2025年7月1日、与那国島旅行2泊3日の2日目。
この日は丸ごと一日与那国島を観光した日。スタートダッシュは遅かったけど、おいしい定食、きれいな景色、島のお土産などなど、たくさんの魅力に出会えた一日でした。
話が長いので記事を分けますね。この記事は、その1。昼食の後、西崎と比川集落へ行ったお話。
（初日の記事→那覇空港乗り継ぎで与那国島へ-日本最後の夕日を見て乾杯！（与那国島旅行1日目））
（与那国島旅行2泊3日の詳細と体験記事一覧はこちら→初めての与那国島旅行2泊3日-離島初心者の初心メモ）
与那国生活路線バスで祖納のレンタカー屋へ
そっか…今与那国島にいるんだ。と思って目覚めた朝。
いい天気
この日は10時からレンタカーを予約していたので、9時28分「久部良港」バス停から与那国生活路線バスで祖納集落へ。
与那国生活路線バスで祖納へ
路線バスから見える風景がそれはそれはきれいで、ずっとスマホカメラをかまえていました。だけど動いてるバスから風景撮るのって難しいのね。
ちょっと待ってー（ダンヌ浜にて）
9時44分、「ナンタ浜」バス停降車。
ナンタ浜バス停降車（photo by 夫）
レンタカー屋は歩いてすぐなんですが、途中、少し回り道をして十山御嶽（トヤマウガン）へ。
十山御嶽（トヤマウガン）
十山御嶽は与那国島にある12か所のお嶽（祈りの場）の総本山だそうです。（参考：『与那国の歴史』池間栄三（1972）p.135）
鳥居の外からだけど、お邪魔してますと一言ご挨拶。
それから少し歩いて予約していたレンタカー屋「与那国ホンダ」に到着。
与那国ホンダ（photo by 夫）
手続きを終えたら、出発！
ENEOSの前を馬が行く
与那国のイオン?!「崎原商店」
時刻は10時過ぎ。レンタカー屋を出てまず向かったのは祖納にある「崎原商店」。
崎原商店
Googleマップの口コミによると“与那国のイオン”といわれているとか。
計画ではここで昼食用の弁当をゲットしてすぐに久部良の西崎を目指すつもりだったのですが、時間帯が悪かったのか弁当は見つけられず。あきらめてお出かけ用の飲み物などを購入。
それでも与那国のイオンといわれているだけあって、泡盛やお菓子や生活用品などかなり充実していました。クレジットカードも使えるし。
店内を隈なく見て回ったりお店の人とお客さんのやり取りを聞いたりしながら、少しばかり長居。
「漁協食堂」で刺身定食とフライ定食
車に戻って昼食をどうしようか会議した結果、久部良にある「漁協食堂」へ。
漁協食堂
まだ11時を過ぎたばかりだけど、お昼食べちゃえ。
何を注文するか迷いに迷って、刺身定食とフライ定食を夫とシェアすることにしました。
刺身定食（photo by 夫）
フライ定食
おいしかったー。刺身山盛りだったのも嬉しかったし、地魚のフライはサクッとしてふわっ。特にお気に入りはカジキの竜田揚げ。下味が絶妙でカリっとふわっと、ごはんに合う合う♪
漁協食堂大正解でした。また食べたい。
日本最西端！西崎でヒャーヒャーいう
さぁ、ここからやっと観光開始です。
まずは久部良集落からすぐの西崎（いりざき）へ。
久部良漁港越しの西崎（スマホで撮影）
西側の海は夕方になると西日が反射して白く見えるから、西崎は午前中に見ておきたかったのです。と言ってももうお昼だけど。
西崎の丘の上には灯台と展望台がありました。
西崎の灯台と展望台
そしてもうひとつ、日本最西端の碑。
最西端に、来たー！！
でも実は最近、最西端の位置が変わったらしく、厳密には西崎の下の海に見えるトゥイシという岩がリアル最西端なんですって。
→日本最西端、２６０㍍先へ 与那国島の岩を地形図に【八重山日報】
現在の日本最西端、トゥイシ
そんなことより、西崎から見える久部良港がとってもきれいで、ヒャーヒャーいいながら写真を撮ったり、
西崎から見えた久部良港
丘の上の一本道ってなんかいいよね。いいよね。とかいいながら写真を撮ったり、
比川へ続く一本道
しまいには休憩中のユンボまで撮り始めるなど、与那国の光と青と緑に舞い上がること15分。
きりがないので次へ。
「比川地域共同売店」でしか買えないお土産を
次は比川集落へ行ってみようぜ。ということで先ほど西崎から見えていた一本道へ。すると、第一与那国馬発見！（野生の）
与那国馬！（photo by 夫）
しばらく車内から馬を観察したあと、15分ほどドライブして「比川地域共同売店」に到着。
比川地域共同売店
ここはお土産によさそうなものや、少しだけ与那国島産の野菜や、少しだけお惣菜や、郷土資料など、かなりおもしろい売店でした。
じっくり時間をかけて見て回って、ここでしか買えないオリジナルトートバックを購入。
しわしわのままの写真でスミマセン
ドラマ『Dr.コトー診療所』ロケ地と比川浜
せっかく比川集落に来たので、ドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地へ。
ドラマ『Dr.コトー診療所』の診療所
でも実は私たち、Dr.コトー観たことないんですよ…。
なので診療所は写真だけ撮って、そのまま比川浜へ。
比川浜
与那国島に来て初めての砂浜。いいねぇ。
振り返ると山をバックに診療所。
比川浜から見る診療所
絵になるねぇ。
そうそう。Dr.コトー診療所のすぐそばには、今年完成したばかりの公衆トイレがありました。
比川浜公衆トイレ
とってもきれいで、足洗い場があって、屋上には展望デッキ。
トイレの屋上にある展望デッキ
きれいなトイレはありがたい。
「与那国海塩」で塩黒糖を即買い
比川浜から集落に入ってすぐのところにある「与那国海塩」ものぞいてみました。
与那国海塩
入り口にある小さな売店をのぞいていると、お店の人が出てきて塩黒糖を味見させてくれました。
うんまっ！塩黒糖うまー！
迷わず塩黒糖と、与那国島の塩が3種類入ったセットを購入。
与那国島の塩3種セットと塩黒糖
小さな売店の横は工場になっていて…ていうか工場の入り口に売店があったわけですが、そこにはヒタヒタと音を立てて湯気が上っている大きな釜がありました。
大きな釜
ここで与那国の海水を何日もかけて炊くんだそうです。
さっき買った3種の塩はもちろん与那国の海水から作った塩で、塩黒糖は与那国の塩と与那国の黒糖で作っているんですって。
いいねぇ、そういうの大好き。
いやぁ、比川集落楽しかったです。島のものが買えるし、でも生活感もあるし、おいしいそば屋もあるし（最終日に行った）。いつかまたゆっくり行きたいなぁ。
さて、比川集落を出た後は与那国島の名所、ティンダバナを目指したわけですが、長くなるのでここから先はまた次回。
お楽しみに～。
つづく→与那国島を観光した日その2-ティンダバナ・東崎・ナータ浜など（与那国島旅行2日目）
（初日の記事→那覇空港乗り継ぎで与那国島へ-日本最後の夕日を見て乾杯！（与那国島旅行1日目））
（与那国島旅行2泊3日の詳細と体験記事一覧はこちら→初めての与那国島旅行2泊3日-離島初心者の初心メモ）
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