沖縄に行ったら必ず食べる島豆腐。
自炊旅行の時は必ずスーパーへ買いに行くし、自分たちのお土産用に必ず買って帰ります。
島豆腐はそのものに塩気があるので、しょう油とかネギとかなしで食べてもおいしいんです。それに豆腐屋さんによって味や香りが違うので、毎日食べても飽きないです。
でも先日、沖縄のファーマーズマーケットでおいしそうな春菊を見つけた時に、この春菊を島豆腐で白和えにしたらおいしいんじゃないかとひらめいたんです。そして実際に作ってみたらおいしかったので紹介します。
調味料や調理道具が少ない自炊旅行でも簡単においしい一品がつくれますよ。
島豆腐を使った白和えのレシピ
必要な食材
- 島豆腐(パック) 1/3丁
- 春菊 1/2束
- 塩(下茹で用)小さじ1程度
- アンダンスー(油味噌) 大さじ1程度
必要な調理道具
- 皿
- お箸
- 鍋
- ボール
- 包丁&まな板
- キッチンペーパーなど水気を拭くもの
- しゃもじなど混ぜる道具
作り方
- 島豆腐は1cmぐらいの幅にスライスして皿に置いて30分ほど水切りする。
- たっぷりのお湯を沸かした鍋に塩を入れ、よく洗った春菊を茎の方から鍋に入れて1分ほど湯がいたら冷水で冷やす。
- 2の春菊の水気をしっかりと絞って3cmぐらいの長さに切る。
- 1の島豆腐の水気をキッチンペーパなどで押さえたら、ボールに入れてしゃもじで粗いペースト状になるようにすりつぶす。
- 4のボールにアンダンスーを入れてよく混ぜる
- 5に3の春菊を入れて和える
レシピっぽく説明すると長いですね。要するに下茹でした春菊を、すり潰した島豆腐と交ぜただけです。味付けはアンダンスーのみ。めっちゃ簡単。
島豆腐には元々塩気があるしアンダンスーは甘辛いみそなので、それらを混ぜるだけでおいしい白和えができます。あとは春菊の苦みと香りで味に奥行きがでますよ。
春菊以外にも小松菜やからし菜で作ってもおいしそうですね。
自炊旅行のコツは適当
ちなみに白和えのアンダンスーは大さじ1程度と書きましたが、だいたいティースプーンで3杯ぐらいの感覚です。適当に味見をしながら調節してください。
しゃもじはカレースプーンでも代用できるし、キッチンペーパーがなければ清潔なタオルでも大丈夫です。
なので包丁、まな板、鍋、それから混ぜたり盛りつけたりできる食器があれば、簡易キッチンのホテルでも作れるメニューだと思います。
なんなら島豆腐は手でワシワシっと混ぜて春菊は引きちぎって電子レンジでもいけるんじゃないかと…。私はまだ試していないですが。
島豆腐とアンダンスーがあれば
沖縄ならではの食材、島豆腐とアンダンスーは自炊旅行にとても便利です。
島豆腐は1パックが内地の豆腐よりも大きいので、買ってきた日はそのまま食べて、2日目は白和えとか、もし3日目まで残っていたらチャンプルーに使ったりと、腹持ちのいい一品を簡単に増やすことができます。
ちなみに沖縄のスーパーでは「あちこーこー豆腐」といって、作りたてで熱々の豆腐が買えるのでぜひ試してみてください。1日に数回豆腐屋さんがスーパーに配達しにくるので、その時間帯が狙い目です。
それからアンダンスーは調味料としても使えるし、白ごはんのお供にも、野菜スティックにも、田楽みそとして使ってもおいしいです。
最近の我が家のお気に入りアンダンスーは、ファーマーズマーケット糸満うまんちゅ市場で買える「天ぷらの店 具志堅」さんのやつ。味噌が濃すぎず甘辛バランスが絶妙でゴーヤースティックにもよく合います。
沖縄本島内だけでも豆腐屋さんやアンダンスーを作っているお店はたくさんあるので、滞在する地域のご当地島豆腐やアンダンスーをいろいろ試してみても楽しそうですね。
自炊旅行はそういう遊びができるから楽しいんですよ。
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