さときびズースをご存知でしょうか

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今帰仁城跡の入り口へ向かう途中、いつも気になっていた売店がありました。

その売店が、これ、

今帰仁城跡の入り口手前にある売店

今帰仁城跡の入り口手前にある売店

今帰仁城跡に行かれたことがある方は、たいていこの売店の前を通っているはずです。

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気になる看板

この売店の何が気になるって、この個性的な看板たちです。

さときびズースの看板【今帰仁城跡】

気になる看板たち

まずは右端の看板から。

『城(ぐすく)の茶屋』は、おそらくお店の名前かな。『何も足さない』と、その隣に追加された『引か』、これは勝手に「何も足さない。何も引かない。」と脳内で変換して読んでいました。『世界唯一』、そうだったんですね。以下、メニュー。

そして真ん中の看板。

『本場さときび』、いいですねぇ。本場という言葉に弱いです。以下、メニュー。

…え?ズース?『さときびズース』?『ひらみーたズース』???

さて、とっても不自然に話を引っ張りましたが、この看板にある『さときびズース』というのが、前々から気になっていたので、今回、思い切ってチャレンジしてみました。

急な展開

さときびズースというのは、サトウキビの生搾りジュースのことです。もう1種類の『ひらみーた』というのは、ヒラミレモン、つまりシークヮーサー入りのサトウキビジュースなんだと思います。

さて本題。私たちがさときびズースにチャレンジしたのは、今帰仁城跡の散策後でした。

お店の前に座っていたおっちゃんに声をかけると、いきなり
「はい。カメラの用意!」
とおっちゃんが言いだしました。

意味が解らずオロオロしていると、ここから、あれよあれよという間に事が運びます。

「はい。あなたはここに立つ。はい。男(夫)はここに立つ。はい。カメラは男!」
テキパキと立ち位置の指示があり、
「はい。あなたこれ持って。」
とサトウキビの幹を渡され、
「はい。この機械に突っ込む。はい。そして顔だけ右向け~右~!」

そして、ダダダダダダー。と吸い込まれていくサトウキビ。

生搾りサトウキビジュース【今帰仁村】

ジューサーに吸い込まれていくサトウキビ

どうやら、おっちゃんは、ベストショットを演出してくれていたようでした。

うん。おっちゃんありがとう。でもうち、そういうのいらんねん。

夫は気を利かせて、手元だけの1枚を撮っていてくれました。さすがだわ。

さときびズースの味

なんやかんやで、ゲットしたさときびズース。

城の茶屋のさときびズース

さときびズースの完成

一口飲んでみると、うまーい!あまーい!

味は、ホントにおいしかったです。サトウキビの生搾りジュースって、もっと青臭い、草みたいな臭いがするのかと思っていたのですが、そうじゃなかった。青臭いとかじゃなくて、フレッシュな爽やかさを感じる風味。それと、イヤミのない甘さ。

清々しくてサラサラ染み渡っていく甘いジュースでした。これは今帰仁城跡の散策後に飲んで大正解です。

もう。こんなにおいしいんやったら、もっとスッと飲ましてくれたらええのに。とか、言わんよ。サービスで体験させてくれたのよ。きっとインスタ映えするはずよ。(おっちゃん、いじりすぎてごめんなさい。)

皆さんも、今帰仁城跡散策の後にはぜひ、さときびズースを。楽しくて、おいしいよ。

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