2018年2月25日、読谷やちむん市に行きました。
読谷やちむん市は、毎年2月の最終土曜日と日曜日に、沖縄本島中部の読谷村で開催されている陶器市です。毎年たくさんの人でにぎわう大人気のイベントなんですって。
やちむん市に行くのは初めてでしたが、やちむん初心者の私たちでもすごく楽しめたので行ってよかったなと思っています。
ということで今日は、読谷やちむん市の思い出話です。
(2018年2月の沖縄滞在ダイジェスト&体験記事一覧はこちら→2018年2月沖縄長期滞在15日間ダイジェスト&2月の沖縄レポ)
読谷やちむん市はオープン前から大行列
私たちがやちむん市会場に行ったのは開催2日目の日曜日でした。会場は読谷村のファーマーズマーケット「ゆんた市場」前広場です。
実は、開催初日のオープン直前に、ゆんた市場の前を通ったのですが、会場周辺にものすごい行列ができていてビックリしました。若干引くぐらいの人の多さでしたよ。
2日目も私たちが会場に着いた時には結構な人で賑わっていました。
ゆんた市場の向かいの空き地が臨時駐車場になっていて、会場に近い場所はほぼ満車でした。私たちも車を停めて少し歩いて会場に向かいました。

たくさんの人で賑わっていた読谷やちむん市
会場内は、窯元さんの出店エリアの他にゆんた市場の軒下に飲食ブースがあって、地元のおやつや地元の食材を使った料理が販売されていました。
揚げたてのサータアンダギーもありましたよ。

目の前で揚っていくサータアンダギー(ぼかし加工をしています)
昼食はやちむん市の会場「ゆんた市場」で調達
しかし腹が減っては戦はできぬということで、まずはお昼ご飯です。昼食はやちむん市会場の「ゆんた市場」でお弁当とゆし豆腐を買って、ゆんた市場横にある「読谷村地域振興センター」の休憩スペースで食べました。

お弁当とユシ豆腐
途中、汁が欲しいと言って、夫が会場の飲食ブースでソーキ汁(ご飯付き)を追加購入。ソーキ汁、めっちゃおいしかったけど、ご飯がめっちゃちっちゃかったです(笑)。お弁当を買っててよかった。

ミニご飯付きのソーキ汁
やちむんを見ていられないほど土砂降りに
ご飯を食べ終わってモタモタしていると、外がなんだか暗くなってきました。ひょっとして雨降ってない?

暗雲垂れ込める会場
えー。せっかく今からやちむん見ようと思ってたのにー。とは思ったのですが、ここで浅はかなことをひらめいてしまいました。
もしかして、雨降ってるときの方が人少なくてゆっくり見られたりして…。
じゃあ小走りで行ってみるか。ということになり、テントに駆け込んだものの、えぇ、まぁ、大きな間違いでした。
あっという間にすっげー雨。

すっげー雨
やちむんをゆっくり見るどころか、その場からほぼ動けませんでした。
テントに溜まった雨水が突然滝のように落ちてきて、危険すら感じるレベルの雨。

テントに溜まった水を流さないと大変なことに…
結局ゆんた市場の建物に避難して、私たちはしばらくキャベツを見ていました。

やたらでかいキャベツ
雨上がりのやちむん市 人が少なくゆっくり鑑賞
さて、私たちがゆんた市場内に避難するとすぐに雨は上がり、日が差してきました。ここにきてやっと私たちのやちむん市がスタート。
やちむん市2日目の、すでに夕方に差し掛かる時間帯だったので、さすがに商品も少なく、後片付けをしているテントもありました。
でも、先ほどの土砂降りでかなり人が少なくなっていたので、ゆっくり見ることができましたよ。
やちむんと一言でいっても、窯元によって趣が全然違っていて、ここは女子向けのカフェみたいだな。とか、ここはなんだかモダーン。とか、なんて素朴でシンプルなんだ。みたいに、やちむんにもいろんな表情があることを知りました。
中でも、「陶芸 城」の金城敏幸さんの赤色は、めっちゃカッコイイ赤色でした。人間国宝の金城次郎さんの下で修業をされた方だそうです。

陶芸城の金城敏幸さんの作品
いつかこの赤が入ったお皿、我が家用に一枚欲しいなぁ。でも緊張して、お皿洗えないかもしれない…。
読谷やちむん市で買ったやちむん
会場を何周もグルグル回って、悩みに悩んで、自宅用のやちむんを3種類買いました。
ご飯用のマカイ(お椀)と、お魚用の長皿と、手塩皿2枚です。

やちむん市で買った器
実は、この子たちが我が家にやって来てから半年以上経つんですが、大事にしすぎてあんまり使っていません。
でもいつだったか、朝粥を炊いて、お気に入りの梅干と一緒にやちむんでいただきました。

お気に入りのやちむんで朝粥
ゾワゾワっと、朝から静かにテンションが上がりました。いい時間でしたよ。
今年の秋は、長皿に秋刀魚を盛りたいなぁ。
やちむんがわからなくても楽しいイベント
読谷やちむん市は、本気で買いたい人にもやちむんに初めて触れる人にも、おすすめのイベントです。
たぶん明確に買いたいものが決まっている人たちは、初日のオープン前から並んでゲットするんだと思います。
私は、なんとなく目が合えば欲しいけどわからなすぎて気後れしていたタイプでした。でもやちむん市会場でいろんな窯元さんのやちむんを見ているうちに、少しずつ自分の好みがわかってくるような感じがしました。
読谷やちむん市の開催は2月の最終土曜日と日曜日だそうです。まだ少し先ですが、来年の沖縄旅行、いつ行こうかな。と計画中でしたら、日にちを合わせてみるのはいかがでしょうか。
(2018年2月の沖縄滞在ダイジェスト&体験記事一覧はこちら→2018年2月沖縄長期滞在15日間ダイジェスト&2月の沖縄レポ)
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