ブラタモリ宮古島1回目「宮古島・絶景バスツアー」ロケ地おさらい

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2025年5月17日放送のブラタモリは宮古島でした。宮古島編は3部作で、1回目のタイトルは「宮古島・絶景バスツアー」。

タモリさんが宮古島の絶景スポットをバスでめぐって、宮古島のサンゴと絶景の秘密を探っていました。

この記事では、ブラタモリ宮古島1回目「宮古島・絶景バスツアー」のロケ地をマニアックにおさらいします。

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ブラタモリ宮古島オープニング映像は狩俣小学校あたりから

ブラタモリ宮古島・絶景バスツアー。今回はバス旅ということでオープニングは観光バスの中でした。

バスは「中央交通」の二階建てオープントップバス

中央交通二階建てバス→大型バス52人乗り(オープントップ)【中央交通】

映像は宮古島の北部、狩俣小学校の前あたりから始まりました。

タモリさんが、橋がありますね~。宮古島には長い橋がある。と話していた海と橋がきれいに見えていた場所は、沖縄県道230号(池間大浦線)で西平安名崎方面への分かれ道があるあたり。

そしてバスの中では宮古島のイメージについて話題に。

宮古島初めてのタモリさんにとって宮古島は真っ平らな島のイメージがあって、浜辺で振り返って背伸びをすれば向こうの浜辺が見えると聞いたことがあるんだとか。

そうこうしているうちにバスは池間大橋を渡って池間島へ。朝日に照らされた風景がきれいでした。

ブラタモリ本編は池間島の「オハマビーチ」でスタート

そしてブラタモリ本編は池間島の「オハマビーチ」でスタート。

旅のお題は、

魅惑のリゾート宮古島~サンゴのシマの秘密とは?~

案内人は、宮古島市教育委員会 久貝弥嗣(くがいみつぐ)さん。

さっそく、魅惑のリゾートというのはわかるがサンゴの島に秘密はなさそう。というタモリ節を受けて、久貝さんが解説してくれました。

要点を素人なりにまとめると、

  • 宮古島がリゾートで人気になった理由のひとつに宮古ブルーといわれる青い海がある。
  • 宮古島の海が青いのは海辺の白い砂が反射して青く見える。
  • 白い砂の正体は砕けたサンゴ
  • つまり、宮古島の海が青いのはサンゴのおかげ。

ということでした。

さらに、宮古島自体もサンゴが積み重なってできた琉球石灰岩が隆起してできた島。つまり、サンゴでできた島だというお話でした。

サンゴのシマの秘密を探りに再びバスで出発

タモリさんたちはサンゴのシマの秘密を探りに再びバスで出発。

バスの中では、宮古島市は、宮古島、池間島、大神島、伊良部島、下地島、来間島の、6つの島に分かれているという話をしていました。

タモリさんは伊良部島と下地島が別の島だというのが信じられない様子でした。このシーンを使ったということは今後何かのヒントになってるということ?なのか?

と、ここで池間大橋を渡るバスの窓から見えたのが「西平安名崎(にしへんなざき)」。

西平安名崎があるということは「東平安名崎」もある。東平安名崎は宮古島最東端の岬。ということで、ここ(西平安名崎付近)から東平安名崎を目指しながら、宮古島のサンゴの秘密を探っていきましょう。みたいな感じでした。

池間大浦線から県道83号を経由して宮古島の街中へ

宮古島にはハブがいないという話で盛り上がっているうちに、バスは宮古島の街中へ。

おそらく県道230号(池間大浦線)から県道83号を経由して県道78号を通るルートだと思います。

そして、「あたらす市場」を通過してさらに南へ。

「あたらす市場」の詳細【JAおきなわ】

ブラタモリ宮古島絶景バスツアーで通過した「あたらす市場」

JAファーマーズマーケット「あたらす市場」

ここでバス内では「ん」から始まる言葉が話題に。

宮古島の言葉では、

  • ん~なぬ=みんなの
  • んみゃーち=ようこそ
  • んつ=道
  • んた=土

「ん」から始まる言葉が多いのが宮古島方言の特徴なんだそうです。

ちなみにこの話題のきっかけになった「んまがぬ家」のんまがぬは、孫のという意味だそうです。

「んまがぬ家」の詳細【食べログ】

4つの断層を越える道は県道246号(城辺下地線)

