国頭村桃原「金萬神社」からの奥間鍛冶屋&腑抜けの乾杯【沖縄14日間滞在9日目-後編】

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2022年5月19日。沖縄14日間滞在9日目の旅行記、後編。

午前中(前編)は展望台からの眺めとおいしいうちなー弁当を楽しんで国頭村までやってきました。

午前中の旅行記→大宜味村の展望台とおいしいうちなー弁当【沖縄14日間滞在9日目-前編】

午後からは国頭村の桃原と奥間の史跡を目指してぷらり歩き。桃原では「金萬神社」、奥間では「奥間鍛冶屋跡」を見に行きました。

帰りにちょっとハプニングに見舞われて腑抜けたままの乾杯になったけど、おいしかったことまでは覚えてる。濃厚な一日後半の記録です。

(初日の記事はこちら→午後発で沖縄へ「那覇ビーチサイドホテル」にチェックイン【14日間滞在初日】

(この旅行のダイジェスト&体験記事一覧→2022年5月久々に観光を楽しんだ沖縄14日間(晴れた日に限る)

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桃原ぷらりの目的は「金萬神社」

国頭村の集落歩き、まずは桃原の集落をぷらっと。

ド平日の昼下りということもあって、桃原集落はとても静かでいい雰囲気でした。

例えばフクギ並木があったり、

国頭村桃原のフクギ並木

沖縄って感じ~

無人販売の豆腐屋さんがあったり。

国頭村桃原の豆腐屋「やんばる家玉栄」

やんばる家玉栄

「夫婦の愛情たっぷり、あちこーこー豆腐 建設業から転身、二人三脚で16年」(2020年5月19日付)【琉球新報】

でもなぜいきなり桃原でぷらり歩きしたのかというと、桃原にある「金萬神社」を見に行きたかったからです。

金萬神社(国頭村桃原)

金萬神社

「金萬神社」=カニマン神社。

沖縄で“カニマン”といえば鍛冶と関わりがある場所(と勝手に思っている)。それでここは桃原発祥の地で、隣の奥間というところからやってきた人が住み始めた屋敷跡だそうです。

奥間は琉球の時代に鍛冶の技術が発達していたところ。っていうか細かいことを言うと、桃原もつい最近(大正時代)までは奥間の一部だったそうです。

さてさて、そんな前フリをしつつ、奥間地区へ行きますよ。

奥間の「奥間鍛冶屋(奥間カンジャヤー)」

次に訪れたのは、国頭村奥間の「奥間鍛冶屋発祥の地」と書かれた石碑がある場所。

奥間鍛冶屋発祥の地の石碑(国頭村奥間)

奥間鍛冶屋発祥の地の石碑

ここは「奥間鍛冶屋(奥間カンジャヤー)」とか、「東鍛冶屋(アガリカンジャヤー)」といわれています。ま、なんせ鍛冶屋跡です。

奥間鍛冶屋(奥間カンジャヤー/国頭村奥間)

奥間鍛冶屋の祠

祠には鍛冶場で火をおこす“ふいご”が祀られていました。

奥間鍛冶屋の祠に祀られている「ふいご」(国頭村奥間)

火に風を送る「ふいご」

奥間鍛冶屋と尚円王の伝説

ここがいつから鍛冶屋だったのかは調べきれなかったのですが、奥間鍛冶屋は琉球王国時代に一人の青年を助けて密かに住まわせたことで有名です。

その青年は後に出世して尚円王となり、奥間鍛冶屋で助けてもらった恩返しに土地(役職)を与えました。奥間鍛冶屋の長男は鍛冶屋を継ぐということで、次男が尚円王の恩返しを受け取り、山を開墾してそこに住み始めました。

その次男が住み始めたという場所が、国頭村桃原の「金萬神社」。どや!

