり、ダンヌ浜で夢中になって写真を撮ったり、比川集落のおいしいそば屋に行ったり…。妖怪臨時休業につきまとわれて思い通りにいかないこともあったけど、まぁ、しゃあない。この記事でネタにできたから、良しとしよう。
(初日の記事→那覇空港乗り継ぎで与那国島へ-日本最後の夕日を見て乾杯!(与那国島旅行1日目))
(与那国島旅行2泊3日の詳細と体験記事一覧はこちら→初めての与那国島旅行2泊3日-離島初心者の初心メモ)
与那国島最後の朝-切なさを味わう暇もなく
与那国島最終日。
朝方、ザっと雨が降ったみたいだけど、いい天気。

雨上がりの久部良港(photo by 夫)
宿の朝食サービスでもらったパンをかじりながら荷造りをして、10時前にチェックアウト。
最後に宿の女将さんがなにか一瞬ためらってから、また来てね!と少し冗談めかしたように言ってくれたのが、嬉しくもあり寂しくもあり…。いまさらながら与那国島って遠いんだなぁという実感がわきました。
そんなちょっぴり切ない気持ちで駐車場へ向かうと、なにやら絶賛イベント設営中。

ずらりと並ぶイベント用テント(photo by 夫)
そういえばこの週末は島の一大イベント「与那国島国際カジキ釣り大会」があるって、女将さんから聞いたっけ…なんて呑気に目を細めていたら、駐車していたレンタカーの周りにもすでに位置決めのテープが張り巡らされていて、大急ぎで荷物を積んで出発。
→「第36回 日本最西端 与那国島国際カジキ釣り大会」ライブ配信【YouTube】
久部良郵便局近くの駐車場にいったん止めて、少し久部良散策しようかなと車を降りたところで、フェリーよなくに出航の汽笛が聞こえてきました。
しまった忘れてた!フェリー出航の写真撮りたかったんだ!
カメラを取り出す余裕もなく港まで猛ダッシュ。

スマホカメラでは遠すぎるー

あっという間に行ってしまわれた…
なんだよ。もうちょっとおセンチな気分を味わわせてくれよ。ちょいちょい忙しいじゃないか…。
クブラウガン(久部良お嶽)を見学
気を取り直して、少しだけ久部良散策を。
まずは「久部良多目的集会施設」の横にあるクブラウガン(久部良お嶽)。お嶽は島の人たちの大切な場所なので、鳥居の外から勉強させてくださいとご挨拶。

クブラウガン
クブラウガンは、与那国島に10あるといわれているお嶽のうちのひとつです。
(関連記事→与那国島を観光した日その1-漁協食堂・西崎・比川集落(与那国島旅行2日目))
クブラウガンには、その昔、久部良港沖に異国船がやってきたとき、村の賢い女性の作戦で異国船を追い返したという伝説があります。現在は、海上安泰や大漁祈願を祈る場所でもあるそうです。(参考:『県立博物館総合調査報告書 6 (与那国島)』(1989)p.54)
その伝説とここにお嶽がある理由との関連性は調べきれませんでしたが、お嶽内にある2つの拝所のうち、ひとつは港の方を向いていました。

鳥居近くの拝所は港の方を向いている
もしかしたら、異国船を追い返した賢い女性の居住跡がお嶽になっているのかなぁ…ってこれは完全に素人の想像ですが。
東洋一といわれた「発田鰹節工場」跡の街並み
そしてもうひとつ、久部良で見ておきたかった場所がこちら。

「居酒屋いすん」や「大朝商店」がある通り
久部良港とつながっているこの川というか入江?沿いには、戦前、「発田鰹節工場」がありました。
「発田鰹節工場」は、宮崎県から来た人が、画期的な技術と設備を導入したことでそれはそれは繁盛して、与那国島の鰹節製造は東洋一といわれるほどに発展したんだとか。
ここに鰹節工場があったころの写真が、「DiDi与那国交流館」のサイトに掲載されています。
当時は工場近くまで漁船が入ってきてたんじゃないかという話もあったので、一度見てみたかったんです。
ふふふ。マニアックでしょ。満足。
このあと、チラッと久部良港にも行ってみたのですが、大した収穫はなかったので早々に撤退。
美しすぎる小さな砂浜-ダンヌ浜
そろそろ久部良集落を出てダンヌ浜へ。
ダンヌ浜は以前、SNS映えすると話題になった公衆便所があるところ。(トイレは現在立入禁止)

ダンヌ浜公衆便所
小さな砂浜なんですが、海がきれい!