さて、いよいよバスは島の秘密がわかるポイントへ。

久貝さんが指したのは、道と並行するように連なっている小高い丘。

場所は県道78号から南に曲がる道、県道201号(友利線)に入ったところから見える丘でした。

ここでタモリさん、珊瑚礁の島に断層はあるのか?と疑問をもちつつ、この丘が断層だと気づくんですね。

そしてバスは、宮古島いさお君が立っている丁字路を左に曲がり、県道246号(城辺下地線)へ。

つまり、先ほどの小高い丘(断層)に背を向けて走り始めました。

すると、道の先にはまた丘陵(断層)が。

そしてバスが断層を越えて坂を下ると、遠くにまた断層、それを越えるとまた断層と、最初の小高い丘から合わせて4つも断層が並んでいることがわかりました。

ここで久貝さんの解説。

宮古島には同じ方向に断層が走っている。

宮古島の主要活断層帯(地理院地図)

宮古島の主要活断層帯(地理院地図)

その理由は…(ここからあまり理解できていないのでグダグダな感じでまとめると、)

宮古島からずっと南方の海底ではフィリピン海プレートが沈み込んでいる。そして宮古島からずっと北方の海底では沖縄トラフという溝が広がってきている。宮古島には沖縄トラフから力が加わって左右に引っ張られているから平行に走る断層が生まれた。(…左右ってなんだよ(笑)すみません。地図で見るときっかり東西じゃないのでなんて書いたらいいのか分かりませんでした。)

ということだそうです。

引っ張られて断層ができるというのがピンときませんでした。押されてクシャっとなるなら分かるんですけどねぇ。基礎知識がないもので…。

ま、それはさておき、宮古島は断層がシマシマに走っているシマシマの島。だから旅のお題も“サンゴのシマ”というふうに「島」をカタカナで書いていたんですね。

「東平安名崎見晴台」から岬の断層を確認

そしてバスは県道246号から県道83号を通るルートでいよいよ「東平安名崎」へ。

久貝さんによると、東平安名崎は宮古島随一の絶景スポットなんだそうです。

そういって到着したのは、東平安名崎を見渡せる「東平安名崎見晴台」。

ここから見ると東平安名崎も断層でできていることがわかりました。そして、最初に池間大橋の上から見た西平安名崎も断層の岬。

つまり、この日タモリさんたちは西平安名崎あたりから断層をめぐって東平安名崎までやってきたんですね。

宮古島がサンゴの島だとわかる東平安名崎の先端へ

そしてバスは東平安名崎の先端へ。

岬には一面に琉球石灰岩が見えていて、宮古島がサンゴの島だというのがよくわかる場所でした。

ブラタモリ宮古島ロケ地東平安名崎の琉球石灰岩

東平安名崎の琉球石灰岩

宮古島は平らな島ではない。断層の島だった。

というタモリさんの一言が、今回の旅のお題、“サンゴのシマの秘密”だったということなのかな。

サンゴによって生まれた宮古島は、サンゴの砂に反射する青い海と、断層があるから生まれた高台からの絶景のおかげで、魅惑のリゾートの島となった。というのがこの回のまとめなんだと思いました。

宮古馬を見にきたのは「宮古馬放牧場」

と、これで終わりかと思いきや次は宮古馬の牧場へ。サンゴと断層でできている島ならではの暮らしの秘密を探りにやってきました。

牧場は東平安名崎にわりと近い「宮古馬放牧場」。

宮古馬放牧場における見学のご案内【宮古島市】

タモリさんたちをお出迎えしたのは、雌馬のきよちゃんクララちゃん

宮古馬は、宮古島で農耕などに利用されていた在来馬で、沖縄の天然記念物に指定されているそうです。

蹄鉄がいらないほとひづめが固く締まっているのが特徴で、ゴツゴツしたサンゴの上を歩くのに適していたんだそうです。さらに、断層が多い宮古島の段々を乗り越えるにも馬が役立ったんだとか。

だから、サンゴと断層の島の暮らしに欠かせない宮古馬を見にきたというわけですね。

と、ここでブラタモリ宮古島1回目は終了。

次回のテーマは「サンゴと断層×島の暮らし」だそうです。楽しみ♪

それにしても、宮古島をバスでめぐるのいいですね。宮古島の海はほんとに青いから、バスの高さで見る景色は最高だろうなと思いました。

1日観光バスツアー付!宮古島ツアー【HIS】

・2回目のおさらい記事→ブラタモリ宮古島2回目「宮古島・暮らしの秘密」編ロケ地おさらい

・3回目のおさらいその1→ブラタモリ宮古島3回目「悠久の楽園」編ロケ地おさらいその1-伊良部島

・3回目のおさらいその2→ブラタモリ宮古島3回目ロケ地おさらいその2-島尻集落&新城海岸

(関連記事→初めての宮古島旅行-わけわからなすぎたので初心メモ

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