沖縄の台風は接近しただけでも怖かった

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2017年9月に沖縄で長期滞在をしていた最終日、沖縄には台風18号が接近していました。

私たちが滞在していたのは沖縄本島の南部で、台風18号は宮古島に向かう進路をとっていました。

進路予報も本島には上陸しないという話で、少し接近しているだけのはずなのに、怖いと感じるほどの大嵐でした。

眠れない夜

いよいよ明日は離島方面の飛行機が欠航するぞという日の夕方、本島南部の空はどんよりとしていて雨がパラついていました。でも風がそんなに強いわけでもなく、海を眺めに行ける余裕がありました。

遠くの波はさすがに荒くて、白い波を見ながら、
「荒れた波でも沖縄の波は青いよね。」
なんてのんきなことを言っていました。

台風接近前の沖縄の海(2017年9月)
荒れた波も青く見えた

天候がいかにも台風らしくなってきたのはその日の夜、もう寝ようかという時間帯でした。

だんだんと雨風が激しくなって、窓ガラスに叩き付けられる雨粒の音や、窓が風で押される音で夜中に何度も目が覚めました。目が覚めるたびに警報が出ているはずとスマホを見るのですが、いつまでも注意報のままで警報に変わりません。

空の上の方で風が吠えるような音がしていて、突然パンッと光ったかと思ったら、1発だけ雷がドンッと落ちました。

寝ている場所がテラス窓のそばだったので、何か飛んできて割れやしないかと冷や冷やしながら眠れない夜を過ごしました。

沖縄の人にとっては普通の日

朝になって、さすがに警報が出てるでしょ。と思うのですがまだ注意報のまま。こんなん大阪だったら確実に警報レベルで電車は止まってるはずよ?と思いながら車に乗ったら、道端では普通に道路工事をしていました。

ラジオでは、
「昨日の夜にね、お気に入りのコートをベランダに干してたら、風で飛ばされちゃって。ショックなんですよ~。」
と話しています。

え?昨日のあの天気でベランダに干す?と思って見てみたら、確かにみなさんベランダに洗濯物を干していました。

もう私にとっては大嵐なんですけど、街中では生活が普通に流れているギャップに若干パニックでした。

レンタカー屋のお兄さんに空港まで送迎してもらいながら、
「今日のこの天気は、沖縄では普通の日なんですか?」
と聞いたら、
「あ、はい。普通の雨の日ですね。」
とのこと。

恐るべし、沖縄。ウチナンチュ、台風に強い!

台風接近で感じた危険

沖縄に人にとっては普通の雨の日だったそうですが、台風や悪天候に慣れていない私にとっては危険だと感じたことは多々ありました。

なので沖縄の台風接近時に感じた危険を書き出してみます。

しかしこれはあくまで注意報レベルの接近時です。上陸予報の時や警報が出ているときは外出するのも危険なので、ホテルや旅行会社などの案内に従ってください。

不意な強風で扉に挟まれる

台風接近時の風は、強風が吹き続けているというより、急な突風が不規則にやってくる感じでした。

あれ?もう風弱まった?と思って外に出たら、いきなり強い風が吹いて玄関の扉が勢いよく閉まることもありました。車のドアも、荷物を出し入れしている間に体ごと挟まれたり、突然大きく開いたり。

子どもさんがいる方や、路上に駐車して乗り降りする時は気をつけないと危ないと思いました。

帽子や手荷物は突然飛ばされる

ぴったりサイズで深くかぶっていた帽子が突然風で飛ばされました。これも台風特有の突風が吹いたときでした。

今まで一度も飛ばされたことがない、しっかりフィットの帽子だったのですが…。両手に荷物を抱えていたので、あっと思ったときには数メートル先まで転がっていきました。

それにお土産などの紙袋も、風に吹かれて上下前後にグリングリンと暴れます。

風で飛ばされたものが車道に飛び出していったり、とっさなことでバランスを崩したら危険だなと思いました。

高速道路で立ち往生

車で移動中、特に高架や橋を渡るときに、風でガンガン車が揺れていました。あんまり怖かったので、今日は高速使わないでと夫にお願いしました。

さらにレンタカーを返却して那覇空港に着いたら、突然の豪雨。向こうの景色も鼠色だった空も、真っ白に見えるほどの激しい雨でした。

沖縄台風接近時の急な豪雨(2017年9月)
台風接近時の急な豪雨
台風接近であっという間に水浸しに(2017年9月那覇空港にて)
道路もみるみるジャバジャバに

この滞在中に高速道路でゲリラ豪雨に遭遇していた私たちは、あの恐怖に突風の恐怖もプラスされるなんて耐えられんと思いました。

過去記事参照→9月の沖縄は暑い-2週間滞在して体感した天気

台風接近時は高速道路を使わなくてもいいように、急な悪天候でも様子を見ながら移動できるゆとりが必要だと思いました。

台風が過ぎても波は高い

2015年7月に台風一過の沖縄に滞在したことがあります。空は快晴でとても気持ちよかったのですが、海はまだまだ大しけでした。

早朝のビーチへ日の出を見に行ったときは、岩場に打ち付ける波の音がドーンドーンと鳴り響いていてすごい迫力でした。

台風が過ぎても波は高い(沖縄宇堅ビーチにて)
ドーンと波が打ちつけていた

台風が過ぎて空の天気は回復しても、海の影響は長引くようです。マリンレジャーを計画している方はくれぐれも慎重に。管理事務所などに確認を取ってくださいね。

沖縄で感じる自然

沖縄でこういう悪天候に遭遇すると、自然を前にして人間がどれほどちっぽけなのかに気づかされます。でも自然は恐怖だけではなくて、人間には創ることのできないたくさんの豊かさも与えてくれます。

沖縄で見た夕日
沖縄で見た夕日

沖縄に行くと毎回、恐怖を感じたり感動したり、いろんな形で自然の大きさとか偉大さを感じます。

普段都会ボケしている私にとっては怖いと感じることもたくさんあるけど、だからよけいに沖縄へ行くと、生き物として基本的なことを思い出せる気がします。

台風は怖いけど、でも沖縄に住みたい。と思うほど好きな理由の一つはそういうところなんだと思います。

【追記】9月の滞在の体験記事一覧

沖縄行きの飛行機を個人手配しました

長期滞在のレンタカーってどうしてる?

9月1日から沖縄に2週間滞在してきました

9月の沖縄は暑い-2週間滞在して体感した天気

那覇 県庁前駅近くのホテルサンパレス球陽館に宿泊しました

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