今年(2018年)の2月、読谷やちむん市に行きました。
読谷やちむん市とは、毎年2月の最終土曜日と日曜日に、読谷村で開催されている陶器市です。毎年たくさんの人でにぎわう、大人気のイベントなんですって。
実際に行ってみた感じ、やちむん初心者の私たちでもすごく楽しかったので、行ってよかったなと思います。また行きたいし。
ということで今日は、読谷やちむん市の思い出話です。
読谷やちむん市はオープン前から大行列
私たちがやちむん市を見に行ったのは、開催2日目の日曜日。会場は読谷村のファーマーズマーケットゆんた市場です。
実は初日のオープン直前に、ゆんた市場の前を通りがかったのですが、会場周辺にものすごい行列ができていてビックリでした。若干引くぐらいの人の多さでしたよ。
2日目も、結構な人で賑わっていました。ゆんた市場の向かいの空き地が臨時駐車場になっていて、会場に近い場所はほぼ満車でした。私たちも、車を停めて少し歩いて会場に向かいました。
会場では、やちむんの出店エリアの他に、ゆんた市場の軒下に飲食系の出店ブースがあって、地元のおやつとか、地元の食材を使った料理が販売されていました。
揚げたてのサータアンダギーもありましたよ。
会場横の地域振興センターで腹ごしらえ
腹が減っては戦はできぬということで、まずはお昼ご飯です。メニューはゆんた市場で買ったお弁当とユシ豆腐。
ゆんた市場隣の地域振興センターに休憩スペースがあったので、そこでお弁当を食べました。
途中、汁が欲しいと言って、夫が『ソーキ汁(ご飯付き)』を買ってきました。ソーキ汁、めっちゃおいしかったけど、ご飯ちっちゃ!お弁当を買っててよかった。
土砂降りでやちむんどころではなく
ご飯を食べ終わってモタモタしていると、外がなんだか暗くなってきました。ひょっとして雨降ってない?
えー。せっかく今からやちむん見ようと思ってたのにー。とテンションが下がりかけたところで、私はよからぬことを思いつきます。
「これさぁ。雨降ってるときの方が、人が少なくてゆっくり見られたりして…。」
じゃあ小走りで行ってみるか。ということになり、テントに駆け込んだのはいいのですが、そうは問屋が卸さず。
あっという間にすっげー雨。
やちむんをゆっくり見るどころか、その場からほぼ動けませんでした。
テントに溜まった雨水が、突然滝のように落ちてきて、少し危険すら感じます。
結局ゆんた市場の建物に避難して、私たちはしばらくキャベツを見ていました。
読谷やちむん市は人が少ない夕方もあり??
これはいつも通りのことですが、私たちがゆんた市場内に避難するとすぐに雨がやんで、日が差してきました。ここにきてやっとやちむんを楽しめる環境が整いました。
やちむん市2日目の、すでに夕方に差し掛かる時間帯だったので、さすがに商品も少なくなって、後片付けをしているテントもありました。
でも、雨の後だったこともあって、人も少なくて、ゆっくり見ることができましたよ。
やちむんと一言でいっても、窯元によって趣が全然違っていて、ここは女子向けのカフェみたいだな。とか、ここはなんだかモダーン。とか、なんて素朴でシンプルなんだ。みたいに、やちむんにもいろんな表情があることを知りました。
中でも、陶芸城の金城敏幸さんの赤色は、めっちゃカッコイイ赤色でした。人間国宝の金城次郎さんの下で修業をされた方だそうです。
いつかこの赤色が入ったお皿、我が家用に一枚欲しいなぁ。でも緊張して、お皿洗えないかもしれない…。
読谷やちむん市でゲットしたもの
会場を何周もグルグル回って、悩みに悩んで、我が家用のやちむんを3種類買いました。
ご飯用のマカイ(お椀)と、お魚用の長皿と、手塩皿2枚です。
実は、この子たちが我が家にやって来てから、半年以上経つんですが、大事にしすぎてあんまり使っていません。
でもいつだったか、朝粥を炊いて、お気に入りの梅干と一緒にやちむんでいただきました。
ゾワゾワっと、朝から静かにテンションが上がりました。いい時間でしたよ。
今年の秋は、長皿に秋刀魚を盛りたいなぁ。
やちむんに触れるきっかけに
読谷やちむん市は、本気で買いたい人にも、やちむんに初めて触れる人にも、おすすめのイベントだと思います。
たぶん明確に買いたいものが決まっている人たちは、初日のオープン前から並んでゲットするんだと思います。
なんとなく目が合えば欲しいけどなぁ。と私もそのタイプだったんですが、なにせたくさんの窯元が参加しているので、いろいろ見ているうちに自分の好みがわかってきます。
やちむん市の開催は2月の最終土曜日と日曜日だそうです。まだ少し先ですが、来年の沖縄旅行、いつ行こうかな。と計画中でしたら、ぜひ検討してみてください。
→2023年の読谷やちむん市開催情報【よみたん社協共同販売センター】
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