沖縄本島北部の今帰仁村にある世界遺産今帰仁城跡。その入り口付近に、ずっと気になっている売店(?)がありました。
お店の名前は「城の茶屋」。

今帰仁城跡の入り口付近にある「城の茶屋」
お店の看板にある“さときびズース”がずっと気になっていました。きっとさとうきびジュースを飲ませてもらえるお店なんだと思うけど、看板が個性的すぎて、今までお店に入ったことはありませんでした。
しかし2018年7月、思い切ってチャレンジしてみることに。
看板から読み取る「城の茶屋」のメニュー
「城の茶屋」へ入る前に、せっかくなんで個性的な看板をご紹介させてください。

「城の茶屋」さときびズースの看板※2018年7月時点
まずは右端の看板から。
“城(ぐすく)の茶屋”は、店名ですね。
“何も足さない”の隣に“引か”が追加されているだけなのに、私は勝手に、何も足さない。何も引かない。と読んでいました。
そして“世界唯一”の後にいくつかメニューが続きます。(※2018年7月時点)
- さとうきびと泡盛1000円/500ml
- 黒みつ1000円/500g
- さとうきびジュース1000円/500ml
そして真ん中の看板。
“本場さときび”の後に続くメニュー。(※2018年7月時点)
- さときびズース300円
- ひらみーたズース400円
そう、このさときびズースの看板が前々からずっと気になっていたのです。
もうとっくにお分かりだとは思いますが、さときびズースはサトウキビの生搾りジュースのこと。
そしてひらみーたズースは、ヒラミレモン=シークヮーサーが入ったサトウキビジュースのことでした。
サトウキビ生絞り体験だけでなく撮影演出まで
さて、私たちがさときびズースにチャレンジしたのは、今帰仁城跡の散策後でした。
てっきり、注文して支払いしてジュースを受け取ればさときびズースが飲めるものだと思っていたら、お店のおっちゃんは突然、はい。カメラの用意!と私たちに言うのです。
意味が解らずオロオロしている私たちにおっちゃんは、はい。あなたはここに立つ。はい。男(夫)はここに立つ。はい。カメラは男!と立ち位置の指示をして、はい。あなたこれ持って。とサトウキビの幹を渡され、はい。この機械に突っ込む。はい。そして顔だけ右向け~右~!
と同時にダダダダダダー。と吸い込まれていくサトウキビ。

搾り機に吸い込まれていくサトウキビ
どうやら、おっちゃんは、サトウキビ生絞り体験のベストショットを演出してくれていたようでした。
うん。おっちゃんありがとう。でもうち、そういうのいらんねん。
困惑しまくっている私に気づいた夫は気を利かせて、手元しか写っていないショットを撮っていてくれました。さすがだわ。
さときびズースおいしい!今帰仁城跡散策後に最高
なんやかんやで、ゲットしたさときびズース。

さときびズースの完成
一口飲んでみると、うまーい!あまーい!
味はほんとにおいしかったです。サトウキビの生搾りジュースって、もっと青臭い、草みたいな臭いがするのかと思っていたのですが、そうじゃなかった。青臭いとかじゃなくて、フレッシュな爽やかさを感じる風味。それと、イヤミのない甘さ。
清々しくてサラサラ染み渡っていく甘いジュースでした。これは今帰仁城跡の散策後に飲んで大正解です。
もう。こんなにおいしいんやったら、もっとスッと飲ましてくれたらええのに。とか、言わんよ。サービスで体験させてくれたのよ。きっとインスタ映えするはずよ。(おっちゃん、いじりすぎてごめんなさい。)
皆さんも、今帰仁城跡散策の後にはぜひ、さときびズースを。楽しくて、おいしいよ。
→「世界遺産今帰仁城跡」観覧料最大20%オフチケットあります【アソビュー】
(関連記事→今帰仁グスク(今帰仁城跡)の見どころを自分なりに案内してみる)
(2018年7月の沖縄旅行まとめ&体験記事一覧はこちら→夏の沖縄旅行を本部町拠点にしたらめっちゃ良かった)
コメント