ダンヌ浜の砂浜でパシャリ
きれいなぁ…きれいなぁ…とつぶやきながら、ひたすら写真を撮りました。

高台に登ってパシャリ
だけどあの美しさを写真に収める腕が無いんだなぁ…

波打ち際でパシャリ
ダンヌ浜は、前日の路線バス移動中に通りがかって、あまりの美しい景色に心の中でヒャーヒャー騒いでいた場所でした。
(2日目の記事→与那国島を観光した日その1-漁協食堂・西崎・比川集落(与那国島旅行2日目))
そのとき、ダンヌ浜に入る手前に見た草原がとても美しかったのでわざわざ写真を撮りにいったのですが、いざその場に立ってみるとバスから見た方がきれいだったなと。きっと目線の高さが違うんでしょうね。

ダンヌ浜近くに広がる草原
ちなみに、ダンヌ浜の近くにはその昔、檀野村(ダンヌ村)があったんだそうです。
雨の日に長居したい「DiDi与那国交流館」
ここでちょっとお手洗いついでに、祖納の「DiDi与那国交流館」へ。

DiDi与那国交流館
さっきの「発田鰹節工場」の写真があればサクッと見たいなと考えていたのですが、行ってみるとけっこう本格的な資料館なんですね。
すっごい興味があるけど見るんだったらじっくり腰を据えて見たい。ということで見学は断念。
でもとってもおもしろそう(interesting)な施設でしたよ。有料エリア以外にも与那国島のお嶽の地図とか年中行事の表が展示されていたり、小さなコーヒースタンドに与那国食材のなにかしらがちょこちょこ置いてあったり。雨の日だったら絶対長居してたと思う。
昼食は比川の「わかなそば」
そうこうしているうちに時刻は11時半。そろそろお昼の時間です。
この日は、狙っているお店がありました。
比川集落にある「わかなそば」です。

安心してください。開いてますよ。
与那国島の商店で度々見かける島の製麺所「前盛そば」の麺を使っていると知ったので食べてみたかったんです。
「わかなそば」のメニューは、わかなそばとごはんのみ。
私はたぶん並盛を注文。

わかなそば並盛
おいしい。
白濁したスープはたぶん豚骨だと思います。スープはとってもまろやかで少し薄味に感じるくらいやさしい味。だけどここに三枚肉が加わることで甘辛うまみの絶秒なバランスが整って、しあわせなんだなぁもう。ちょこっとのっているすりおろししょうががまたいいアクセントで、いつまでも食べていたいそばでした。
あぁ心身癒された。また食べたい。
わかなそばにあんまり感動したので、お店を出てすぐ、「比川地域共同売店」で前盛そばの麺を買いました。
出た!妖怪臨時休業!酒造所直営ショップで買い物ならず
比川集落に来たついでに、前日立ち寄った「与那国海塩」へ。
ここで小分けの塩を買って配る用のお土産にしようと思っていたら、なんということでしょう、お昼休憩のため一時閉店中。
離島旅のお昼時は気をつけないとね。
(前日の記事→与那国島を観光した日その1-漁協食堂・西崎・比川集落(与那国島旅行2日目))
お土産といえば、自宅用の泡盛は絶対島で買うと決めていました。
そもそも、与那国島に行ってみたいと初めて思ったきっかけは、「崎元酒造所」の与那国という泡盛が、とっても好みの味だったからなんです。
そういうわけで、いざ酒造所へ。
与那国島に現在残っている酒造所は2軒。「崎元酒造所」と、代表銘柄どなんの「どなん酒造」です。
崎元酒造所のショップはお昼に一時閉店するらしいので、まずは「どなん酒造」へ。
するとなんということでしょう、本日臨時休業のお知らせが。

店舗休業のお知らせ
ま、しゃあない。ということで、お次は「崎元酒造所」へ。
するとなんということでしょう、ここにも臨時休業のお知らせが。

臨時休業!(photo by 夫)
出たな~!妖怪臨時休業!祓っても祓ってもつきまとってくるのやめてもらえないですかね。
ま、しゃあない。としか言いようがないので泡盛はどこかの商店で買うことに。
だけど今になって思うと、あの臨時休業は「与那国島国際カジキ釣り大会」の設営に行ってたのかもしれないなぁ…なんて。知らんけど。
要するに、お昼時とイベント含む島の行事が近いときは気をつけなはれや!いえ…ご注意を。というお話でした。
というわけで、前半はここまで。
後半につづく→与那国島の名所旧跡を巡って石垣島へ(与那国島旅行最終日-後半)
(初日の記事→那覇空港乗り継ぎで与那国島へ-日本最後の夕日を見て乾杯!(与那国島旅行1日目))
(与那国島旅行2泊3日の詳細と体験記事一覧はこちら→初めての与那国島旅行2泊3日-離島初心者の初心メモ)


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