…うん。私の話が下手すぎてオチが弱いけど、そういう歴史のストーリー的なものを感じたくて見に来たのでした。あと、奥間系の歴史を調べているとちょいちょい日本人の話が交差してくるので気になっているのです。その辺の話は長いのでまた別で書きます。たぶん。

ストーリーといえば、奥間鍛冶屋の祠があってその前が小さい庭みたいで、小川が流れていてそこに橋がかかっている風景が、なんかこう、映画のセット…いや違うな…今にも奥間大親がひょこっと出てきそうな感じがして、いいなぁと思いました。

国頭村奥間の奥間鍛冶屋跡(奥間カンジャヤー)

お邪魔いたしました。

とはいえ自然豊かで湿気があるので、虫よけスプレーは必須です。とても綺麗に手入れされているんですけどね。

腑抜けの夜に乾杯

桃原と奥間をぷらぷらしているうちに夕方になり、ちょこっと買い物をしているうちに雨が降ってきたので、さっさと今帰仁村の部屋に帰って乾杯です。

沖縄滞在9日目の乾杯メニュー

乾杯いえーい!

乾杯メニューは、

  • 島どうふ(やんばる家玉栄)
  • うちなー天ぷら(いか/なかそね鮮魚)
  • さしみ盛り合わせ(なかそね鮮魚)
  • 無限ピーマン
  • 丸オクラお浸し
  • ゴーヤースティック

「やんばる家玉栄」の島どうふ(国頭村桃原)

国頭村桃原をぷらりしているときに買った「やんばる家玉栄」の島どうふ。

「やんばる家玉栄」の島どうふ(国頭村桃原)

「やんばる家玉栄」の島どうふ220円

玉栄の島どうふは確か、豆の味が濃くて島どうふにしては塩気が控えめで素朴な味わいだったはず。

玉栄では島どうふの他に、ゆしどうふ、豆乳などがありました。

やんばる家玉栄の目印

この看板、好き。

とっても雰囲気はいいんですけど、計算やお釣りのことを考えると近くのストアーなどで買った方がいいかもとは思いました。あと、保冷バッグ&保冷材は必須です。

「なかそね鮮魚店」の刺身とうちなー天ぷら(名護市仲尾次)

帰りに刺身を買ったのは名護市仲尾次の「なかそね鮮魚店」。

なかそね鮮魚店(名護市仲尾次)

なかそね鮮魚店

珍しく小さいサイズの刺身盛り合わせがありました。確か500円くらい。

なかそね鮮魚店の盛り合わせ(小)

小さいサイズの盛り合わせは嬉しい

そしてなかそね鮮魚のうちなー天ぷらは確か、衣の厚みと味の加減が気軽でおいしかったはず。気軽って…。

なかそね鮮魚店のうちなー天ぷら(名護市仲尾次)

ウスターソースももらえました

電気が走るくらい動転した話

と、さっきからちょいちょい味の記憶が曖昧なのには理由がありまして…。

実はこの日の帰り道、ゆっくりバックしてきた車が私たちの車に絶対気付いてないやつこれ!という大ピンチがありまして…。とっさの判断で後ろに逃げることができたので何事も起こらなかったのですが…。

そういう時って、指先にピリピリっと電気が走るぐらい動転しません?

いや、この時の私がそれくらい動転してまして…。ただ、がんばって平静を取り戻そうとしてもしょうがないので、一晩寝たら治るわということにしてそれ以降の時間は腑抜けのまますごしたんです。(食欲はあったのでマブイは落としてないはず)

そういうわけで、おいしく楽しく飲み食いしてたけど、どんな風においしかったのかをはっきり覚えていないんです。なんだかもったいない…。けどいいさ、また買いに行くさ。

と、ふわふわした感じで長かった一日は終了。やっぱり天気がいいといろんなことができますね。充実していて長く感じる。

さて、翌日は雨予報だけど2日連続で出かけて少し疲れていたところ。ちょうどいいということにしましょう。

つづく→我部祖河食堂のテイクアウト&食べたもの日記【沖縄14日間滞在10日目】

滞在初日の記事→午後発で沖縄へ「那覇ビーチサイドホテル」にチェックイン【14日間滞在初日】

この旅行のダイジェスト&体験記事一覧→2022年5月久々に観光を楽しんだ沖縄14日間(晴れた日に限る)

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